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周期性嘔吐症とは?誘因・症状・特徴・検査・治療・予防法まとめ

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子どもがかかりやすい病気のひとつに、周期性嘔吐症があります。これは「自家中毒」ともいわれる嘔吐を繰り返す病気で、子ども本人はもちろん、看病や後始末をするパパママも大変な思いをします。周期性嘔吐症の誘引と症状、特徴、検査、治療や予防法をまとめました。

目次 周期性嘔吐症とは?
周期性嘔吐症の誘因・どんな子どもがなりやすい?
周期性嘔吐症の症状
周期性嘔吐症検査の方法
周期性嘔吐症の治療法
周期性嘔吐症の予防法
まとめ

周期性嘔吐症とは?

子どもがかかりやすい病気として、「自家中毒」という言葉を聞いたことがありませんか? この自家中毒は、正式には「周期性嘔吐症」という名前の病気です。また別名を、アセトン血清嘔吐症とも呼ばれます。

周期性嘔吐症は、発作的に嘔吐を繰り返す病気で、尿中に体が飢餓状態に陥っていることを示すケトン体が出ることもあります。発症はだいたい2歳以降の子どもが多く、10歳くらいまでにはかからなくなります。

子どもはストレスをうまく処理することができず、精神的な刺激が嘔吐中枢を刺激し、興奮させ、それが嘔吐につながるとも考えられています。また脂肪の代謝が高まるため、血尿やケトン尿が出ると言われています。

周期性嘔吐症の誘因・どんな子どもがなりやすい?

周期性嘔吐症はどのような子がかかりやすいのでしょうか。一般的には2歳くらいから発症し、10歳くらいには落ち着くとされていますが、特に6歳以下のやせ形の男の子が比較的かかりやすいと言われています。はっきりとした原因などはまだ解明されていませんが、最近では心因的な原因や、過食や感染症なども原因のひとつではないかと考えられています。

■ストレスが引き金になることも

具体的には、感染症や過食、精神的緊張、睡眠不足、環境の変化などが挙げられます。実際に私の長女は吐きやすい子だったのですが、感染症を引き金に嘔吐が止まらなくなり、尿にケトン体が多く出て点滴を受けた経験があります。また緊張すると発熱して吐くこともあり、病院で周期性嘔吐症と診断されたことも。感染症やストレスが引き金になるというのは、納得するところです。

周期性嘔吐症の症状

周期性嘔吐症では、どのような症状が出るのでしょうか。

周期性嘔吐症になると、ついさっきまで元気だった子どもが急に体調不良を訴え、倦怠感、顔面蒼白、腹痛、食欲不振、嘔吐発作を繰り返します。嘔吐発作は1日に数回から、多いと数十回も起こすこともあります。それが1日から2日くらい続くことも。それに伴い下痢や頭痛やめまいを訴えることもあります。

感染症や過食による嘔吐が引き金になって発症するほか、寝不足や環境の変化などなんらかの緊張なども誘因になって嘔吐してしまうこともあります。ストレスや睡眠不足は原因にはなりますが、必ずしも神経質な子ばかりがかかりやすいというわけではありません。何かに熱中しやすい子や努力家肌の子もなりやすいようです。

■早朝に発症しやすい

発症しやすい時間帯は早朝が多く、吐き気や嘔吐の他にも頭痛や腹痛などを訴えることもあります。原因が感染症の場合は早めに治療を始めることにより、嘔吐の回数も防ぐこともできるでしょう。周期性嘔吐症でなくても、感染症だけで嘔吐する子は多くいますが、周期性嘔吐症に発展すると、何度も嘔吐することで体の飢餓状態を示すケトン体が基準値を超えて出てしまうのが特徴です。

周期性嘔吐症検査の方法

一般的に、周期性嘔吐症の疑いで病院を受診すると、以下の流れで診断されることが多いようです。

1. 所見(問診・視診)
周期性嘔吐症の場合は、顔面蒼白で元気がなく、口臭がやリンゴのような酸っぱいような臭いがすることが特徴的といわれており、こうした点をまず確認します。また腹部の皮膚は柔らかく、嘔吐が続いている場合は陥没しているそうです。

2.尿検査
尿中のケトン体が基準値を超えているかどうかを調べるため、検尿をします。そして尿中のケトン体が強陽性になると周期性嘔吐症と診断されるます。

3.その他の検査
嘔吐の原因となる他の疾患がないか調べるため、血液検査、腹部エコー検査、便の検査などが行われる場合もあります。嘔吐する病気の中には脳腫瘍やてんかん、摂食障害による自己誘発性嘔吐、詐病、内分泌や代謝の病気なども疑われるためです。

周期性嘔吐症の治療法

周期性嘔吐症の治療は、軽症の場合は吐き気を抑える薬を座薬や飲み薬で処方するのが一般的です。吐き気が治まるまでは絶食をして、適度な糖分があり、体に吸収されやすいイオン飲料などを少しずつ、数回に分けて与えます。そして安静にさせることです。

それでも嘔吐が続いて止まらないという場合には、点滴で糖分や水分を補給していく必要があります。周期性嘔吐症の場合、水分を与えるよりも、吐いたことにより下がった血糖値を上げるために血糖値を上げる方が良いとされています。

■食事は嘔吐がおさまってから

周期性嘔吐症できれば糖分の入った飲み物を与えること、そしてあまり症状がひどい場合には点滴するという対症療法が中心となります。また点滴して尿を出すことにより、ケトン体が排出されると、少しずつ症状は良くなっていきます。点滴を受ける場合は時間がかかるため、早めの受診を心がけましょう。

食事については、完全に吐き気が治まってから始めていきます。食べやすいからといって、お菓子や脂肪分の多いものは避け、うどんやお粥などのやわらかくて消化の良い炭水化物を少しずつ与えていきましょう。

周期性嘔吐症の予防法

周期性嘔吐症は予防できるのでしょうか。予防法として、以下のような方法が考えられます。

1. ストレスを溜めない生活をする
周期性嘔吐症にならないためには、原因となるものをなるべく排除できるような生活をすることが大切です。周期性嘔吐症の主な原因にストレスがあるので、なるべくストレスを溜めないよう、疲れすぎない生活を心がけるようにしましょう。

2. 規則正しい生活
原因のひとつに、睡眠不足も挙げられます。規則正しい生活をし、睡眠を決まった時間にとる習慣を身につけさせましょう。

3. 糖質・炭水化物をこまめにとるようにする
適度に糖分や炭水化物をとるようにすることで、周期性嘔吐症の予防になると言われています。ストレス時にはいつもよりちょっと多めに糖分を摂取すると良いかもしれません。

4. 長時間の空腹を避けるようにする
周期性嘔吐症の場合、空腹の状態が長く続くと肝臓でケトン体が作られ始めます。子どもは代謝機能がまだ未熟なため、空腹によってブドウ糖が枯渇すると肝臓でケトン体がつくられ始め、代謝機能が未熟なため体内に蓄積してしまいます。このようなしくみで、長時間の空腹は周期性嘔吐症の引き金になってしまうことがあるので、注意が必要です。

まとめ

周期性嘔吐症は子どもがよくかかる病気だと聞きます。何度も嘔吐を繰り返すのでケアや後片付けも大変で、パパママも苦労した思い出として強く印象に残ってしまうのかもしれません。

私の周りでも親戚がそうだったとか、友達の子がそうだったという話を聞きました。興奮したり緊張したりすると熱が出てしまい、嘔吐が始まるという子もいました。どこかに旅行に行く時や遠出をする時、乗り物に乗らなくては行けない時は、お母さんはいつもより神経を使っているようでした。

しかし、本人も自分が周期性嘔吐症になりやすい体質だということを認識して、日頃から疲れすぎないよう規則正しい生活を心がけたり、食べ過ぎないことに気をつけている治まったと聞きます。本人だけでなく家族も大変ですが、一時期だけのことなので、生活習慣に気をつけながらうまく予防や対処をしていけるといいですね。

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ぶりっじ

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