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  6. 妊娠初期の切迫流産~原因や兆候、予防や対策まとめ~

妊娠初期の切迫流産~原因や兆候、予防や対策まとめ~

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出血や腹痛で病院へかけこみ、「切迫流産です」と言われたら、もう赤ちゃんには会えないのではないかと、不安になってしまいますよね。でも、言葉は似ていますが、切迫流産って流産とは違います。どんなところが違うのか、また予防や対策はどのようにしたらいいのか、切迫流産についてのアレコレをまとめてみました。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11015181758
目次 切迫流産とは?流産との違いは?
15%以上の人が妊娠初期の切迫流産を経験
妊娠初期の切迫流産 兆候や症状は?
妊娠初期の切迫流産 原因は?
妊娠初期の切迫流産 予防法は?
妊娠初期の切迫流産 治療法や対策は?
妊娠初期の切迫流産 仕事や家事をして良い?
切迫流産と診断されても、落ち着いて安静に

切迫流産とは?流産との違いは?

切迫流産と流産って何が違うのでしょうか。言葉は聞いたことがあっても実際に説明するとなると難しい人が多いかもしれませんね。
以下に切迫流産と流産の違いを説明してみます。

■切迫流産とは
流産となる一歩手前の状態です。流産がさし迫ってはいますが、赤ちゃんが亡くなっているわけではなく、妊娠の継続は可能です。

■流産とは
妊娠22週未満の間に何らかの理由で妊娠の継続ができなくなってしまったことをいいます。

切迫流産は心拍が確認できる状態ですから診断後に赤ちゃんが順調に成長して出産に至る可能性は十分あります。対して流産とは、既に赤ちゃんが亡くなっている状態ですから妊娠の継続は残念ながら不可能です。

15%以上の人が妊娠初期の切迫流産を経験

切迫流産は、妊婦さんの15%が経験すると言われています。意外と高い数値だと思いませんか?

性器出血(子宮出血)や下腹部痛・腰痛をきたして、流産がさし迫った状態を切迫流産と呼びますが、約15%の妊婦さんに見られ、けっしてめずらしい症状ではありません。

切迫流産に気づくパターンやその後の経過は個人差が大きいですが、参考までに紹介すると、以下のようなケースがあるようです。

6週目に入るのを待って産科を受診しました。大安を選んで楽しみに行ったのに、切迫流産の診断で思いがけず即日入院となってしまいました。(5週目の頃、わずかな出血があったのですが1回だけだったのでそれほど深刻に考えていなかったのです)また、その日の内診でも出血があったようです。結局5日間の入院中に流産予防の注射、止血とお腹の張りを止める薬を服用して妊娠は継続できました。

私は10週頃、洗面器をひっくり返したような
出血をして、入院しました。

超音波で見ると、お腹の子の真横に血の塊があり、
これが破裂して再び出血したら、諦めてください。
とにかく、破裂せずに、
血液が子宮に吸収されれば問題はありません。

山本産婦人科(三重県津市) 切迫流産・流産・習慣流産について

妊娠初期の切迫流産 兆候や症状は?

妊娠初期で切迫流産になると、以下のような兆候、症状が見られます。

■茶色いおりものが出る
入院するような重い症状の可能性は少ないですが、茶色いおりものは血が混じっている可能性があります。

■出血がある
少量だけどダラダラ続いたり、生理のような出血がある場合、切迫流産を疑います。妊娠初期は不安定な時期ですから出血はめずらしいことではないのですが、逆に流産が多い時期でもありますから、慎重に経過を観察した方がいいでしょう。

■腹痛がある
腹痛も初期に関わらず妊娠中によくおきることですが、どの痛みが大丈夫でどの痛みが心配というのは区別しにくいものです。しくしくした痛みが長く続いたり、ぎゅーっと締めつけられるような痛みなど、気になる痛みを感じたら受診した方がいいでしょう。

■お腹が張る
これも、妊娠中によくあることです。危険な張りは妊娠後期に集中しますから初期の張りは心配ないものが殆どなのですが、中には絨毛膜羊膜炎のような病気が隠れていることがありますし、子宮の収縮による痛みならば流産に直結しやすいので注意が必要です。

妊娠初期の切迫流産 原因は?

妊娠初期の切迫流産の原因はこのようなことが考えられています。

■タバコやアルコールの摂取
タバコやアルコールが妊婦によくないことはもはや常識ですよね。タバコやアルコールの成分は赤ちゃんの成長を妨げますから摂取はしないようにしましょう。

■過労、睡眠不足などのストレス
仕事をしていると自分の都合で休むことが難しかったり、逆に自覚症状がないままストレスが溜まることもあるでしょう。災害や戦争下の妊婦さんは切迫流産、早産率が高いとも言われていますし注意が必要です。

■体の冷え
昔から冷えは女性の敵と言われますよね。体を冷やすと血行が悪くなりますから赤ちゃんがいる子宮の環境も悪くなります。

■子宮頸管無力症
本来分娩時の陣痛がくるまで閉じているはずの子宮の出口が開き始めてしまうことを言います。自覚症状はありませんが、検診時に指摘され、手術が適用になることも。

■性行為
妊娠中の性行為は問題ないことが殆どですが、流産との関係性はわからないと言われてますので注意が必要です。女性がオーガズムに達した直後に子宮の収縮が起きるという報告もあるようです。

■多胎妊娠
双子や3つ子などの多胎妊娠には安定期がないと言われています。本来1つの子宮に赤ちゃんが1人のところ、2人3人と育つわけですから出血や流産のリスクは上がってしまいます。

■胎児の染色体異常
妊娠初期の流産の主な原因がこれです。これは遺伝子レベルの異常ですから、残念ながら母親がいくら安静にしていても流産を防ぐことはできません。

妊娠初期の切迫流産 予防法は?

切迫流産は色んな原因が考えられますので“これをしたら予防できる!”といった心強い予防策はありません。ですが、少しでも可能性を減らすことならできるのではないでしょうか。

例えば、害があると明白なタバコやアルコールはやめる。本人はもちろんのこと、タバコは副流煙にも害がありますから生活を共にする人にも協力してもらいたいですね。

仕事のストレスは妊娠がわかったら早めに職場に報告して協力を仰ぐことで軽減できると思います。つわりなどで体調が悪い時は無理をせず、ゆっくり休むようにしてください。

妊娠初期は胎盤が安定しておらず不安定な時期です。過剰な運動や外出も負担になることがありますから、運動は気持ちがいいと感じる程度に、外出は休憩を挟みながらゆっくりするといいでしょう。

性行為はパートナーの協力も必要ですね。手を繋いだり隣に寝るだけでも心が満たされることはあるでしょうから、体の負担にならないような方法を話し合ってみるといいかもしれません。

妊娠初期の切迫流産 治療法や対策は?

切迫流産と診断されたとき、多くは「安静」を指示されると思います。普通の怪我でも、動けば出血は増えますし痛みは悪化しますよね。切迫流産でも同じですから、出血や痛みには「安静」が有効とされているんです。

ですが、病院の方針によっては「母親がいくら安静にしても駄目なときは駄目だし、大丈夫なときは大丈夫」とするところもあります。そのような病院だと、出血が多くても仕事や家事を制限されることはないかもしれません。

医療処置がある場合には、切迫流産の原因によって方法が異なってきます。

子宮頸管無力症の場合は、「シロッカー手術」や「マクドナルド手術」など子宮口を縛る処置を行います。その他の場合は、子宮の収縮を抑制する飲み薬が処方されることが多いようです。

それでも心配な場合は入院となり、点滴による子宮収縮抑制剤が使われたり、トイレもベッドの上という「絶対安静」を指示されることもあります。

妊娠初期の切迫流産 仕事や家事をして良い?

先にも述べましたが、切迫流産と診断されると殆どの場合が「安静」を指示されます。では、「安静」とはどのような状態を指すのでしょうか。切迫流産の症状や程度にもよりますが、このような目安で考えるのが一般的です。

・自宅安静と言われたとき…切迫流産と診断されたとき多くの方がこの自宅での安静を指示されます。必要最低限の身の回りのことをするだけにして、できれば仕事は休み、家事もパートナーに手伝ってもらうことが理想です。

・絶対安静と言われたとき…基本的に入院となります。入院なので当然仕事や家事はできません。トイレ以外は常にベッド、と指示されることが多いでしょう。細かくは医師によりますが、お風呂はNGで座ることも禁止とされる場合もあります。

切迫流産と診断されても、落ち着いて安静に

ただでさえ不安な妊娠中。中でも流産の危険が高いとされる妊娠初期に「切迫流産」と診断されたら心配しない人はいませんよね。
でも、大事なことは、出血や腹痛があっても無事に出産できた人がたくさんいるということです。

切迫流産だからといって必ず流産するわけではありません。不安になったら遠慮せずに医師や家族に相談して、落ち着いて過ごしてください。お母さんがストレスなく生活することが、結果、よい妊娠経過に繋がると思いますよ。

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この記事を書いた人

まる

はじめまして。

3人の男の子を育てているママであり、元保育士です。
長男は10歳、次男・三男は4歳の双子です。
バタバタと賑やかな毎日を送っています。...

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