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喉頭軟化症とは?原因・症状・特徴・検査・治療・予防法まとめ

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喉頭軟化症という病気をご存知ですか?ヒューヒュー、ゼーゼーといった喘鳴を伴うのどの病気です。どのようなことが原因なのか、症状や特徴はどのようなものなのか。喉頭軟化症の検査方法や治療法、予防法などをご紹介していきます。

目次 喉頭軟化症とは?
喉頭軟化症の原因
喉頭軟化症の症状
喉頭軟化症の検査の方法・費用
軽度の喉頭軟化症の治療法
重度の喉頭軟化症の治療法
喉頭軟化症の予防法
まとめ

喉頭軟化症とは?

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無事に出産を終え、我が子との生活が始まると今度は様々な健康への心配も出てきますよね。喉頭軟化症という病気をご存知ですか?あまり耳にしたことがない人もいるのではないでしょうか。

喉頭軟化症は新生児の呼吸や喉の疾患です。喉を構成している組織の中で、もっとも上にある軟骨が喉頭腔内に落ち込んでしまうことで空気の通り道を狭めてしまうことで起こります。

乳児期のヒューヒュー、ゼーゼーといった喘鳴の原因として最も多いと言われている病気です。呼吸困難もこの喉頭軟化症が原因となり起こってしまうことが多いそうです。赤ちゃんの病気というイメージですが、成人でも感染症や循環障害などが原因で喉頭軟化症を発症することがあります。

喉頭軟化症の原因

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赤ちゃんの先天性喘鳴の一つとも言われる喉頭軟化症はなぜ発症してしまうのでしょうか。喉頭には数多くの軟骨があります。

その多くの軟骨はお腹の中にいる胎児の間に硬くなり軟骨化していきます。喉頭の上部を覆っている喉頭蓋という軟骨は他の軟骨に比べて軟骨化が遅く妊娠8ヶ月くらいの時期に完成するそうです。ですが、この軟骨化が通常よりも遅れてしまうことが喉頭軟化症の原因と言われています。

生まれつき軟骨が軟らかく弱い子も多いようで、この軟らかい軟骨が喉頭腔内に入り込んでしまい気道を狭めてしまうことで呼吸がしにくくなり呼吸困難や喘鳴を引き起こしてしまいます。産まれてからなにかをしたから、ウイルスに感染したからといった原因ではなく生まれつきのものなんですね。

合併症を引き起こしている場合も考えられるそうで、胃食道逆流を合併している赤ちゃんも少なくないようです。また他の病気などが原因で喉頭軟化症を引き起こしている場合も考えられます。

喉頭軟化症の症状

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生まれつき喉頭の軟骨が柔らかく弱いことで起こってしまう喉頭軟化症。その症状とはどのようなものなのでしょうか。赤ちゃんの体調の変化でいち早く気が付いてあげたいですよね。

喉頭軟化症の症状は生後2週間から1ヶ月ほど経ち体重が増え、泣き声も大きくなったころに現れ始めます。生後3ヶ月から9ヶ月で症状はピークを迎えるそうです。

生後6ヶ月くらいまでは喘鳴が大きくなる時期があるそうです。ですが一時的なもので、成長と共に軟骨も硬くなり喉頭が強くなってくると喘鳴も聞こえなくなってくることが多いです。

呼吸音の異常

先程もご紹介したとおり呼吸音にヒューヒュー、ゼーゼーといった異常が現れます。泣いた時や仰向けの状態の時、動き回った時などにこのヒューヒュー、ゼーゼーといった音が強くなります。

呼吸困難

気道が狭くなり呼吸がしにくくなってしまう喉頭軟化症。呼吸困難を起こしてしまう子もいます。呼吸困難でチアノーゼを起こしてしまう子もいるので、気を付けましょう。

ミルクや母乳をあまり飲まない

ミルクや母乳の飲みが悪いなども喉頭軟化症の症状の一つです。またミルクや母乳を飲んでいる時にヒューヒュー、ゼーゼーといった喘鳴が起こる場合もあります。

体重が増えない

体重の増加が少ない場合も喉頭軟化症が疑われます。ミルクや母乳が飲みにくく量が減ることが原因ではないでしょうか。

喉頭軟化症の検査の方法・費用

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呼吸音の異常や体重の増加不良、ミルクや母乳の飲みが悪いなどの喉頭軟化症が疑われる症状が出た場合、病院ではどのような検査をするのでしょうか?あらかじめ検査内容や費用が分かっていると少し安心ですよね。

喉頭軟化症が疑われる場合、ファイバースコープなどの内視鏡を利用した検査が行われます。喉頭軟化症は吸気時に軟骨が落ち込んでしまい気道を狭くしてしまうので、鼻からファイバースコープを挿入して息を吸ったときに喉頭の上部が引き込まれて気道が狭くなってしまうことを確認する必要があります。

この状態が確認できて「喉頭軟化症」と診断されます。症状だけでは判断できないので、しっかりと検査してもらうことが必要です。

またレントゲンなどで喉の奥の状態を確認することもあります。レントゲンを撮ることで、気道が狭くなった状態での喉の奥がどのような状態かが分かります。

鼻からファイバースコープを入れるのはとても苦しそうですが、赤ちゃんの場合動いてしまうので睡眠導入剤などで眠らせてから行うこともあるようです。今後の治療方針などを決めるためにも必要な検査なので、赤ちゃんにはきつい検査かもしれませんがしっかりと受けさせたいですよね。

喉頭軟化症の検査にかかる費用は乳幼児医療費助成の制度のおかげで無料です。無料で検査や診察が受けられるのは本当にありがたいですね。しっかりと検査をしてもらい、今後の治療や対策を立てましょう。

軽度の喉頭軟化症の治療法

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病院での検査、診察を受け軽度の喉頭軟化症と診断された場合、どのような治療を行うのでしょうか?診断を受けたばかりはパパやママも不安でいっぱいになってしまいますよね。

軽度の喉頭軟化症の場合は赤ちゃんの成長と共に症状が改善される場合が多く、1歳から2歳頃までに自然治癒が期待できるそうです。自然治癒できる病気だと分かると少し安心ですよね。

そのため、軽度の喉頭軟化症の場合は特に治療をすることはなく経過観察になることが多いようです。症状を和らげるための工夫を行いましょう。

体重増加の経過観察

喘鳴があるものの1ヶ月健診の時点で体重の増加が順調であれば特に治療を行わず経過観察になります。経過観察中も体重の増加が順調であるか経過を観察します。

うつぶせ寝の防止指導

うつぶせ寝は合併することが多い胃食道逆流を発生させてしまうことがあるそうです。赤ちゃんの姿勢の取り方を医師と相談しましょう。

授乳時に注意する

長時間の授乳を避けましょう。授乳のときに症状が悪化することが多いようです。また授乳時に症状が悪化してしまう場合はスプーンなどで少量ずつ与えましょう。

このように自宅でも気を付けてあげることができます。症状が悪化するなどした場合はすぐに受診するようにしましょう。

重度の喉頭軟化症の治療法

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軽度なら経過観察で済む喉頭軟化症ですが、重度と診断された場合はどのような治療が行われるのでしょうか。ミルクや母乳の飲みが悪く体重増加が不良であったり、合併症や重度の閉塞性無呼吸がある場合は重度と診断されるようです。

他の病気の可能性を調べる

重度の症状が出ている場合は別の病気の可能性がないかを調べます。他の病気が原因となっている場合はその病気の治療法、対策が取られます。

声門上部形成手術を行う

他の病気がなく喉頭軟化症が原因の場合に行われます。患部の状態によって喉頭レーザー術、喉頭蓋吊り上げ術などの手術が施されます。

気管挿管

のどに口から管を通し、直接肺まで空気を送れるようにします。気管挿管を行うことで、確実に気道が確保できるようになります。

気管切開

場合によっては気管切開が必要になることもあります。重度の呼吸困難な場合などに多く見られ、のどに穴をあけて直接肺まで空気を送れるようにします。喉頭軟化症であった場合の気管切開は将来穴を閉じることもできるそうです。

また胃食道逆流などの合併症が見られる場合はそちらの治療も行います。

喉頭軟化症の予防法

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喉頭軟化症は胎児の状態での軟骨の骨化が遅れてしまうことで発症します。発症を防ぐ方法の情報は見当たりませんでしたが、喉頭軟化症であることが発覚してからは悪化するのを予防する方法があるようです。かぜ症候群とも呼ばれる呼吸器感染の症状を悪化させないことが喉頭軟化症の予防につながるそうです。

予防接種を早めに済ませる

家族を始め予防接種を早めに済ませることで風邪や病気の予防ができます。インフルエンザの時期などは特に早めにワクチンを打つなど対策をして家族全員が感染しないよう気を付けましょう。

人込みを避ける

人込みに行くとどうしても風邪や病気などウイルス感染しやすくなってしまいます。できるだけ人込みは避けるようにしましょう。

手洗いうがいの徹底

風邪などの予防には手洗い、うがいも有効です。家族全員が徹底してウイルスを家の中に持ち込まないようにしましょう。

部屋の温度と湿度に注意する

部屋の温度と湿度もウイルス感染を防ぐために管理が必要ですよね。乾燥する時期は加湿器を使うなどウイルスが繁殖しやすい環境にならないように気を付けましょう。

まとめ

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先天性ののどの病気である喉頭軟化症。聞きなれない病気ですが、意外と発症した赤ちゃんも完治した赤ちゃんも多くいらっしゃるようです。赤ちゃんの成長と共に自然治癒が期待でき、症状も改善していく可能性の高い病気だということで心配しすぎずしっかりと治療を行っていきたいですね。

ヒューヒュー、ゼーゼーと言った喘鳴が聞こえたり、母乳やミルクの飲みが悪いことなどが続くようであれば早めに受診することをおすすめします。早めに喉頭軟化症であることが分かれば治療や対策も分かりますし、ママもしっかりと対応していくことができるのではないでしょうか?気になる症状があったときに一人で悩むのはとてもつらいので、小児科などで相談してみて下さいね。

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この記事を書いた人

みか

2015年7月に長女を出産した新米ママです。
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