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生理不順でも妊娠できる?妊娠確率に違いはある?

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最近、生理不順の人が増えてきています。学生の頃はさほど気にしていなくても、成人し結婚するような年齢になると気になってくるのが、生理不順が原因で妊娠しづらいのでは…という不安です。生理不順でも妊娠できるのか、確率に違いがあるのか?まとめてみました。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28057000047
目次 生理不順が起こる原因・招く病気
生理不順だと妊娠しにくい?妊娠確率は?
病気別・生理不順によってかかった病気と妊娠の関係
生理不順の改善方法①日常生活を見直す
生理不順の改善方法②ストレスを解消する
リラックスできる婦人科で受診してみてください

生理不順が起こる原因・招く病気

生理不順とは、通常25~38日程度の周期で繰り返されるはずの生理が来なかったり、その月によって周期がバラバラであったり、上手にサイクルを繰り返すことができない状態を指します。不正出血があったり、月経がダラダラと続くなどのトラブルも生理不順にふくまれます。

■生理不順が起こる原因
生理不順は以下のことが原因で引き起こされます。

1. ストレス
2. 排卵トラブル
3. 無理なダイエット


これらの根本的な原因は、女性ホルモンのホルモンバランスが崩れてしまうことにあります。生理はホルモンバランスの変化サイクルが引きおこす女性ならではの現象なので、女性ホルモンのバランスが崩れればサイクルは崩れ、生理不順が起こってしまうわけです。

■生理不順が招く病気
生理不順はホルモンバランスの乱れが招く現象です。ホルモンバランスの乱れは体に様々な影響を与えますので、結果的に様々な病気を招く原因となります。

まず代表的なものが無排卵月経です。ホルモンバランスの乱れにより排卵ができなくなる症状で、不妊の原因にもなります。また、子宮内膜症や子宮筋腫といったよく聞く病気も、女性ホルモンが影響しているとされる病気ですので、ホルモンバランスが乱れたままになっていると招きやすい病気といえるでしょう。同じ理由から、子宮がんや若年性更年期障害といった病気にも注意が必要です。

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生理不順だと妊娠しにくい?妊娠確率は?

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妊娠を意識する年齢になると、「生理不順だから妊娠確率が低くなるのでは?」と考える人が増えてきます。

生理は環境変化や仕事のストレスなどの影響も受けやすく、ちょっとしたことで周期が乱れがちなもの。原因を取り除くことで正常な生理周期に戻る場合も多いので、そういった場合妊娠の確率はいくらでも改善できます。

しかし、生理不順の中でも排卵障害がある場合には、不妊に直接つながりやすいといえるでしょう。生理不順の原因であるホルモンバランスの乱れの影響で排卵が起こらなければ、受精することすらできないので妊娠の確率はぐっと下がります。特に毎周期無排卵の場合、子どもが欲しいと思う時期がきたときに、不妊症として治療が必要になる可能性があります。

また、子宮内膜症で子宮内に内膜をうまく作ることができない場合、たとえ排卵があっても子宮内で着床できず、成長できないこともあります。このように、一口に生理不順といってもその原因によって妊娠の確率は変わっていきます。

病気別・生理不順によってかかった病気と妊娠の関係

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生理不順が原因で起きた病気の中には、妊娠が困難になる病気もあります。そもそも生理不順はホルモンバランスの乱れが原因です。ホルモンバランスがどうして乱れているのか、その理由も妊娠を望む場合非常に重要です。

■ホルモンバランスを崩してしまう病気:卵巣機能不全
女性ホルモンの分泌をつかさどる卵巣が正常な働きをしていない状態を、卵巣機能不全といいます。この病気は生理不順が引き起こす、というよりは、これが原因で生理不順が引き起こされる、という病気です。

卵巣からは、生理にかかわる2種類のホルモンである「卵胞ホルモン」と「黄体ホルモン」が分泌されています。これらのホルモン分泌量が増えたり減ったりする影響で生理サイクルが繰り返されるのですが、卵巣機能不全になるとバランスが崩れ、生理周期がばらついたり上手に排卵できなかったりします。

排卵トラブルが原因の生理不順は、卵巣機能不全が起きている可能性があります。また、急激なダイエットが原因で卵巣機能が低下してしまうこともあります。その結果、排卵や内膜の形成に悪影響を与えてしまうわけです。

■妊娠を妨げやすい病気①:排卵障害
たとえ生理不順であっても排卵が起きていれば妊娠できますが、何らかの理由で排卵が起きない場合は妊娠しにくくなります。排卵の起きない月経を無排卵月経といいます。卵胞ホルモンの分泌が不足し、卵胞が育たなかったり排卵されないまま繰り返される生理周期のことです。

卵胞が育たない原因の中に「PCOS」という症状があります。PCOSとは「多嚢胞性卵巣症候群」のことで、卵胞はあるのに排卵ができない状態をさします。本来、排卵をうまく行うために卵巣内では1つの卵胞を大きく育て、2cm程度になると卵巣から飛び出して排卵しますが、PCOSの場合卵巣内で複数の卵胞が同時に成長しようとし、成熟することができません。そのことが原因で排卵ができないというわけです。

これらは注射やホルモン薬を飲むことで、本来の働きに戻るよう改善させていくこともできます。自分が排卵しているかを知りたい場合、基礎体温を付けたり婦人科を受診するようにしてくださいね。

■妊娠を妨げやすい病気②:腫瘍
子宮や卵巣など妊娠するうえで重要な臓器に腫瘍がある場合、妊娠を妨げてしまう可能性があります。腫瘍といっても悪性のことだけを指しているわけではありません。良性腫瘍である卵巣のう腫や、子宮筋腫が原因で不妊を招いてしまうことがあります。

■卵巣のう腫
卵巣のう腫は卵巣の中にできる良性の腫瘍です。腫瘍のサイズが大きくなると、下腹部を圧迫することで強い痛みを感じたり、出血したりします。また、大きくなったことで卵巣と子宮をつなぐ卵管を引っ張るため、排卵時に卵巣の働きを妨げることもあります。

卵巣のう腫で一番怖いのは、大きくなりすぎた腫瘍が破裂したり、卵巣がねじれてしまうことです。破裂してしまうとショック症状を引き起こしたり、卵巣がねじれると血流が止まり細胞が壊死してしまうことがあります。こうなってしまうと卵巣を摘出するなど手術が必要です。

こういった症状から不妊の原因として挙げられる病気です。下腹部にずっと違和感がある場合、内科だけではなく婦人科も受診するようにしましょう。早期発見が大事です。

■子宮筋腫
子宮筋腫は子宮の中にできる良性の腫瘍です。腫瘍のできる位置にもよりますが、月経時の出血量が多かったり、不正出血を伴います。
子宮内に筋腫ができることで仮に受精した場合でも着床を妨げる恐れがあり、しばしば不妊の原因として挙げられる病気です。

子宮筋腫は女性ホルモンの分泌がある限り、大きくなる腫瘍です。閉経したりピルを飲んで分泌を抑えることで、サイズを小さくしたり大きさを保つことができます。もちろん手術で摘出することも可能です。月経時に今までなかった塊のようなものが混じったり、不正出血が増えた場合、子宮筋腫の可能性がありますので婦人科を受診しましょう。

生理不順の改善方法①日常生活を見直す

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生理不順を改善するために、日常生活を見直してみましょう。

■体の冷えをなくそう
女性の体に悪影響なのが体の冷え。つい冷たい飲み物ばかり飲んだり、おしゃれを重視していつも薄着だったりしませんか?温かい飲み物をとる、重ね着やカイロなどをつかって体をあたためることを意識してみましょう。

■栄養バランスを意識した食生活
食事の改善も、生理不順を改善するのに効果的な方法です。まずはじめに、過度なダイエットをしていませんか?痩せたいという気持ちはわかりますが、急激なダイエットは生理不順だけでなく体の調子を崩してしまいますよ。ダイエットは計画的に、少しずつ落としていくようにしましょう。

食事をする上では、バランスよい食事をとることを心がけてください。一人暮らしで面倒だからとファストフードばかり食べていませんか?和食など、たくさんの品目が入ったものも食べるようにしてみましょう。

食材の中でも特に、根菜類は体を温める働きがありますのでお勧めです。料理をするとなるとメニューに悩んでしまうかもしれませんが、みそ汁やスープにたっぷりと入れると食べやすくなりますよ。最近では豚汁用カット野菜、など、根菜類が含まれたものもスーパーに売られていますので、そういう手軽なものから利用してみるとよいでしょう。

また、大豆製品は女性ホルモンにとって非常にうれしい食材です。豆腐や納豆、味噌など食生活にとりやすい食材もおおいですよね。大豆製品に含まれるイソフラボンは、卵胞ホルモンににた働きをしてくれます。卵胞ホルモンは生理周期を整えるだけでなく、肌を潤わせたり自律神経を改善させる働きもあるので、生理不順ではない人も積極的に摂取したい食材の一つですよ。

生理不順の改善方法②ストレスを解消する

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生理不順の改善には、ストレスの改善は欠かすことができません。仕事や学校で受けるストレスをすべて取り除くことは難しいですが、気持ちをリフレッシュさせる活動をすることでストレス軽減につながりますよ。

■お日様の光をあびよう!
休みの日はずっと室内で…という人も多いと思います。もちろん、家の中でゆっくりすることもストレス解消の一つですが、お日様の光を浴びることもストレス解消につながるのでおすすめです。

お日様の光を浴びると、私たちの体の中にセロトニンという物質が作られます。セロトニンは気持ちを穏やかに、安定させてくれる働きがあるんです。一般的に夏より冬のほうが気持ちが沈みやすいのは、日照時間が減ることでセロトニンを作りにくくなるからなんですね。

また、お日様の光を浴びると体内でビタミンDが作られます。ビタミンDはホルモンバランスを整えてくれる重要なビタミンです。生理不順に悩む人にぴったりな効果を持ち合わせていますので、日の光を浴びるように心がけましょう!

■自分に合った解消法を見つけよう!
ストレス解消というと体をうごかすのが有効、と考えがちですが、中には体を動かすのが好きではない人もいます。義務感でやってしまうとよりストレスを感じやすいので、自分に合った解消方法を見つけるようにしましょう。

例えば自宅で漫画をよんだり、とりだめたドラマを一気に見るのも、好きな人にとってはストレス解消になります。周囲の声は聞き流して、自分が好きなことをしましょう。周囲の声を聞き流すのはとても大切なことです。まじめな人ほど話を聞き流せずにストレスをためてしまいがちですから、些細なことは聞き流せるようになるとストレス改善につながりますよ。

リラックスできる婦人科で受診してみてください

生理不順は様々な理由で引き起こされるので、誰にでも起こりうる病気です。自分の生理不順がどうして起きているのか改めて考えてみましょう。2・3か月程度の生理不順は様子を見て構わないですし、気が付いたら元に戻っていたということもよくありますよ。

ただ、年単位で生理不順が続いている場合はストレス以外に原因があるかもしれません。いつか子どもを持ちたい!と思った時に病気が発覚してしまうと、どうしてあの時受診しなかったのだろう…と後悔するでしょう。自分自身の生理不順が気になっている、という人は、ぜひ婦人科を受診してください。

今まで婦人科を受診したことがない場合、どうしても行きづらい人もいると思います。しかし最近ではプライバシーを考慮して名前ではなく番号で患者をよんだり、リラックスできるよう環境づくりされている婦人科もたくさんあります。なるべく自分がリラックスできそうな婦人科を探してみましょう。案外近くにあるかもしれませんよ。試してみてくださいね。

日本産科婦人科学会:月経不順

セントマザー産婦人科医院:多嚢胞性卵巣

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3歳の娘を持つ地方在住の主婦です。
主人と娘、猫の4人で生活しています♪...

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