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  5. どうなってるの? 昨今の保活(ホカツ)事情(3) 自治体間で、働くママパパへのやさしさに「格差」あり

どうなってるの? 昨今の保活(ホカツ)事情(3) 自治体間で、働くママパパへのやさしさに「格差」あり

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実はかなり地域差がある保育園事情。夫婦の新居をどこに構えるかを検討する際に、地域の子育て支援策や保育園の入りやすさも、情報収集しておきたいポイントです。

出典:http://www.hoiku-kobe.or.jp/asahi/

市区町村単位で取り組みに温度差

色々な指標や行政としての取り組みを見ていると、子育てと仕事の両立しやすさ、というのは、自治体(市区町村)ごとに差があることがわかってきます。



しかし残念ながら、住民が保育園の不足に苦しんでいても、なかなか対応が進まない自治体もあります。というよりもむしろ、対応が早い自治体と遅い自治体で、教育格差ならぬ保育格差の差がどんどん開いてしまいました。



特に、「待機児童比率」が高止まりしているような自治体は、以下の3つの思考に囚われていることがままあります。



1. 企業や新規事業者の参入に慎重すぎる

2. 大規模な園の整備にこだわりすぎる

3. ”専業主婦信仰”



例えば、待機児童数が東京・神奈川の中でもワースト2だった自治体は、「認可保育園を民間企業に任せることはできない。なぜなら前例がないから。社会福祉法人か公立しか考えていない」というスタンスでした。また他の区では「都内で運営実績を上げている事業者しか応募させない。他の府県ではダメ」としていました。



また、大きな土地が確保しづらい都心にも拘わらず、広い面積を確保することが求められる認可保育園で、0歳~5歳児の全年齢、100人以上に対応できる施設しか作るつもりはない、と言う首長もおられます。



このように、なかなか保育施設の整備が進まない自治体もあるようです。ただ、こうした状況も「子ども・子育て支援新制度」のスタートにより、徐々に改善されていくと期待したいと思います。

どうなってるの? 昨今の保活(ホカツ)事情(3) 自治体間で、働くママパパへのやさしさに「格差」ありの画像1

出典:東京都福祉保健局(2013年、2014年)資料より、(社)ソーシャル・エンパワメント作成

顧客目線で保育ニーズに答えようとする自治体も

一方で、都内のある地域でファミリー向けのタワーマンションが次々と建設された地区でも、一時期、保育所が足りない!と問題になりましたが、



・保育園の運営を株式会社やNPOなどの民間にも門戸を広げた

・区独自の補助制度などで、小規模保育施設を多く開設した

・駅前の保育ステーションから遠くの保育園へのバス送迎を自治体主導で整備



など、様々な施策を行政が柔軟に行うことで、待機児童数の抑制に成功している地域もあります。

また、さらに多層的なサポートをする自治体もあります。



保護者の家庭や雇用の状況を細やかに把握した上で、適する保育サービスを案内する「保育コンシェルジュ」や、事業者への家賃補助や物件紹介などを行い、施設の整備を促進させるなどして、待機児童を激減させています。こうした自治体では、数の増加と合わせて、質の低下に繋がらないようにもしっかり取り組んでいます。

まとめ

これまでお伝えしてきたように、保育園などの子育て環境は市区町村ごとに大きく異なります。

まずはお住まいの自治体の事情を、自治体のホームページやWebなどで早めに把握し、ご自身の希望として譲れる所・譲れない所と、利用でいる保育園や子育て支援サービスをすり合わせて取捨選択していきましょう。



最近は、このような「ホカツ」におけるパパ・ママの膨大な作業負担をサポートしたり、見学や申し込みに直接行けない事情がある場合の代行などを行う、保活アドバイザーというサービスも民間でスタートしており、こうしたサービスを企業や個人が一部利用する動きも出てきているので、賢く利用していけるといいですね。

参考:保活アドバイザーサービス

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この記事を書いた人

長岡 美恵

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