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  5. 赤ちゃんの目の充血は病気?原因別の症状・対策まとめ

赤ちゃんの目の充血は病気?原因別の症状・対策まとめ

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赤ちゃんの目が充血したり、目やにで開かなくなってしまうと病気ではないかと不安になります。でも、赤ちゃんの目は大人に比べて弱く、充血しやすいのです。赤ちゃんの目が充血するときの原因や症状・対処法についてまとめました。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11030001598
目次 なんで赤ちゃんの目は充血しやすいの?
赤ちゃんの目が充血する原因・対策① 細菌性結膜炎
赤ちゃんの目が充血する原因・対策② ウイルス性結膜炎
赤ちゃんの目が充血する原因・対策③ アレルギー性結膜炎
赤ちゃんの目が充血する原因・対策④ 逆さまつげ
赤ちゃんの目が充血する原因・対策⑤ 鼻涙管閉塞
赤ちゃんの目が充血する原因・対策⑥ 新生児涙嚢炎
まとめ

なんで赤ちゃんの目は充血しやすいの?

赤ちゃんの目は、まだ防護機能が不十分なため、眠気やかゆみのせいで目をこすってしまっただけでも充血してしまいます。しかし、その多くは心配する必要がありません。赤ちゃんの目が充血することはよく見られることなのです。軽くこすって充血したものであれば、放っておいても1~2日程度で治まるので心配しなくても大丈夫です。

しかし、目に違和感があってこすっている場合もあります。毎日ずっと目をこすり続けていたり、痒がり続けたりぐずったりしている場合、または目やにがおおく目が開かない、まぶたが腫れているなどの症状が見られる場合はなんらかの病気の可能性があります。

では、目の充血がおこる病気にはどんなものがあるのか見ていきましょう。

赤ちゃんの目が充血する原因・対策① 細菌性結膜炎

赤ちゃんの目の充血は病気?原因別の症状・対策まとめの画像2

■細菌性結膜炎とは
細菌感染による結膜炎です。年齢によって原因菌がことなり、新生児ではクラミジア、淋菌、乳幼児はインフルエンザ菌、学童期では肺炎球菌、ブドウ球菌などが原因となり引き起こされます。

■症状
・粘く黄みがかった目やにが多く出て白目が充血します。
・目を動かすとゴロゴロとした違和感があります。

乳幼児では風邪をひいて鼻詰まりがあるときに生じることがあります。生後6ヶ月まではお母さんからの免疫機能が働くため、感染することはありませんが、生後6ヶ月から2歳までの時期は自分の免疫が確立されていく移行時期になるため感染しやすいといわれています。

■対策
・抗生物質の点眼薬や軟膏
細菌性結膜炎の治療では、細菌に効果のある抗生物質の点眼薬や軟膏を用います。原因菌がいくつかありますので、原因菌を特定するための検査を行うこともあります。適切な治療を行えば、多くの場合一週間以内に治癒します。長引いたり再発するときは、他の細菌が原因の場合や、別の疾患を疑う必要がでてきますので再度病院を受診しましょう。

・手洗い
予防のために大切なのは手洗いです。赤ちゃんのお世話をするときは必ず手をあらい、家族に患者がいる場合には、タオルなど患者と同じものを使うことは避けましょう。うつることはまれですが、体力の落ちている方や乳幼児がいるご家庭では注意してください。

結膜炎 - 日本小児眼科学会

赤ちゃんの目が充血する原因・対策② ウイルス性結膜炎

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■ウイルス性結膜炎とは
ウイルス性結膜炎には数種類あり、アデノウイルスが原因で起こる流行性角結膜炎や咽頭結膜熱、エンテロウイルスが原因で起こる急性出血性結膜炎などがあります。よく”はやり目”といわれるのは、流行性角結膜炎です。ウイルスに感染して1週間前後の潜伏期間を経てから発病します。

流行性結膜炎と咽頭結膜熱は両方ともアデノウイルスが原因ですが、ウイルスのタイプが違うために症状に差が出ます。

■症状
・共通する症状としては急激に起こる充血、多量の目やに、まぶたの腫れ、目を動かすと痛みを感じることが特徴です。かゆみはほとんどありません。はじめは片方の目に症状が現れ、数日中に両目に強く症状が現れます。

・咽頭結膜熱は、上記の症状に加え、のどの痛みや発熱、下痢などの全身症状を伴いやすい特徴があります。

■対策
・目薬
ウイルス性結膜炎に対しては、今のところ特効薬はみつかっていないので、感染したウイルスに対する抗体が体内で作られるのを待つことになります。炎症を抑えて、重症化しないように目薬をさして様子をみます。

・感染予防
感染力が非常に強いため、学校伝染病に指定されており、登校するには医師の許可が必要です。また、家族全員がかかってしまうこともあるので、涙を拭いたティッシュは個別に捨て、タオルは同じものを使わない、多くの人が触れるドアの取っ手などはアルコール消毒をして感染を防ぎましょう。

結膜炎 - 日本小児眼科学会

赤ちゃんの目が充血する原因・対策③ アレルギー性結膜炎

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■アレルギー性結膜炎とは
アレルギーを起す原因物質をアレルゲンといい、そのアレルゲンによって起こる目のかゆみや充血をアレルギー性結膜炎といいます。花粉などの季節性のものと、ハウスダストやダニ、動物の毛などの通年性のものに分かれます。

・季節性アレルギー結膜炎…春はヒノキやスギ、初夏はイネ科の樹木、秋はブタクサやヨモギなどの花粉が原因となります。
・通年性アレルギー結膜炎…ダニ、ハウスダスト、動物のフケや蚊などが原因になります。最近の住宅は気密性が高く、湿度が高くなるためダニやカビが繁殖しやすいので注意が必要です。

■症状
・目のかゆみ
主な症状は、目のかゆみです。目をこすっているとだんだんとかゆみに加えて痛みがでてきます。そのまま放置すると、目が充血し、まぶたが腫れてきます。更に悪化すると、偽膜とよばれるゼリー状の目やにがでてきます。

・鼻水や鼻づまり
アレルギー性結膜炎の場合は、目の症状以外にもくしゃみ、鼻水や鼻づまりなど鼻にも症状が現れることが多いです。

■対策
アレルギー性結膜炎の治療には抗アレルギー作用のある目薬を使用します。症状によって抗アレルギー薬の種類やがちがってきますし、重症の場合は内服薬が処方されますので医師の指示に従って治療してください。

赤ちゃんの目が充血する原因・対策④ 逆さまつげ

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■逆さまつげとは
赤ちゃんの目のまわりは脂肪が多いため、下のまぶたもあつぼったくまつ毛が下を向いてしまうことがよくあります。また筋肉の発達も未熟なため、半数以上の赤ちゃんが一時的に逆さまつげになるといわれています。

成長するにつれて筋肉がつき、目のまわりの皮膚が適度に緊張するようになり、自然と治ることが多いので様子をみましょう。

■症状
まつ毛が眼球に当たって目を刺激するため、目が充血し、目やが増え、涙目になります。目に違和感があるので、赤ちゃんが自分で目をこすることがあります。しかし、赤ちゃんのまつ毛はとてもやわらかく、角膜を傷つけてしまうようなことは滅多にありません。

■対策
早急に病院にかけこむ必要はありませんが、充血や目やにの他にも、光をまぶしがったり顔をまわすようにして物をみている様子がある時は、角膜を傷つけている可能性もありますので受診してください。

また、あまり痛みがないため、まつ毛が目にふれていることに慣れてしまう赤ちゃんも多く、症状を悪化させてしまう場合があります。気になる様子があったら早めに眼科でみてもらいましょう。

3歳をすぎても逆さまつ毛が治らないときには、手術が必要な場合もあります。

赤ちゃんの目が充血する原因・対策⑤ 鼻涙管閉塞

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■鼻涙管閉塞とは
目と鼻をつなぐ道(鼻涙管)が塞がっている病気です。診断は、目の内側の鼻の付け根あたりを圧迫することによって、涙が逆流するかどうかで判断します。粘膜や黄色膿がまじっている場合もあるようです。

■症状
涙が鼻涙管を通って鼻に抜けることが出来ないので、目に溜まったり外にこぼれたりします。そのため、いつも目からいつも涙があふれていて、目やにがたまることもあります。両方の目の管がふさがることもありますが、片方だけのことが多いので、片側の目にだけ目やにが溜まります。朝起きたときには、目じりなどに涙が乾燥して濃縮された眼脂が付着していることがあります。

■対策
・マッサージ
鼻涙管閉塞の大半はマッサージのみで治癒します。目の内側の、鼻の付け根あたりを人差し指で圧迫します。これを一日に3~4回、一度につき10回の圧迫マッサージを行います。生後6ヶ月位までは点眼治療とマッサージで様子を見ます。

・手術
このマッサージで症状が改善しない場合は、細い針金(ブジー)を涙点といわれる孔からいれて、貼っている膜を破ります。1歳をすぎると、赤ちゃんの力が強くなりこの手術をするのが難しくなる場合もありますので、早めの受診がおすすめです。

鼻涙管閉塞(涙目) | びさい眼科/一宮市の眼科

赤ちゃんの目が充血する原因・対策⑥ 新生児涙嚢炎

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■新生児涙嚢炎
涙嚢という目と鼻の間にある袋の中が細菌に感染し、炎症を起すことをいいます。

■症状
生後間もない頃から目やにが多く、拭いても拭いても目やにがたまるといった症状がみられたらこの病気を疑ってください。先ほど説明しました、鼻涙管閉塞が原因になっている場合が多いのですが、赤ちゃんはもともと鼻涙管が細く、閉塞を起していない正常な赤ちゃんでも新生児涙嚢炎になることがあります。

■対策
・ホームケア
お湯に清潔なガーゼを浸して、目やにをこまめにふき取りながら様子をみますが、目が腫れたり、赤くなったり、目頭を押すと膿がでてくるようならもう少し積極的な治療が必要になります。

・病院での治療
治療は涙嚢に水を通し、鼻涙管が通るようにします。この処置を1~2週間に1回程度と、抗菌剤の点眼を併用します。1~3ヶ月ほど続けても通らない場合は、手術での治療を考えることになります。

・手術
細い針金(ブジー)を使って鼻涙管の膜を破るなどの処置を行います。ブジーによって詰まりが取れたら、再び塞がることがないようにシリコンでできたチューブを涙点から入れて1~3ヵ月ほど留置します。この手術は麻酔が必要ですが、短時間で終わる簡単なもので、この処置の方法でたいていは改善されるようです。

日本眼科学会:目の病気 新生児涙嚢炎

まとめ

赤ちゃんは目やにが出たり、かゆみや違和感があるとすぐにこすったりかいたりしてしまいます。それを止めるのはほとんど不可能に近いですよね。まずは、赤ちゃんの手を清潔にして、爪をきれいに切り、目に菌が入ったり目を傷をつけることがないように気をつけてあげてください。

また、今日ご紹介した病気以外にも、川崎病や溶連菌感染症では目が充血しますし、はしかなどでも目やにがでます。目の症状だけでなく、発熱や下痢など他の症状にも注意し、様子がおかしいと思ったときは早めに病院で診てもらいましょう。

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この記事を書いた人

あんじー

はじめまして! 小学6年の娘&小学5年の息子がいます。子供達に毎日振り回されながらもお日様のような母(妻)を目指して格闘中。子供や主人がいなければ決して経験する...

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