奥さんから「妊娠した」と言われても、外見はいつもと同じだしピンとこない旦那さんが多いのではないかと思います。
女性は妊娠すると、ホルモンの影響で心身ともに変化が訪れます。
本人も気付かないうちに起こっていることもあります。
女性もその変化に戸惑うものなので、男性は戸惑って当然なんです。
ただ、お腹の赤ちゃんはふたりの赤ちゃん。
しっかり奥さんをサポートしてあげてほしい。
でも、どうサポートすればいいの?仕事忙しくて家事なんてできないよ?と思う人も多いかも。
そんな大げさに考えなくても大丈夫です。
まずはそうやって考えてあげようとしているあなたはいい旦那さんですから。
妊娠したっていっても、妊娠は病気じゃないんでしょ?
そう思ったあなた。
確かに、妊娠は病気ではありません。
病気じゃないのに、体に大きな変化が出るんです。
病気じゃないのに、命がかかってるんです。しかもふたり分。
つまり「病気じゃないけど体を大切にしてくださいね」ということなんです。
病気じゃないのに命がけってすごくないですか?
「病気じゃないんだからしっかりしろよ」
「つわりなんて気の持ちようじゃないの?」
そんな風に思わないでください。
妊娠は体だけでなく気持ちにも大きな変化があります。
些細なことで涙が出たり、いつもは気にならないことが気になってしまったり。
よくわからないけどイライラしちゃったり。
つわりがひどいと、この気持の不安定さに拍車がかかります。
もしかすると「昨日と言ってること違うじゃん」ということもあるかもしれません。
妊娠による一時期のものだと思って、どうにか聞き流してください。
よく聞くNGワードを挙げてみます。
×「つわりっていつ終わるの?」
私が聞きたいです。
つわりで苦しんでいる人は、一度は検索したんじゃないかというキーワード「つわり いつまで」
本人が一番知りたいことですので、言われると辛いです。
×「気の持ちようなんじゃないの?」
確かに何かに集中しているときはつわりが軽減することもあります。
でも辛いことに変わりはありません。
気合でどうにかなるならどうにかしたいのはこっちです。
×「○○さんの奥さんは、~~~」
他人と比べないでください。
多分奥さんだって、なんで私だけって思っているでしょう。
つわりが軽い・短期間などでいつもとさほど変わらなそうな人もいるでしょう。人は人です。
×「何食べたい?」
×「せっかく買ってきたのに食べられないの?」
ごめんなさい。食べられる時もあれば食べられない時もあります。
気持ち悪過ぎて食べたいものがわかりません。食べたいものがある時はこちらからお願いします。
△「ご飯作れないなら外で済ませて帰るよ」
食べ物の匂いがダメな奥さんならありがたいかも。
つわり中だからとまったく食べられないわけじゃないかもしれないので、自分だけ外で食事されても・・って思われることも。
ちなみにふたり目以降は×です。だって、旦那の分を作らなくても子どもの分は作らなくちゃならないですからね。
早く帰ってきて子どもに食べさせてほしいんです。
×「病院行ったら?」
つわりは薬で治りません。せいぜい気休めの漢方が処方されるくらいです。
水も飲めないほどひどい状態なら「一緒に病院行こうか」と言ってほしい。
病院に行くのすら辛いので、一緒に行ってもらえるのなら心強いものです。
つわり中に旦那さんから言われたくなかったと、周囲から聞いたものです。
個人差がありますが参考にしてみてください。
男性と女性の違いで、男性は解決策を求めたりアドバイスをしたくなったりしますが
正直なところ女性はそんなことは求めてないんです。
もしかすると逆効果かも。
ただただ聞いてほしい。
そういう女性が多いです。
たまには「こうしてみたら?」とかもいいかもしれませんが、ほぼ傾聴でいいんです。
「そっか。」
「うん。うん。」
など相槌で聞いてあげてください。
掃除洗濯食事作りなど、もし出来るようだったらお願いします。
出来なかったら無理にしなくてもいいです、ただただ、見守っていてください。
どんなに長くてもつわりは産むまでです。