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  5. 6つの流産の種類、時期・原因・兆候・確率・影響まとめ

6つの流産の種類、時期・原因・兆候・確率・影響まとめ

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悲しいけれど、起こってしまう流産。私の身近にも何人かの友人が流産を経験し、決して他人事ではないという思いがあります。すべての妊婦さんに流産を経験する可能性があります。
いまおなかに赤ちゃんがいる人も、これから妊娠を考えている人も、流産とは何かを知っておくことは大切なことではないでしょうか。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11030029302
目次 流産とは?どのくらいの確率で流産になるの?
流産の種類①繋留流産
流産の種類②自然流産
流産の種類③進行流産
流産の種類④完全流産
流産の種類⑤不完全流産
流産の種類⑥化学流産
まとめ

流産とは?どのくらいの確率で流産になるの?

そもそも、流産とは、妊娠21週6日までにおなかの赤ちゃんが育たなかったり流れ出てしまうことを意味します。流産は圧倒的に妊娠初期に多く、妊娠12週以内の流産が全体の約80%を占めるといわれています。一般的に、流産は妊娠全体の約15%の確率で起こると言われているので、妊婦さん13人に対して1人は流産を経験しているのです。

おなかに宿った小さな命が、残念ながらお空へ帰っていってしまう……。流産は、ママの体にも心にも大きな負担をかけます。なかには「私のせいで」と自分を責めてしまうママもいます。けれど、流産は誰のせいでもありません。また、一方で、少し知識があると防げるかもしれない流産もあります。いま妊娠中のママも、これから妊娠を考えている女性も、他人事と思わず、流産について知っておきましょう。

まのレディーズクリニック

流産の種類①繋留流産

稽留流産(けいりゅうりゅうざん)とは、妊娠22週未満に赤ちゃんが子宮内で亡くなり、子宮内に停滞している状態のことを言います。妊娠6~7週に起こりやすいとされている流産で、自覚症状がないのも特徴です。妊娠5回に1回程度起きていることで、年齢が上がるとその確率も高くなります。

原因は、染色体、受精卵、子宮などの異常など様々考えられてはいますが、個々の場合の原因が確定・判明することは極めてまれです。しかし一方で、運動不足によって代謝や血流が悪くなり、その為に良い胎盤ができなくなり母体から栄養分や血液の供給が低下し、稽留流産につながるとも言われています。稽留流産を防ぐためにも、毎日適度な運動を行なうようにしましょう。

稽留流産は、自覚症状がないため、定期的な妊婦健診で判明することが多いようです。そのため、元気だと思っていたおなかの赤ちゃんが突然亡くなっていたことを知り、ママの気持ちは大変つらく悲しいことになります。なお、医師により稽留流産と判断されたら、なるべく早い段階で子宮内除去手術を受けることになります。

流産の種類②自然流産

自然流産とは、いわゆる「人工妊娠中絶」以外の、自然に起きる流産のすべてを言います。手術の有無は関係ありません。妊娠に気が付いたけれど、流産してしまう場合もありますし、妊娠したことに気が付かず、生理と思いいつも通り過ごしている場合もあります。

流産は妊娠全体の約8~15%の確率で起こると言われていますが、流産を経験されている女性の、本当の数はもっと高いのかもしれません。

流産の種類③進行流産

進行流産とは、稽留流産とは違い、自覚症状があることが多いようです。強い規則的な腹痛(妊娠週数が早い時は痛みはひどくない)、出血、そしてその出血量が多くなり血の塊がでることもあります。出血の色は鮮やかではなく、暗褐色がチョコレートのような色をしています。妊娠中のママは、出血に敏感になっています。出血=進行流産ではないので慌てることはないのですが、出血が見られたら必ず病院に連絡するようにしてください。

切迫流産(流産の危険性がある状態)が進むと、進行流産となります。進行流産になると、胎盤が剥がれていたり、子宮の入り口が開いているいたりするので、残念ながら保存的治療ができません。胎児の生育が見られなかったり、胎嚢が崩れていたり消失しているのが超音波検査でわかります。

進行流産も含め、妊娠初期の流産は、染色体異常や先天性の異常がある場合とされており、受精卵の異常によって胎芽が正常に発育できずに妊娠が継続できなくなってしまいます。母体が原因である場合はほとんどありません。しかし、母体が高齢であるほど頻度は増すといわれています。

進行流産の治療法は、進行の流産と確定されたら子宮内に残っている組織を全て取り除きます。完全に出してしまわないと残った組織が子宮に癒着して子宮内膜症を引き起こしたり、不妊の原因になるためきちんと処置治療をします。進行している流産が途中で完全流産に移行し胎嚢などすべて流れてしまえば手術の必要はなくなります。

流産の種類④完全流産

上記2つ、稽留流産と進行流産は、流産の状態を示しています。
一方、完全流産と不完全流産は、流産してしまった後の状態を示しています。

完全流産とは、子宮内の物がすべて自然に流れ出てしまった状態です。完全流産の場合、強い下腹部痛と、大量の出血が見られます。これは、子宮が内容物を外へ出そうとしている痛みです。子宮内のものがすべて出てしまった後は、子宮も通常の大きさに戻ろうと収縮し子宮頚管は閉じてしまいます。内容物が出てしまうと下腹部痛もなくなり出血も徐々になくなります。たまに、下腹部痛が続く場合がありますが、それは子宮が収縮し、大きさが元に戻ろうとしている痛みです。

完全流産の原因も、妊娠初期であるならば、やはり染色体の異常や、着床時にきちんと着床できていなかった等が原因とされますが、きちんとした原因はつかめません。

痛みや出血が続く場合は、完全流産ではなく、子宮内容物が残っている可能性もあるため、医師の診断を受けましょう。

流産の種類⑤不完全流産

不完全流産は、上記の完全流産とは逆に、流産した際に、出血とともに子宮内のものが一緒に排出されますが、全部が出てしまうわけではなく、一部分が子宮内に残ってしまう事を言います。子宮内に一部が残ってしまう為、出血がいつまでも持続します。また、子宮内に異物が残っていると感染症や炎症を起こす原因となりますので、子宮内をきれいにする手術が行われます

症状としては、出血が続き、少しずつ出血の量も増えてきます。下腹部の痛みも個人差がありますが、子宮の内容物が外へ出ようとするために、とても痛くなかなか我慢するのも辛い場合があります。子宮内のものがすべて出てしまえば手術しない場合がありますが、不完全流産の場合、一部が残ってしまう為に、手術が必要となります。

不完全流産の場合、流産してしまったというショックで心のダメージも大きい上に、手術をするという身体的ダメージもあります。不完全流産になってしまった後は、ゆっくりと身体を休め、自分を責めることなく、穏やかに過ごすようにしましょう。

流産の種類⑥化学流産

妊娠を強く望んでいる女性にとって、化学流産という言葉は一度ならず聞いたことがあると思います。

化学流産とは、受精はしたものの、着床が続かず妊娠に至らなかったことをいいます。医学的には妊娠はしていないので、流産とはカウントされません。「化学流産をした」と認識のある女性は、生理がいつもより遅く、また市販の妊娠検査薬を早い時期に使い「フライング」して陽性がでたけれども、数日後に生理がきてしまった、ということだと思います。

人間は、なかなか妊娠しづらい動物と言われています。そして、受精する確率は80%以上ですが、それが着床して妊娠が成立するのは20%程度までと下がってしまうのです。ですから、受精、着床に至りながらも妊娠しないことは誰にでもあることなのです。

化学流産も母体に問題があったのではなく、受精卵に異常があるから起こるとされています。

そもそもは、フライング検査をしなければ気が付かない流産です。とは言っても、妊娠を待ち望んでいる方にとっては、一刻も早く妊娠しているかを知りたいところですよね。フライング検査をする時は、誰のせいでもない「化学流産」を覚悟してする方が、万が一のときに落胆が少ないかもしれませんね。

まとめ

赤ちゃんを望んでいるご夫婦にとって、妊娠検査薬の「陽性」、病院での胎嚢確認は、それは嬉しいものです。けれど、そこがゴールではなく、まだまだ出産までにさまざまな困難が待ち受けています。それは「流産」だったり、「つわり」だったり、「病院探し」だったり…。それはまるで、神様と赤ちゃんが夫婦のきずなを確かめているかのようです。

流産は悲しいことです。心も体も弱ってしまうこともあるでしょう。すぐに「さあ、次の妊娠を!」と切り替えられなくても仕方がないと思います。でも、誰のせいでもない場合がほとんどです。赤ちゃんがご夫婦をじらしているのか、まだ二人の時間を楽しんでと気を使ってくれているのか、わかりませんが、どうぞ体と心を存分に休めてあげてください。

そして妊娠を考えているご夫婦、とくに旦那様は、「流産」ということも頭の隅に入れておいてください。悲しいことが起こったときこそ、旦那様が大きな心で包んであげてほしいのです。皆さまのもとに健康で元気な赤ちゃんが生まれますように。

日本医科大学多摩永山病院女性診療科医局のホームページ

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poipoi

初めまして!
30代、1歳の女の子のママをやってます♪
「フツーのママ」の感覚を大切に記事を書いていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。...

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