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妊娠初期の便秘、原因と解消法は?便秘薬は飲んでも良い?

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便秘はもともと女性に多い症状ですが、妊娠や出産前後にはさらに便秘になりやすくなります。つらく、不快感も伴う便秘とはサヨナラして、快適な妊娠期間を送りたいもの。原因を知り、適切や対策や予防法を取ることで、スッキリな毎日を過ごしましょう。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11030022573
目次 妊娠初期は便秘になりやすい?
妊娠初期の便秘の原因は? ①黄体ホルモンの影響
妊娠初期の便秘の原因は? ②自律神経の変調
妊娠初期の便秘の原因は? ③子宮の変化による直腸の圧迫
妊娠初期の便秘の原因は? ④つわりで便秘になる
妊娠初期の便秘の原因は? ⑤運動不足
妊娠初期の便秘の解消法は?
妊娠初期の便秘の解消法は? ①食事の工夫
妊娠初期の便秘の解消法は? ②水分補給
妊娠初期の便秘の解消法は? ③適度な運動
妊娠初期の便秘の解消法は? ④乳酸菌の摂取
妊娠初期の便秘の解消法は? ⑤ツボ押し
便秘薬はOK?使う前には主治医の判断を
便秘が長引いた場合には主治医に相談を
便秘になっても焦らずリラックスして

妊娠初期は便秘になりやすい?

便秘はつわりと同様、多くの妊婦さんを悩ませるマイナートラブルのひとつ。妊娠初期の妊婦さんの4人に3人は便秘を経験しているともいわれます。

妊娠初期の便秘の原因は? ①黄体ホルモンの影響

妊娠中に活発に分泌される黄体ホルモンは、子宮の収縮を抑える働きがあります。この黄体ホルモンは子宮だけでなく食物を肛門に送り出す「平滑筋」と呼ばれる筋肉の収縮も抑えてしまうため、腸のぜん動運動が弱ってしまいます。

また、黄体ホルモンは体内に水分を蓄えるように働きかける機能もあります。このため、大腸から水分を吸収する量が増えて便の水分量が少なくなることから、便が固くなり排便しにくくなります。

妊娠初期の便秘の原因は? ②自律神経の変調

マタニティブルーという言葉もあるように、妊娠中は精神が不安定になりがちな時期です。妊娠による喜びと同時に、これから変化する自分の体や生活、お腹の赤ちゃんの成長に不安を感じることもあります。日常生活の中でも疲労やストレスを感じることも増えるでしょう。

不安やストレスは自律神経の乱れにつながります。腸の運動は自律神経が司っているため、ストレスがたまった状態では腸の動きが弱り、便秘になりやすくなるといわれます。

妊娠初期の便秘の原因は? ③子宮の変化による直腸の圧迫

妊娠初期ではお腹はほとんど目立ちませんが、それでも妊娠していない時に比べて子宮はどんどん大きくなっています。大きくなる子宮は隣り合う大腸、特に肛門に近い直腸を圧迫し、便秘の原因になることがあります。

大腸が圧迫されると動きが抑制され、血流も悪くなります。腸だけでなく直腸に続く肛門も圧迫されるため、痔の症状を引き起こすことも。一度痔になると痛みで排便しづらくなり、それがまた便秘の原因になるという悪循環が起こります。

妊娠初期の便秘の原因は? ④つわりで便秘になる

妊娠初期はつわりに悩まされる時期です。つわりといってもさまざまな症状があり、常に口の中に食べ物や飲み物を入れておかないと口の中が気持ち悪いと感じたり、飴や炭酸などを欲したり、うがいばかりしたくなる人もいます。

何を食べても吐き気がして食べられない人も多く、ご飯を炊くときの匂いだけでも吐き気を催したり、食べ物をほとんど受け付けなくなることも。こうなると栄養バランスは二の次で、とにかく何かを食べることを優先せざるを得なくなります。

妊娠初期はつわりのため食生活がかたよったり、食事量が極端に減ることがあり、それが便秘につながるケースも多いようです。

妊娠初期の便秘の原因は? ⑤運動不足

妊娠が判明すると、運動するのが強くなる人もいるでしょう。しかし、運動不足は便秘の大敵です。血流が悪くなったり、腹筋が衰えて便を押し出す力が弱くなってしまうことも。特に妊娠するまで定期的に運動をしていたりよく歩いていた人が、妊娠をきっかけに急に運動量が減ったりすると便秘になりやすくなります。

妊娠初期の便秘の解消法は?

妊娠中は体型も体質も大きく変化します。しかし消化・排泄のメカニズムが変わるわけではありません。基本的には妊娠前と同様の対策を施すことで予防できます。

妊娠初期の便秘の解消法は? ①食事の工夫

つわりがひどいとなかなか栄養バランスのとれた食事を取りにくい状況にありますが、便秘予防のためにはなるべく食物繊維の多いものを取ることが重要です。

食物繊維は便のかさを増やし、腸蠕動を促進したり、腸の有害物質を吸着したり、悪玉コレステロールを下げ善玉コレステロールを上げる働きがあります。また、食物繊維には「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」の2種類があります。不溶性食物繊維は主に野菜や穀類、豆類に含まれ、繊維状の筋を持っています。水に溶けず、人間の消化酵素ではほとんど消化されませんが水分を吸着して膨らみ、腸のぜん動運動を活発にする働きがあります。

一方、水溶性食物繊維は、主に昆布やわかめの海藻類、果物、こんにゃく、サトイモなどに含まれ、大腸内で発酵や分解されてビフィズス菌などの善玉菌を増やすため、整腸効果が期待できます。また、糖質の吸収を緩やかにして血糖値の急上昇を抑える効果もあります。

食べ物を受け付けないタイプのつわりの場合、とにかく食べられるものを食べることを優先する必要がありますが、下記の食品の中で食べられそうなものはないか意識してみましょう。

■食物繊維の多い食べ物
・野菜 かぼちゃ、ごぼう、きゃべつ、大根、さつまいも、じゃがいもなど
・果物 いちご、ばなな、すもも、かきなど
・きのこ類 干しシイタケ、えのきなど
・豆類 小豆、大豆、おから、納豆など
・海藻類 海苔、昆布など

妊娠初期の便秘の解消法は? ②水分補給

妊娠中の女性は、ホルモンの影響で大腸からの水分吸収が促進されやすくなります。このため便が硬くなりやすく、出しにくくなってしまいます。便秘で大腸内に便が残ってしまうと更に水分は奪われ、便はますます硬くなります。

意識して水分をとることで、便の水分も増えて柔らかくなります。また、便の中の食物繊維が水分を吸って大きく膨れ、便のカサが増すと、腸のぜん動運動を刺激して出しやすくなります。排便に水分は非常に重要なのです。

妊娠初期の便秘の解消法は? ③適度な運動

妊娠中は周囲から気を遣われて安静にしていることも多いかもしれません。しかし、医師に指示されている場合を除き、軽度な運動であればやめる必要はありません。運動は腸を刺激しぜん動運動を促し、腹筋を鍛えて便を出しやすくしてくれます。

また、適度な運動は自律神経を整えて腸を活性化してくれる効果も期待できます。また胃腸の機能に影響が大きい副交感神経を活発にし、腸蠕動を促します。運動によるリフレッシュ効果は、精神面も安定させてくれるでしょう。自律神経を整えるためには、ハードな運動よりウォーキング(水中でも可)などの軽めの方が効果的です。

妊娠初期の便秘の解消法は? ④乳酸菌の摂取

乳酸菌を摂ると、腸内に乳酸と酢酸という有機酸が作られます。それが腸内を弱酸性に保ち、同じ腸内に巣くう悪玉菌の増殖を防いでくれます。悪玉菌が住みにくくなる環境を整えると同時に、腸蠕動を活発化する乳酸菌は便秘対策の強い味方。ただし、あまり摂りすぎると下痢をしたり、砂糖を入れすぎると体重が増えすぎるおそれもあるので注意しましょう。

妊娠初期の便秘の解消法は? ⑤ツボ押し

人間の体には約360余りのツボがあるといわれています。その中には以下のような便秘に効くツボもあります。ツボは左右対称にあるので、両方とも指圧してください。1か所につき、3~5回くらいゆっくりともみほぐすようにします。

■手のツボ
・合谷:親指と人差し指の付け根の骨が交わるところの内側
・神門:手首の関節部分の小指側で、骨と筋との間のくぼみとなっているところ

■足のツボ
・足三里:膝から指幅4本分下で、すねの外側にあるふくらみ(脛骨)のへり

■お腹のツボ
・天枢:お臍から指幅3本分外側
・大巨:天枢から指幅3本分下側

■背中のツボ
・便秘点:肋骨の一番下から指幅2本分下で、背骨から指幅4本分外側のところ
・大腸愈:腰骨の高さで背骨から指幅2本分下

便秘薬はOK?使う前には主治医の判断を

妊娠中の便秘に、自己判断で市販薬を使うのは避けましょう。特に妊娠初期は、胎児が薬の影響を受けやすい時期なので安易に市販薬に頼るべきではありません。便秘薬の成分の中には子宮収縮作用が含まれているものもあり、妊婦は使用を控えるように添付文書に書かれているものもあります。

便秘が辛いときは、妊婦健診のときに医師に相談しましょう。妊婦でも安心して服用できる便秘薬を処方してもらえます。

便秘が長引いた場合には主治医に相談を

便秘が続くと不快感が募り、食欲が無くなったりひどいときには吐き気を催したりします。便秘が長引く時は、早めに主治医(産科医)に相談しましょう

便秘薬を処方してもらっていても、効き目には個人差があります。処方された薬の効き目がよくないと感じるなら、遠慮なく主治医に相談しましょう。薬の種類を変えたり、量を増やすといった対処をしてもらえるはずです。

便秘になっても焦らずリラックスして

マタニティブルーという言葉もあるように、妊娠中は精神が不安定になりがちな時期です。日常生活の制限も多く、ストレスもたまりがち。心身のバランスが乱れれば、排泄機能に影響するのは当然です。また、便秘になることで心身のバランスが崩れる悪循環になることもあります。

便秘解消の手段を講じて、それでもだめなら医師の処方した薬の力を借りていいのです。妊娠中は便秘になりやすくて当たり前。妊婦さんのせいではないし、恥ずかしいことでもありません。肩の力を抜いて、なるべく快適でリラックスした妊娠生活を送ることを大切にしてくださいね。

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この記事を書いた人

acchan

現在二人の子どもの子育て真っ盛りのママです。
子どもの個性を伸ばした関わり方を大切に、日々試行錯誤しながら自分自身も成長しています。
自分自身も子どもと一緒...

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