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鼻涙管閉塞とは?原因・症状・特徴・検査・治療・手術法まとめ

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新生児のうちから片目だけ泣いてもないのに涙がでたり、目やにがひどかったりするとそれは鼻涙管閉塞かもしれません。鼻涙管閉塞といきなり言われても、一体何のこと?と戸惑うママさんも多いはず。何かの病気なのでしょうか?今回はそんな鼻涙管閉塞について原因や症状をまとめてみました。

目次 鼻涙管閉塞とは
鼻涙管閉塞の原因
鼻涙管閉塞の兆候・症状
鼻涙管閉塞の診断方法
鼻涙管閉塞の治療法・手術法
まとめ

鼻涙管閉塞とは

鼻涙管閉塞とは、目頭から鼻に抜ける涙の通り道を鼻涙管と呼ぶのですが、その鼻涙管が何らかの原因で詰まってしまっている症状のことをいいます。赤ちゃんの片目だけ涙が出たり、片目だけ目やにが出るときは鼻涙管閉塞かもしれません。

涙が鼻に流れていかないのでポロポロと泣いているように涙がこぼれてきます。赤ちゃんの場合は泣くことが多いので症状にきづかないこともあります。

鼻涙管閉塞の原因

本来涙は鼻涙管を通って鼻に流れます。その鼻涙管が詰まっていると鼻涙管閉塞は起こります。その原因は先天的なものと後天的なものがあります。

■先天性鼻涙管閉塞
先天的な鼻涙管の形成異常です。出生時からずっと目やにや涙の症状がある場合は先天的な鼻涙管閉塞を疑います。

■鼻の病気から発症する
鼻炎や蓄膿症などの病気の細菌によって起こります。これは赤ちゃんだけに限らず大人にも見られる原因です。

■鼻の手術のあとに起こる可能性も
新生児にはあまりないことだとは思いますが、鼻の手術をしたあとにも起こることがあります。

■目の病気から発症する
結膜炎などの目の病気からも同じように細菌によって起こります。

鼻涙管閉塞の兆候・症状

生まれたばかりの赤ちゃんの場合は常に泣いているので涙を流すことは多いのですが、とくに機嫌も悪くなくて泣いてもいないのに片目だけ涙が流れたり、目やにが多くでる場合は鼻涙管閉塞を疑います。母乳をあげている時などに片目だけ涙が流れてきたり、目やにも寝起きなどはとくにひどく目が開かない時もあります。

症状が軽かったりすると新生児のころは気づきにくいかもしれませんが生後4ヶ月を過ぎると泣くことも減ってきます。でも、鼻涙管閉塞の赤ちゃんは涙目や目やにが止まりません。

鼻涙管閉塞をそのままにしておくと、涙嚢(目と鼻の間の凹んだところ)細菌感染を起こして、涙嚢炎を起こして目やにがたくさんでるようになります。

鼻涙管閉塞の診断方法

生まれたばかりの赤ちゃんが常に涙目で目やにが多く鼻涙管閉塞が疑われた場合、まず涙管通水検査が行われます。目頭にある涙点から生理食塩水を注入し、正常であれば鼻の奥に流れていくことを確認できます。ただし、生理食塩水が涙点から逆流するようであれば鼻涙管閉塞と診断されます。

涙嚢炎を併発していると逆流した生理食塩水に膿が混ざって一緒に出てきます。涙管通水検査は検査の目的以外に、通水による水圧で自然開通を助けることや洗浄効果もあります。

鼻涙管閉塞の治療法・手術法

検査の結果で鼻涙管閉塞と分かった場合、どのような治療を行うのでしょうか。

■鼻涙管閉塞の治療
軽度の場合は家庭で毎日涙嚢の部分を人差し指で軽くマッサージをする方法で自然治癒する可能性があります。効果がすぐに出る訳ではないので毎日続けるようにしましょう。

涙管通水検査を数回繰り返すことによって開通する場合もあります。

涙嚢炎を併発していて目やにが多く出ている場合は、原因となった菌を特定し、抗生剤の投与で炎症を抑えてから鼻涙管閉塞の治療をします。その間も家庭でマッサージをしながら自然治癒するのを期待します。

■鼻涙管解放術(ブシー)
先天性鼻涙管閉塞は自然治癒する場合が多いのですが、生後6ヶ月を過ぎても自然治癒しない場合は鼻涙管解放術(ブシー)を行います。これは涙点から細い針金のようなもの(ブシー針)を鼻涙管に差し込んで、涙の流れを邪魔している膜を突き破る方法です。この治療は通常の外来で行われます。

■鼻涙管閉塞の手術
まれに鼻涙管解放術を行ってもブシーがとおらなかったり、慢性的な鼻涙管閉塞の場合は手術が必要になります。涙嚢と鼻腔を隔てる壁の役割をしている骨を削り、涙嚢鼻腔吻合術(るいのうびくうふんごうじゅつ)をして、新たに鼻と涙嚢を繋げます。

■鼻涙管閉塞のマッサージ
鼻涙管閉塞の治療に効果的なマッサージは再発防止にも効果があります。赤ちゃんの負担も軽減されるので回復するまで、できるだけしっかりと行いましょう。

マッサージする人の手を清潔にし、爪は短く切ります。赤ちゃんの頭が急に動いたりするのを防ぐため、片手でそっと顔を支えてあげます。目頭の部分に人差し指をあて軽く10回押すようにマッサージします。この時目の縁から溜まっていた膿や目やにが出てくることもあります。ガーゼなどの清潔なものでふき取ってあげてください。

マッサージの後は、処方されている目薬があれば点眼をして清潔を保ちます。マッサージ後の手もしっかり洗って清潔にしましょう。

まとめ

初めての育児の場合は気づきにくいこともあるかもしれませんが、赤ちゃんの様子をよく観察して異変を感じたらできるだけ早く小児科や専門医に診てもらうことが大切です。 治療を途中でやめてしまうと処方された点眼薬が菌に効かなくなってしまう恐れもあります。

先生の指示をよく聞いて自然治癒できるように治療に専念しましょう。

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この記事を書いた人

びんご

4人の男の子の育児に毎日奮闘中です。自分が今までに経験してきたことを活かして、みなさんの子育てに役立つ情報をお伝えできたらいいなと思っています。...

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