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子どもの片頭痛は大人と違う?原因・症状・痛みの特徴・対処法まとめ

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わが子が頭痛を訴えたとき、どう対処したらいいか悩んでしまいますよね。頻繁に頭痛を訴える場合は、もしかすると「片頭痛」を疑ってみる必要があるかもしれません。子どもにも片頭痛はあるのか、どんな原因や症状があるのか、その対処法をご紹介します!

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28061000257
目次 片頭痛になりやすい子どもの特徴
子どもの片頭痛、大人との症状の違いは?
子どもの片頭痛の原因①遺伝
子どもの片頭痛の原因②生活の乱れ
子どもの片頭痛の原因③ストレス
片頭痛と併発しやすい病気や症状
自宅でできる子どもの片頭痛の対処法
まとめ
参考リンク

片頭痛になりやすい子どもの特徴

片頭痛というと大人がなる病気、というイメージがあります。実際、15歳以上の日本人の8.4%が片頭痛に悩まされているというデータもあるほどです。しかし、子どもに片頭痛なんて、と考えてしまいがちです。

しかし、実際には片頭痛に悩む子どもは全体の4%程度存在します。片頭痛は大人だけの病気ではないのです。子どもが頻繁に頭痛を訴えるような場合、片頭痛を疑ってみましょう。

片頭痛になりやすいタイプの子どもには、以下特徴がみられることが多いようです。
①親も片頭痛持ち
②寝起きが悪い
③アレルギーを持っている
④乗り物酔いしやすい
⑤几帳面で気にしやすい性格

わが子がいずれかに当てはまり、かつ頭痛を頻繁に訴える場合、片頭痛の可能性があります。どういった時にどんな症状が出ているのか、様子をよく観察するようにしましょう。原因を把握し対処することで、楽にさせてあげられるかもしれません。

子どもの片頭痛、大人との症状の違いは?

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子どもの片頭痛には、大人の片頭痛とは異なる特徴があります。

①いきなり始まり、短時間で終わる
大人の片頭痛は長い時間続きますが、子どもは短時間で収まるのが特徴です。朝起きて「頭が痛い」と訴えるものの、2時間もすれば治っているということがほとんど。親は仮病と感じてしまいがちですが、子どもの片頭痛はそういうものなのです。

②痛み方の違い
大人の片頭痛はズキンズキンと痛むことがほとんどです。しかし、子どもの頭痛は頭全体を締め付けるような痛みを感じることがあります。この痛み方は緊張型頭痛にもっともみられるもので、この場合は偏頭痛ではなく緊張型頭痛である可能性がありますす。緊張型頭痛はだらだらと痛みが続くのが特徴です。片頭痛か緊張型頭痛かを判断するためには、子どもが頭痛を訴えたらその持続時間を見ておくといいでしょう。

③腹痛を伴う
大人の片頭痛との最も大きな違いが「腹痛を伴う」点です。伴うどころか、腹痛しか症状が出ない片頭痛もあります。

片頭痛の原因に「セロトニン」という物質があります。このセロトニンはストレスを感じたり、運動をすることで放出されます。セロトニンが放出されると一時的に収縮し、その後一気に拡張します。脳内で行われるこの動きが片頭痛が引き起こすと考えられています。

セロトニンは脳のほかにも小腸などにも存在します。そのため、片頭痛が引き起こされる動きがなされると小腸内でも同様の現象が起き、腹痛が引き起こされます。つまり、片頭痛が生じているときに腹痛が起きるのはおかしなことではなく、むしろ腹痛の方がひどく感じることがあります。

子どもの脳はまだ発達途中のため、大人ほど痛みを感じにくく、腹痛のほうが強く感じやすいのです。また、子どもは複数症状が出ていても、訴えるのは最もつらいものだけということも。腹痛を訴えているときには、ほかにも痛いところがないか確認してあげるとよいでしょう。

頭痛に関するよくある質問 | 頭痛Online

子どもの片頭痛の原因①遺伝

片頭痛は遺伝するといわれています。特に母親が片頭痛持ちの場合、子どもの50%程度が遺伝により片頭痛に悩まされる可能性があるとされます。また父親が片頭痛持ちの場合は、約半数の30%程度が片頭痛持ちになるとされています。両親ともに片頭痛をもっている場合、子どもに遺伝する可能性はさらに高くなります。仮に両親に片頭痛がなくても、祖父母が片頭痛持ちであるケースも実際に存在しています。

片頭痛の中でも前兆のある片頭痛は特に遺伝しやすいとされています。前兆とは、体がしびれたり、視界の中で光がチカチカするような現象が起きることを指します。ママが片頭痛持ちの子どもがこのような前兆を感じた後に頭痛を感じる場合、片頭痛を疑ってみましょう。

子どもの片頭痛の原因②生活の乱れ

片頭痛の原因の一つに、生活の乱れが挙げられます。

■睡眠の乱れ
睡眠不足や睡眠のとりすぎが片頭痛を引き起こしやすいとされています。これは寝すぎたり短時間の睡眠をとることで血管が拡張されることが原因です。早寝早起きで生活リズムを整えることで急激な血管の動きを抑え、片頭痛を改善されることがあります。

■食事の乱れ
塾や習い事などで毎日忙しい子どもによく見られるのが食事の乱れです。特に朝食を抜いてしまうと低血糖を引き起こしやすく、体は血液を増やして血糖値を上げようと急激に働くため、その働きが片頭痛を引き起こすとされています。

また、食品によっては血管の収縮を抑制するものがあります。グレープフルーツやチョコレート、チーズといった食品がそれにあたります。片頭痛持ちのすべての人がこうした食品の影響を受けているとはいえませんが、試しに摂取量を抑えてみて改善するかどうか見てみるのもよいでしょう。

■刺激を受けやすい環境
片頭痛は光の刺激を受けることで引き起こされることがあります。特に暗い空間でパソコンやゲームを利用すると、光の刺激を強く受けることになりますので要注意です。タブレットやスマホの普及で光の刺激を受けやすい環境になりがちなので、意識して遠ざける工夫が必要です。

子どもの片頭痛の原因③ストレス

ストレスも片頭痛を引き起こす原因のひとつといわれます。特に春は環境の変化でストレスを感じやすく、頭痛に悩む人も増える傾向にあります。

子どもがストレスを感じやすいのが学校です。しかも、放課後に頭痛を訴える子どもも多いようです。片頭痛はストレスを感じているときに起きることもありますが、実はストレスから解放された後にもよくみられるからです。

このような場合、大人からすると学校に行くのが嫌で仮病を使っているのでは?とつい疑ってしまうものですが、仮病だと決めつけて子どもの訴えを無視するようなことはやめてください。親に理解してもらえない環境は、子どもにとって大人の想像以上に大きなストレスになります。

子どもが頻繁に頭痛を訴える場合は、片頭痛を疑って医療機関を受診してみましょう。場合によっては投薬で片頭痛をコントロールできることもありますよ。

片頭痛と併発しやすい病気や症状

片頭痛には併発しやすい病気や症状があります。

■自家中毒
名前は似ていますが、食中毒ではありません。自家中毒とは、3歳から13歳ぐらいの元気な子どもが急に何日にもわたって嘔吐を繰り返しては元気になる、ということを繰り返す症状です。別名、「周期性嘔吐症」ともいわれています。自家中毒の主な症状は嘔吐ですが、他にも腹痛やめまいを伴うこともあります。

原因は確定しているわけではありませんが、一般的にはストレスや体調不良などによる自律神経の乱れとされています。神経質気味だったり、どちらかというと内向的なタイプの子どもがかかりやすいとされています。思春期ごろになると自然と症状が出なくなっていく病気です。

片頭痛の原因の一つにストレスがあるので、自家中毒を繰り返すタイプの子は片頭痛になりやすいともされています。特に、頭痛が出ないタイプの片頭痛で嘔吐を繰り返すような場合は、自家中毒になっている可能性があります。

自家中毒を起こさないようにするには、何が原因で自家中毒になっているかを知る必要があります。ストレスが引き金なら、子どもの話をよく聞いて受け止め、親が味方であることを繰り返し伝えるなど、精神面でのケアをするとよいでしょう。病院で血液検査をすることで自家中毒かどうか診断できるので、自家中毒の症状が見られた場合は医療機関を受診しましょう。

■めまい
片頭痛と併発しやすい症状に「小児良性発作性めまい」があります。なんの前触れもなく突然に目がクルクルと回るようなめまいを発症します。これは、脳の血管が正常でない収縮を繰り返すために起こる症状です。

片頭痛も同じく血管の収縮が原因で引き起こされるとされています。そのため、片頭痛と小児良性発作性めまいは併発しやすいとされているのです。

自宅でできる子どもの片頭痛の対処法

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子供が片頭痛の症状に訴えた場合、どのような対処をしてあげたらよいのでしょうか?

①頭痛を認めてあげる
まずは、子どもが今頭痛に悩んでいるということを理解し、認めてあげるようにしてください。特にストレスで片頭痛を引き起こしているケースは、自分のつらさを親が理解してくれていると思うだけで気持ちが落ち着いていくこともあります。

②暗いところで安静に
片頭痛は光の刺激により引き起こされていることがあります。暗い部屋で横にならせ、ゆっくりと休むようにしましょう。もちろんテレビやゲーム、スマホは控えるようにしてくださいね。

③入浴や運動など、血行を促す行為は避ける
片頭痛は血管の収縮運動により引き起こされると考えられています。体育の授業や入浴は血行をよくし血管が膨張するので、かえって頭痛を悪化させる恐れがあります。片頭痛の症状が出たら湯船に浸からない、体育は休む、など子どもとあらかじめ話しておくとよいでしょう。とはいえ、片頭痛が原因で何度も体育を見学するには、周囲の理解がないと子どもにとってもストレスになります。学校の担任や養護教員に状況を伝え、協力してもらえる環境を作りましょう。

④服薬
服薬で症状を緩和してあげるのも一つの手です。医療機関を受診したり、市販の薬を使って片頭痛の痛みを解消してあげましょう。医療機関によっては漢方薬を処方してくれることもあります。

市販薬の場合、成分表示をよく確認してください。子どもが使用してはいけない成分があります。それは「アスピリン」です。アスピリンは大人用の鎮痛剤によく含まれる成分で、小児用鎮痛剤には配合されていないものです。自宅に大人用鎮痛剤があるからといって、量を減らして服用させるのは絶対にやめてください。アスピリンを子供が服用すると、嘔吐や意識障害を引き起こす恐れがあります。

子ども用鎮痛剤として推奨されているのは、アセトアミノフェンやイブプロフェンという成分が配合されているものです。これらが単一で配合されている薬が安全性が高いとされています。特にアセトアミノフェンは妊婦さんに処方されるような優しい薬です。イブプロフェンのほうが効果は高いといわれますが、こちらは小児用としての市販薬はありません。

小児用市販薬の中に「小児用バファリン」があります。これはアセトアミノフェンが単一で配合されている唯一の薬です。同じバファリンでも大人用にはアスピリンが配合されていますので、必ず小児用を選んでくださいね。

まとめ

大人の片頭痛と子どもの片頭痛は症状が違います。ママが片頭痛持ちで、子どもが訴える症状が自分とは違うと感じても、実際には片頭痛だったということはよくあります。まずはしっかり症状を聞いて、受診や休息などの対応やケアを考えてあげましょう。

参考リンク

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3歳の娘を持つ地方在住の主婦です。
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