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後期流産とは?安定期でも注意が必要?原因・兆候・対策まとめ

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妊娠の後期でも流産の可能性がある「後期流産」をご存知ですか?何に注意したらいいの?対策は?原因は?後期流産についてまとめました。ぜひ参考にしてみてくださいね。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11015196278
目次 後期流産とは?
後期流産の原因
後期流産の兆候
後期流産の対処法・手術方法
後期流産の術後、人体・次の妊娠への影響
後期流産を予防する過ごし方
まとめ

後期流産とは?

妊娠したにもかかわらず、妊婦22週より前に赤ちゃんが死んでしまうことを流産と言います。その中でも、妊娠12週未満の流産を「初期流産」12週以上22週未満を「後期流産」と分けて呼びます。初期流産は赤ちゃん側の問題とされていますが、後期流産はママ側にも問題があるとされています。

妊娠中の流産の可能性は、妊婦さん全体の15パーセント前後だと言われています。その中でも「初期流産」の割合が最も多く、流産の13パーセント前後は初期流産です。赤ちゃんの心拍が確認できて、安定期に入ると流産の可能性はグンと下がり、「後期流産」は1〜2パーセントほどになります。流産の確率はグンと下がるとといえど、安定期と呼ばれる期間に100人に1人流産してしまうということは決して少ない数字ではないでしょう。

日本医科大学多摩永山病院女性診療科医局 流産について

後期流産の原因

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初期流産は、染色体異常など赤ちゃん側に問題があることがほとんどですが、後期流産ではママ側の問題も大きいと言われています。

■子宮筋腫・子宮奇形

筋腫の場所によっては、赤ちゃんを圧迫してしまったり、早産の恐れもある子宮収縮を引き起こしてしまうと言われています。また「子宮奇形」では、着床しても妊娠継続が難しいことがあります。そのほか「頸管無力症」では、子宮頸管が通常よりやわらかくなっていて、通常は子宮収縮をしないと子宮口が開かないのに対し、子宮収縮せずに子宮口が開いてきてしまうので、流産の可能性が高いと言われています。

■感染症

クラミジアや単純ヘルペス、膣内で増殖した細菌が子宮内に入り感染することによって起こる「絨毛膜羊膜炎」という絨毛膜・羊膜の炎症などが、流産の原因としてあげられます。

■過度なストレス

妊娠中のストレスは大敵です。過度なストレスが流産の原因の1つともされています。特に、お仕事を止めずに妊娠前と同じように頑張っているママに、自分でも気がつかないストレスをためている方が多いようです。

後期流産の兆候

後期流産が起こるときには、以下の兆候があると言われています。

■出血

妊娠初期にはまだ体が不安定なので出血が見られる場合もあるようですが、妊娠中期に出血することはほとんどありません。出血の具合によらず、少量の出血でも、確認した場合はすぐに病院で受診しましょう。

■おなかに張りや痛み

周期的にお腹の張りや痛みを感じたり、休んでも治らない。またはどんどんひどくなる場合には病院で受診しましょう。流産ではなくとも切迫早産の可能性があります。初産婦さんだと「お腹のはり」がよく分からない場合がありますが、違和感を感じるようであれば早めに先生や助産師さんに相談すると安心ですね。

■おりものの匂いなどが違う

クラミジアや細菌が膣内にいる場合は、おりものの匂いが強く臭い匂いだったり、ポロポロとしている白いカスのような物がでてくるばあいもあります。他にもひどいかゆみを伴う場合もあるようです。なんだか違うな、変だなと思ったら早めの受診を心がけてくださいね。

■発熱

細菌に感染している場合は、発熱する場合もあります。発熱と同時期におりもの臭う・おりものの変化、かゆみなどがあれば、細菌に感染している可能性が高くなりますので、内科ではなく、いつも妊婦検診を受けている産婦人科に受診をするといいですよ。

後期流産の対処法・手術方法

妊娠12週以降の「後期流産」は、赤ちゃんが大きくなっていたり、将来胎盤になる「絨毛」と言われる部分、または胎盤が大きいため、手術によってとりだすことが困難になります。そのため手術ではなく、「死産分娩」となります。

死産分娩とは、陣痛促進剤をつかって亡くなってしまった赤ちゃんを分娩する方法です。陣痛をおこし、通常の分娩と同じお産をしますから、自然分娩と同じくらい入院の日数や費用がかかります。

真野産婦人科 死産分娩について

後期流産の術後、人体・次の妊娠への影響

■手術後

膣分娩の際は、翌日には退院できます。帝王切開の場合は1週間ほどの入院後、退院となります。手術後数日は出血・お腹の痛みなどがありますが、しばらく経つと自然と治まります。出血は子宮口が開いたことにより起こる出血で、腹痛は子宮収縮による痛みです。

出血が続いている間は細菌が中に入らないように、お風呂は浴槽に浸からずにシャワーだけですましてくださいね。お仕事や外出、家事などの立ち仕事も1週間程度は控え、徐々に元の生活へ戻すようにしましょう。

■次の妊娠

出血がある間は膣内を傷つけてしまう恐れがあるので性行為は禁止です。人によって異なりますが、次の妊娠は2度ほど生理を見送って、早くて3ヶ月〜6ヶ月後が良いとされています。子作りの計画は夫婦で決める前にお医者さんに相談して、許可をとってからにしましょうね。

■人体への影響

死んでしまった赤ちゃんを出産と同じように自分の体から出すわけですから、女性の悲しみは測りようがありません。もちろんパートナーも悲しいでしょうが、まずは女性の悲しみを癒してあげてください。前向きになれるように旅行に行ったり、日常から離れてみるのもいいかもしれませんね。

後期流産を予防する過ごし方

妊娠初期の流産は予防できないことに比べ、後期流産は予防できることもあります。少しでも後悔しないために、妊娠前からできる流産予防もしておくといいですね。

■子宮筋腫や子宮奇形

赤ちゃんができてからの妊婦健診で初めて子宮筋腫や子宮奇形に気がついたという方もすくなくありません。後期流産の原因が子宮筋腫であれば、漢方や薬食生活でも腫瘍を大きくしない予防ができると言われています。子宮奇形の場合は妊娠中でなければ手術も視野に入れてお医者さんと話をすすめましょう。

■クラミジアや細菌

適切に妊婦健診を行っていれば初期の段階で検査があります。もしクラミジアや細菌感染であっても抗生物質を服用すれば治りますので妊婦健診は必ず定期的に行くようにしましょうね。しかし検査後にクラミジアや細菌感染をしてしまう場合があるので、パートナーと性行為をする場合はコンドームをつけるようにするといいですね。

さらに、どちらか一方だけが治療をしても、パートナーが治療を行っていないとピンポン感染してしまうので、治療は必ず2人揃って行うようにしましょう。

■食生活

きちんと赤ちゃんに栄養を送れるように、カップラーメンやコンビニ弁当などは控え、バランスのとれた食事をとりましょう。お惣菜は塩分が多い場合もあるので、なるべく自分の体調に合わせられる手作りが望ましですね。

■ストレス

ストレスも流産の原因の1つだと言われています。がんばり屋さんのママは、自分でも気がつかないうちにストレスが蓄積されていってしまうことも多いようです。お仕事中の方は満員電車や対人関係などもストレスになりやすいので、職場の理解を得て自分の体調と向き合いながらお仕事をしましょうね。

まとめ

誰しも起こり得る可能性のある流産ですが、悔いが残らないためにも予防をきちんとしておきましょう。心配な方は妊娠前に「ブライダルチェック」を受けたり産婦人科に定期健診に行くのもオススメです。現代社会では全くストレスに無縁というのは難しいかもしれませんが、妊娠中はできるだけ心穏やかに、ストレスとなるものは遠ざけましょうね。

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まどんぬ

生後4ヶ月の息子の母親です。
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