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おしっこでわかる、おしっこが語る妊婦の健康

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妊婦検査で必ずといっていいほど受けるのが尿検査。尿の中のタンパクや糖について調べているのは知っていても、それが何の病気を調べているかご存知ですか?そこで今回は尿検査の基礎知識をご紹介します。

尿検査の受け方と注意したいポイント

病院で用意されている採尿カップ(紙コップ)に、自分で尿を採って検査に提出します。一般的な尿検査は試験紙で判定するので、尿を全部採る必要はなく、少量でも構いません。ただ、排尿の開始直後は膣の分泌物や雑菌が混じる可能性があるため、できるだけ排尿途中の「中間尿」を取るのがいいとされています。採尿後はトイレ内の指定された提出場所にカップを置いておけばOKです。尿検査のときに出ない…ということにならないよう、検診前にトイレへ行くタイミングは注意しておきましょう。

なぜ尿検査は妊婦検診で必要なの?

尿は体に不要なものを排出するため腎臓で作られています。尿を調べて分かるのは、この腎臓の健康状態。たとえば、体に吸収しなければいけない栄養まで尿に混じっていたり、不要なものがあまり排出されていなかったり。腎臓の機能が弱まっていると体内に有害な物質が貯まりやすくなり、母体にもおなかにいる赤ちゃんにも影響の出る可能性があります。早いうちに腎臓の異常に気づいてあげることが大事なので、検診のたびに尿検査を行う病院が多いのです。

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尿検査で分かることその1「尿タンパク」

妊婦検診で主に調べられるのが「尿タンパク」の有無です。体に必要な栄養素であるタンパク質は、本来はほとんど尿に出ることはありません。それが尿に出ている、ということは腎臓の機能がうまくいっていないサイン。血液循環量が増える妊娠中は腎臓の処理能力が追い付かず、一時的に尿タンパクが陽性になることはあります。しかし中には、腎臓病や妊娠高血圧症候群の可能性も考えられます。特に妊娠32週未満で妊娠高血圧症候群を発病すると重症化しやすいため、早いうちから尿タンパクの検査をするのです。

尿検査で分かることその2「尿糖」

尿糖も、妊婦の尿検査で通常調べられるものです。尿に糖が出るということは血糖値が高いことを意味し、妊娠糖尿病の疑いが考えられます。妊娠糖尿病になると、母体には妊娠高血圧症候群や羊水過多など、赤ちゃんには流産や奇形、巨大児などの影響が出やすくなるので、注意が必要と言われています。一方で妊娠中は生理的に尿糖が出やすいので、一度や二度陽性と判定されても、血糖値が正常なら妊娠糖尿病の心配はないこともあります。特に、尿検査の前に甘いものを食べると尿糖が出やすいので気を付けましょう。

他にも分かる、こんな病気

妊婦の尿検査では他にも分かることがあります。たとえば、妊娠しているかどうかは、「hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)」と呼ばれるホルモンの有無を調べて判断されます。しかし、その量が異常に多い場合は胞状奇胎などの可能性があると言われています。また、つわりの症状がひどくなると「ケトン体」と呼ばれる物質が尿に出やすくなります。尿検査でケトン体が陽性を示した場合は、つわりが重症化しているサイン。つわりだからと我慢せず、医師の診断のもと、点滴など適切な処置を受けましょう。

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はるママ

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