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「母性」ってなに?母との関係をうまく築けなかった私が今、母になって気付いたこと

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巷でよく聞く「母性」という言葉。私は自分が母親になったにも関わらず、この「母性」という言葉に対して何か飲み込むことのできないようなもどかしさや抵抗を感じていました。それは、「母性」という言葉に「無償の愛」のようなイメージを抱いていたからかもしれません。しかし、ある本を通じて私は「母性」への新しい解釈を見出すことができました。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=30701000312
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「母性とは?」と聞かれたら何と答えますか?

皆さんは、「母性」という言葉を聞いて何を思い浮かべますか?

私は「無償の愛」や「太陽のようなポカポカしたもの」というイメージを持っていました。
みなさんが抱くイメージも、これに近いものがあるかと思います。


しかし私は、この「母性」という言葉の持つイメージにずっと抵抗感を感じていました。
自分が子どもを持つ母親であるにも関わらず、自分とはかけ離れた言葉のように感じていたのです。

私は我が子にとって太陽のような存在にはなれない。

「ありがとう」という見返りも欲しいし、育児中に陰りのある顔をしていることも少なくない、そう思っていました。

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本来「母性」という言葉はこのような意味があります。

母性(ぼせい)とは、女性がもっているといわれている、母親としての性質。また、子を産み育てる母親としての機能のこと。

私たちが抱いていたイメージとは、異なるものだったのです。

私が「母性」という言葉をうまく消化できなかったワケ

私は日々子育てをする中で、なぜ自分は「母性」という言葉に抵抗感があるのだろう?と考えるようになりました。
そして、2つの理由に思い当たったのです。

1.幼き日の記憶

私は幼い頃から、考えがひねくれていた子どもでした。そのせいか、幼稚園の頃からいじめられていました。

私がいじめられたことを母に話すと、母からはいつも、私がかけてほしい言葉と違う言葉が返ってきました。
「男の子だったらよかったなぁ」と言われて、自分自身が否定されたような気持ちになったこともあります。

もちろん、母からは学校のことや部活のことを詳しく聞かれたこともありません。
なので私からたくさん話すのですが、なんとなく鬱陶しがられている気がして、私はだんだん母に話すことをためらうようになっていきました。

たとえ話したとしても、結局は私がかけてほしい言葉と違う言葉が返ってくるので、母に対する反発心が少しずつ生まれます。
しかし母と対峙しようと思っても、母はその土俵に上がってくることはありませんでした。
こうして母娘がぶつかることもないまま、私は高校卒業後には飛び出すように家を出てきたのです。

私の記憶の中には、暗い母の顔しかありません。なんでそんなに辛そうなのか?と思うほどに。

母は決してネグレストや毒親ではありませんでした。
仕事の合間に毎日3食きちんと手料理を作って食べさせてくれ、生活する上では何不自由なく恵まれていたと思います。
それなのになぜ、こんな風になってしまったのか…。

私は、母から愛されたいという思いが強かった。
褒めてもらったり、ただ話を聞いてほしかった。
時には感情をあらわにして私のためにぶつかってきてほしかった。

本当はそう願っていながら、ずっと自分の思いに蓋をして生きてきたんですね。
だから、「母性」という言葉がもつ「無償の愛」「太陽のようにポカポカしたもの」というイメージに違和感を感じていたのだと思うのです。

2.我が子を信じて見守ることの難しさ

子どもを育てていると、「我が子を信じて見守る」ことの難しさを痛感します。

上の子の性格は私と似ているため、幼い頃の私のように友だちができないと本人が悲しい思いをしてしまうのではないかと、不安になります。
そして友だち関係がうまくいくにはどうしたらよいかなどと、うるさいほどに言葉を並べてはあとで自己嫌悪に陥ってしまうのです。
この子は決して私ではないのに…。

我が子を怒るときも同じです。
子どもを怒るとき、つい自分の過去や経験を重ねてしまって自己嫌悪に陥るのです。
我が子への怒りではなく、私自身への怒りや悲しみなのかもしれません。

私は子どもを産み育てるまで、こんなにも自分が喜怒哀楽の激しい人間だと思っていませんでした。
そんな自分に嫌気がさす毎日を送り、必要以上に「子育ては大変だ」と感じていたのです。

私は我が子に無償の愛を注げていない。太陽のようになれない。

我が子を信じて見守ることの難しさを感じていた私は、ますます自分の心と「母性」という言葉がかけ離れたもののように思えました。

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この記事を書いた人

Aki

小学生と保育園の二児のママです(*^_^*)

農家の嫁となり、上の子の小学校入学と同時に意を決して住み慣れた場所を離れ、主人の実家のある田舎へ引っ越し、主...

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