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「母性」ってなに?母との関係をうまく築けなかった私が今、母になって気付いたこと(2ページ目)

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巷でよく聞く「母性」という言葉。私は自分が母親になったにも関わらず、この「母性」という言葉に対して何か飲み込むことのできないようなもどかしさや抵抗を感じていました。それは、「母性」という言葉に「無償の愛」のようなイメージを抱いていたからかもしれません。しかし、ある本を通じて私は「母性」への新しい解釈を見出すことができました。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=30701000312
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そんな時に出会った1冊の本が、私の概念を変えてくれた

そんな時、私は1冊の本に出会いました。この『母性』という本を読んで、私が抱いていた「母性」への概念が変わりました。
いえ、この言葉を消化することができたのです。

『時は流れる。流れるからこそ、母への思いも変化する。

それでも愛を求めようとするのが娘であり、
自分が求めたものを我が子に捧げたいと思う気持ちが、母性なのではないだろうかーーー。』

(『母性』湊かなえ著、新潮社)

この一節は私にとって、「無償の愛」よりも「太陽のようなポカポカしたもの」よりも、しっくりくる「母性」の解釈でした。
子どもが親に愛を求めることは悪いことではなく、また、その愛を求める気持ちを1番理解している母親自身が、子どもの気持ちを汲んで満たしてあげたいと思うこと―。

この本を読んだことで、私は長年うまく飲み込むことができなかった「母性」という言葉を、詰まることなく噛み砕いて消化できたような気がします。

「母性」は、ポカポカした暖かいものでもなくてもよいのです。特別なものでなくてもよいのです。子どもの気持ちにきちんと寄り添いながら、自分が幼い頃に母親に求めたものを、今度は我が子にも捧げたいと思えばいい。

そう分かったとたん、私は気持ちがフッと楽になりました。

過去を受け入れ、変化しはじめた気持ち

私は子どもを産んでからというもの、幼き日の記憶が幾度となくよみがえり、大きな壁となって目の前に立ちはだかっていました。
過去の自分と決別しなければ、今のこの幸せが色褪せてしまいそうで、私は思い切って母にぶつかっていくようになりました。

母も、もう親となった私が相手だからか、お互いにぶつかりあうことができました。何度も何度もぶつかりあって、そして母の背中が丸く見えるようになったこの頃、やっと過去の自分に納得して決別できたような気がしています。

昔の母は、これまでの私と同じように育児で悩んでいたのかもしれません。仕事をしながら育児をし、充分に愛情をかけていたつもりだったのかもしれません。でも、幼かった私は母にそれ以上の愛情表現と、笑った顔を求めていたのです。

私はこれから、自分の中にある暗い顔の母親像をぶち壊して、新しい母親像を作るべく前進したいと思っています。

親が我が子にできることとは…「母性」への疑問を通じて希望が見えた

我が子に悲しいことがあると、親というものは自分のことのように悲しく思ってしまいます。また親の喜びは子どもの喜びでもあります。
母となった今、あらためて感じていることです。

そして、親は大人なので経験していることも多く、それをどうにか我が子の道しるべに…と、つい余計なことをしてしまいがちです。
これも、我が子に起こっていることを親が自分のことのように感じてしまうからではないでしょうか。

我が子は、自分とは別の「1人の人間」です。

自分のお腹から産まれ、日々同じ時間を過ごし、顔や性格が似ていても。子どもには子どもの人生があることを、受け入れなければなりません。

我が子との関わり方は、浅すぎてもどっぷり浸かりすぎてもうまくいきません。
自分の過去や経験を子どもに重ねずに、ちょうどいい距離を見つけていくこと。
我が子を信じて見守ること。
親としては大変さを感じるかもしれませんが、我が子の気持ちに寄り添ってうまく距離をはかることも必要なのかなと思っています。

「母性」とは一体何なのか?
私はずっと抱いてきたこの疑問が1冊の本によって晴れ、子育てと自分自身のこれからに希望を持てるようになりました。

今、かつての私と同じような思いをしている方がいたとしたら、いつの日か希望を見出せることを願っています。

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Aki

小学生と保育園の二児のママです(*^_^*)

農家の嫁となり、上の子の小学校入学と同時に意を決して住み慣れた場所を離れ、主人の実家のある田舎へ引っ越し、主...

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