「スマホを失くしてしまった!」とパパから連絡がきたらママはどうしますか?なんと、スマホ盗難・紛失時、無事に戻ってきた割合は7%なのだそう。
そんな中、私が取った行動で無事返してもらうことができた、という経験があります。本当にあった怖い話、ではありませんが本当にあった話です。これを読んだら、ご夫婦でスマホの扱いについて話し合いたくなるはずです・・・。
ある調査では、年間約14万台のスマートフォンが紛失・盗難しているという結果が出ています。しかも手元に戻ってきたのは、たった7%!紛失場所は、職場や移動中・仕事中などがほとんどだそう。
しかも機密情報が保存されているという認識があるのに、利用可能なセキュリティ機能を使用していない人も多いようです。問題解決のために支払った金額は、平均12,537円と高額です。
スマホを使っている人はほとんどと言っても過言ではなく、もはや使っていない・持っていないという人を探す方が大変かもしれません。そのくらい現代社会では浸透しているスマホ。「会社用のスマホとプライベート用を2個持ち」という人も多く、通話とネットで使用を分けていて3個持ちというパパもいるのではないでしょうか?複数台持っていると、管理も大変になってきますよね。
私も数か月前、パパから「スマホを失くした」と(パパの職場の電話から)連絡がきてとても焦った経験があります。実際その場に身を置くと、このような恐怖が!
【スマホ盗難・紛失で怖かったこと】
・悪用されて何十万円もの請求がきたらどうしよう
・連絡先を悪用されたら困る
・スマホを買いなおさなければいけない
・パパと連絡がとれない
パパに状況を確認すると、どうやら職場のトイレにスマホを置き忘れてすぐ取りに行ったものの、無くなっていたとのこと。でもパパの職場は、いわゆるスーパーなどの“店舗”なので、誰かが見つけたら確実に従業員に届けるはず・・・。瞬時に「たぶん盗まれたんだ!」と私は推測しました。
「悪用されたらどうしよう、悪用されたらどうしよう」もうそればかり頭の中がグルグルと巡ります。急いでネットで調べると、30分失くしていただけで数万円の被害に遭ったという体験談もあり、どんどん不安が強くなっていきます。「パパにこの内容を報告しよう」と思っても、そう、スマホはパパの手元にないのです!
「もうパパのスマホは還ってこないかもしれない・・・。じゃあもうイチかバチかだ!」と私は行動を起こしました。もしかすると、誰かが間違って持って行ってしまったのかもしれない。そんな願いも込めて、LINEでパパ宛に「このスマホを拾った方へ。これからそちらへ取りに行ってもよいでしょうか?」と送ったのです。
LINE送信後、すぐ着信も入れました。パパの話では「何度自分の電話にかけても誰も出なかった」そうですが、すぐに男性が「もしもし」と応答したので、一気に私の頭は真っ白に・・・。まさか本当に出るとは思わなかったのです!
「ど、どうしよう」と考えあぐねていると、向こうもしばし無言に。もし拾ってくれていたのなら「このスマホの持ち主ですか?」などと言うはずでは?これは盗まれたに違いないと確信すると同時に、男性側が「あのー、どなたですか?」と。
こちらとしては「そちらこそどなたでしょう?」と言いたい気持ちで一杯でした。
以下、男性との会話です。
私 「このスマホの持ち主の妻です。」
男性「あぁ、このスマホ拾ったんですよ・・・」
私 「今から取りに伺いたいのですが、どちらにいらっしゃいますか?」
男性「(場所を述べる)」
私の知らない場所だったので動揺しましたが、「分かりました。今すぐ持ち主本人に連絡させますので、ご対応して頂いてもよろしいでしょうか」と言い、すぐにパパに連絡を取ってもらうよう指示しました。
男性のいた場所はパパの職場の近くだったらしく、待ち合わせして無事スマホを受け取ることができたそうです。
手ぶらで行ったのかと聞くと「急いでいたので、これしかなくてすみません」と言って、千円を渡してきたと話していました。
パパに連絡した後も、私はパソコンからパパのスマホの使用料金をすぐ確認し、不正使用がないか確かめました。スマホは画面ロックを設定していたこと、そしておサイフケータイもインストールしていなかったせいか不正使用の履歴はなく、かえってきたスマホには破損などもありませんでした。