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公開 2016年03月05日  

【生後5カ月】身長・体重・授乳間隔・ミルクの量・夜泣き対策・生活リズム・育児のポイントまとめ

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泣いて、授乳して、寝るの繰り返しだった赤ちゃんにだんだんと成長が見られるようになってきましたね。赤ちゃんにとっては毎日が刺激でいっぱい!お母さんやお父さんは赤ちゃんの成長にワクワクしたり不安になったりすることでしょう。

どんなことが出来るようになるのかな?生後5ヶ月の成長を見てみましょう!


目次 生後5ヶ月の赤ちゃんの特徴
【男女別】生後5カ月の赤ちゃんの身長・体重
生後5ヶ月の授乳間隔・授乳時間・ミルクの量
生後5ヶ月の赤ちゃんの生活リズム・変化
生後5ヶ月の子育てで気を付けたいポイント!
まとめ

生後5ヶ月の赤ちゃんの特徴

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■ごはん
個人差がありますが、授乳量が増えてどんどん母乳やミルクを飲むことができるようになります。食べ物や食べていることに興味を示し始めたら離乳食を開始するサインです。そのまま飲み込めるようにトロトロの離乳食を与えてあげましょう。「ごくん」と飲み込むことがまだ十分できませんので、よだれや口に入れた離乳食が垂れてしまいます。そのままにしておくことは口の周りのかぶれへと繋がりますので、きちんと拭いて清潔にしてあげましょう。

■運動
しかしその割には運動量が少ないので、ぽっちゃりでぷにぷにの体をしています。触ってとても気持ちのいい時期です♪運動量が少ないと言っても、足や手の力はだんだんと強くなります。足を地面に付かせると地面を蹴ってピョンピョンと飛び跳ねるような動作をし、手はおもちゃをしっかりと握れるようになります。

そして寝返りを始めたり、完了したりしている赤ちゃんもいます。「うちの子はまだ寝返りしない」と心配しないでください。それは仰向けが好きなんです♪色々なことに興味を持ち出すと、自然に寝返りも始めます。

赤ちゃんの顔の近くに興味のありそうなおもちゃなどを置いてみると、それを取ろうとして寝返りをし始める赤ちゃんもいますよ。その時に寝返りしにくい洋服を着せていては、頑張ろうとしている赤ちゃんの心が折れてしまいがち。寝返りの練習を始めたら動きやすい服装を選んであげてくださいね。

■成長には個人差があります
この時期から身体が大きかったり・小さかったり、寝返りが出来ていたり・出来ていなかったり、と個人差が出てきてお母さんやお父さんが心配に思うことが多くなってきたように感じられがちですが、それは赤ちゃんそれぞれの個性です。それほど気にすることはありませんので、心配したりほかの子と比べたり心配したりし過ぎずに子どもの成長を見守りましょう

【男女別】生後5カ月の赤ちゃんの身長・体重

生後5ヶ月の赤ちゃんの身長や体重の変化は緩やかになってきます。

■男の子
・身長・・・・62㎝~71㎝
・体重・・・・6.29kg~9.55kg

■女の子
・身長・・・・60cm~69cm
・体重・・・・5.90kg~8.50kg

男の子と女の子では見た目の大きさに差が出てくる頃です。あくまでも平均値ですので、この範囲に入らないからといって心配することはありません。数字を見ていただくと分かるように個人差がかなりあるのです。

また、授乳量にも差が出てきて「こんなに飲ませても大丈夫なの?」などという心配も出てくるかもしれませんが、身長と体重のバランスが取れていて元気に体を動かし授乳もしっかりしているのであれば、それは個性ですので大丈夫です!

もしどうしても赤ちゃんの体のことなどで心配なところがあるという場合は、かかりつけの小児科や6~7ヶ月健康診査の際に相談されると良いでしょう。

生後5ヶ月の授乳間隔・授乳時間・ミルクの量

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授乳間隔や授乳時間が定まってきて、短い時間でたくさん飲めるようになります。

・授乳間隔/授乳時間・・・・4時間間隔が好ましい
・授乳量・・・・ミルクは1日200ml~220mlを4~5回。母乳は赤ちゃんが飲みたいだけ


また、この頃から離乳食が開始となる赤ちゃんもいます。

■離乳食開始のポイント
・首すわりが完了していて、支えてあげれば座ることができる
・よだれがたくさんでる
・おもちゃなどを口に入れる
・大人が食べているところをじっと見ている
・食べ物を手に取ろうとする

こんなサインがでたら、離乳食を開始してみるといいですね。生後5カ月頃の離乳食は食べ物を「ゴックン」と飲み込む練習の「ごっくん期」と言われます。滑らかに調理した食べ物を最初は1口から食べさせてみましょう。

アレルギーの心配もありますのできちんと様子をみておきましょう。また、赤ちゃんは体の消化器官が未熟で食べられるものと食べられないものがあります。しっかり調べて、必ず火を通して調理しましょう。

離乳食は最初の1カ月は1日1回から。1カ月経った頃から2回食へ増やします。母乳は好きなだけ飲ませても大丈夫ですが、ミルクは離乳食後は140ml程度に減らすと良いです。

しかし、赤ちゃんによって授乳量には差がありますので、赤ちゃんの様子を見ながら量の増減をしてあげてください。

生後5ヶ月の赤ちゃんの生活リズム・変化

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■睡眠・生活リズム
授乳間隔が定まってくるばかりでなく、昼寝の時間や夜にまとまって寝るなど睡眠の間隔も定まってきます。夜中でも頻繁に授乳をしていた赤ちゃんが、夜は6~8時間たっぷり眠ってくれるようになったりしますので、お母さんもだいぶ楽になってくるのではないでしょうか?これから離乳食も始まりますので、離乳食時間を確保するという理由からも、早寝・早起きを習慣づけるように心がけましょう。

毎朝決まった時間に起こし、日中は遊んだり散歩に行ったりして刺激を与えて、夜も毎日決まった時間に寝せましょう。朝はカーテンを開けて太陽の光を浴びさせ、夜はパジャマに着替えさせます。こうすることで、赤ちゃんも「起きる時間」「寝る時間」の区別がつくようになってき、体内時計が整い生活のリズムも整ってきます。

■夜泣き
この頃から夜泣きが始まる赤ちゃんもいます。生後5~6カ月が夜泣きが始まるピークとも言われているんです。夜泣きは「オムツが汚れて気持ち悪い・おなかがすいた・暑い・寒い」などの環境の問題ではなく、理由もなく泣いていることがほとんどです。

眠りが浅い赤ちゃんですので、大人が眠っている時間に起きて不安になるのです。情緒不安定でもありますから生活のリズムに慣れ、日中たくさん遊んで疲れさせることで、夜中もぐっすり眠れるようになって夜泣きも落ち着いてきます。お昼寝が長すぎるとその分夜に眠ることが出来なくなるので注意しましょう

生後5ヶ月の子育てで気を付けたいポイント!

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この頃に気を付けたいポイントには以下があります。

■何があっても赤ちゃんをソファーの上やベッドに一人で寝かせておかない
生後5カ月の赤ちゃんは寝返りを始めたり完了している場合があります。「ちょっと目を離した隙にソファーから落ちてしまった」「まだ寝ていたのでベッドで寝かせていたらいつの間にか起きててベッドから落ちた」などの話を目にすることがあります。こんなことにならないために、どんなにちょっとした用事でも必ず赤ちゃんはベビーベッドに寝かせ、柵を一番上まで上げておきましょう。

■赤ちゃんが手に取って危ないものは置かない!
生後5カ月に限ったことではないのですが、赤ちゃんは何でも口に入れてしまい誤飲することもあります。寝返りで赤ちゃんが自分から物を手に取ることが出来るようになります。寝返りが完了している赤ちゃんはゴロゴロと転がって移動する場合もあります。口に入れると危険なもの・誤飲するほど小さなものは赤ちゃんの周りには絶対に置かないようにしましょう。

■予防接種を受けさせる!
結核を予防するための予防接種(BCG)は生後5カ月頃~生後8カ月頃が最適とされています。BCGは、1才までだと無償で接種できますので忘れずに受けさせておきましょう。また、百日咳を予防するために四種混合の3回目を接種した後にBCGを受けさせるほうがいいそうです。

■赤ちゃんと楽しく遊ぶ!
喃語で頻繁におしゃべりする赤ちゃん。かわいいですよね♪赤ちゃんは自分の声で遊んでいるそうです!お母さんやお父さんも「赤ちゃんが一人で遊んでくれてるから楽!」と思わずに、一緒におしゃべりを楽しみましょう。赤ちゃんの声を真似したり、「上手だね~」と声をかけてみたり。赤ちゃんはとっても喜びますよ!

■離乳食初日・新しい食材を食べさせる時は日中に!
母乳やミルク以外から栄養を取る練習を行う離乳食。初めて口にする食材で一番気を付けなければいけないのは『アレルギー』です。最初の日は一口だけ。新しく食材を増やす場合も最初の日は一口だけにし、アレルギー反応がでないか様子をみましょう。もし、アレルギー反応が出た場合すぐに病院へ連れて行けるよう、午前中・昼食で食べさせるようにしましょう。

まとめ

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寝て・泣いての時期から顔の表情も体の動きも活発になり、母乳やミルクもゴクゴク飲んで離乳食も開始!なんだか一気に大きくなった気さえする生後5ヶ月頃ですね♪しかしここは入口です。一人座り・ハイハイ・掴まり立ち・歩く・走ると「赤ちゃん」から「子ども」へとこれから成長していく様子を見るのはとても楽しいですよ!

お母さんやお父さんも、赤ちゃんとの生活に慣れ少しずつ生活が落ち着いてくる頃ですので、子育てをどんどん楽しみましょう。

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