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公開 2016年07月29日  

ペットボトルを準備するだけ!自宅で簡単バターの作り方

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できたてのフレッシュなバターは、やっぱりスーパーで売っているものとはひと味違いますよね。価格の高騰と品薄が続くバターを、自宅で手作りする方法をご紹介します。


目次
ペットボトルでバターを作ろう!
①生クリームを選ぶ
②ペットボトルに生クリームを入れる
③ペットボトルを上下に7分ほどふる
④「ばしゃばしゃ」という音が聞こえなくなったら、冷水を40ml加える
⑤バターミルクとバターが完全に分離したら、バターミルクを取り出す
⑥バターを取り出す
⑦容器に移して完成♪
消費期限は3日なので、お早めに!
「バターづくり」にチャレンジしてみませんか?


バターを手作りするのに、専用の道具特に必要ありません。

材料は塩と生クリームのみ。

添加物を一切使わないフレッシュなバターは、おもてなしや子どもたちの普段の食事で活躍してくれますよ。


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ペットボトルでバターを作ろう!


【材料】

■生クリーム   ・・・200ml
■塩       ・・・小さじ1/3

【使用する道具】

■ペットボトル(500mlのサイズ)
■カッターナイフ
■キッチンばさみ


①生クリームを選ぶ

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乳脂肪35%以上のものが作りやすく、コクがあります。

乳化剤入りのものは「バターミルク」と「バター」が分離しにくいので避けましょう。

また、植物性の生クリームで作ることはできませんのでご注意。


作る直前まで冷蔵庫でよく冷やします(生クリームが温かいと固まりません)。


②ペットボトルに生クリームを入れる


ペットボトルは清潔で乾いているものを使ってくださいね♪

③ペットボトルを上下に7分ほどふる


ひたすら上下にペットボトルを振ります。

7分は結構長く感じるかもしれません。

軽い運動だと思って頑張ってください・・・!


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④「ばしゃばしゃ」という音が聞こえなくなったら、冷水を40ml加える


7分を過ぎたあたりから、生クリームがだんだん固まってきて、「ばしゃばしゃ」という音が聞こえなくなってきます。

音が聞こえなくなったら、冷水を40ml加え、更に降り続けます。


しばらくすると、「バター」と「バターミルク」が分離し、「ぼちゃぼちゃ」という音が聞こえてきます。


⑤バターミルクとバターが完全に分離したら、バターミルクを取り出す


やがて、黄色い塊(=バター)と、白い液体(=バターミルク)が完全に分離します。

バターミルクをペットボトルから別の容器に移します。

バターミルクも様々なレシピで活躍してくれます。


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⑥バターを取り出す


カッターやはさみでペットボトルの胴をくるりとカットします。

ペットボトルに入れたまま、塩を適量振りかけます。

味見をしながら塩をかけてくださいね。


また、無塩バターが必要な場合は、ここで塩をかける工程を省いてください。


⑦容器に移して完成♪


清潔で乾いた容器に移してください。

熱が伝わりやすい陶器製やガラス製ののものがオススメ。

冷蔵庫に入れるとすぐに冷え、出したあとすぐ柔らかくなってくれるので使いやすいです。


また、バターは脂肪分の多い食べ物で、すぐに酸化してしまいます。

フタは密閉できるタイプのものを選びましょう。


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消費期限は3日なので、お早めに!


脂肪分は酸化しやすい上、防腐剤などの添加物が一切入っていないため、少なくとも3日以内には使い切ってください。


冷凍すれば半年ほど保存することが可能です。

大きな塊で保存するのではなく、15グラムくらいの単位で小分けにして保存すると使いやすいのでオススメ。

ラップでくるんだあと、ジッパーつきの保存袋に入れて冷凍してください。


「バターづくり」にチャレンジしてみませんか?

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手作りバターは、お料理にはもちろん、パンやホットケーキのようなバターの旨みをダイレクトに味わうことができるメニューにもオススメです。


レーズンやバジル、グラニュー糖と混ぜるなど、さまざまなアレンジをたのしむことができます。

できたてのフレッシュバターを、ぜひ一度ご賞味あれ!


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