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破傷風の予防接種、年齢・回数・費用・効果・副作用まとめ

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破傷風という病気を知っていますか?傷口などから破傷風菌が入り込むことによってかかってしまうとても恐い病気です。怪我などが多い子どもたちこそきちんとした対応をして破傷風を防ぎたいですよね。今回は破傷風の予防接種について詳しくまとめました。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28182000396
目次 破傷風とは?原因・症状
破傷風の予防接種、受ける時期・回数
破傷風の予防接種、効果
破傷風の予防接種、副作用
破傷風の予防接種、料金・費用
まとめ

破傷風とは?原因・症状

破傷風と言うのは、破傷風菌が傷口などから体内に侵入して増殖したことによっておこります。細菌が増殖すると、その毒素により開口障害やけいれんなどの症状が現れ、重症になる致死性の疾患です。

破傷風菌は、地面から数cmの土屋泥の中など、空気が少ない環境で増殖します。傷口から、砂粒や木片などが入り、体内に残ると、付着していた破傷風菌が体内で増殖し、毒素を放出し始めます。

その毒素は人の神経に接合するため、全身また顔面の筋肉のけいれんなど神経性の症状が現れるようになります。一般的には深い傷から感染するとされていますが、小さな傷口からでも感染する事があります。全体の4分の1は外傷歴が不明な程度の傷口によるものです。

潜伏期間は2日~8週間あり、一般的に感染から発症までの時間が短ければ短く、開口障害から全身けいれんまでの時間が短いほど死亡率が上がります。

初めは全身の倦怠感などから始まり、徐々に顔の筋肉がこわばり口が開きにくくなります。さらに引きつり笑をしているような状態になり、最終的には全身にけいれんがおこります。

呼吸筋のけいれんにより呼吸ができなくなるため、人工呼吸器を必要とします。

破傷風の予防接種、受ける時期・回数

破傷風のワクチンは、2012年11月から4種混合(DPT-IPV)ワクチンの中に含まれています。4種混合とは、ジフテリア(D)、百日せき(P)、破傷風(T)、ポリオの4種類が含まれるワクチンです。

接種時期は第1期が生後3か月から接種できるようになっています。

3~8週間隔で3回、3回目の約1年後(6か月後から接種可能)に4回目を接種します。第2期は11歳からで、DTワクチンを1回接種します。

4種混合で受ける場合は破傷風だけではなく他のワクチンも関係してきます。4種の中に含まれる百日せきは子どもがかかりやすく、重症化しやすいウイルスです。特に小さな赤ちゃんがかかると重症化しますので、生後3ヶ月になったらできるだけ早く受ける事が推奨されています。

また、4種混合は同時接種が可能なワクチンです。

少しでも早く免疫をつけ、危険なVPDから子供を守るためも同時接種が推奨されています。生後3か月になったらすぐに4種混合1回受け、その後3~8週間隔で2回続けて受けていきます。

ヒブ、小児用肺炎球菌、ロタウイルス、B型肝炎ワクチンなどと同時接種がおすすめなので、4週間ごとに同時接種で受けていくといいでしょう。追加接種も、ヒブ、小児用肺炎球菌ワクチンの追加接種と同時接種することができます。

日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール

破傷風の予防接種、効果

破傷風ワクチンは、破傷風菌から免疫を作るために必要な成分を取り出し、その毒性を消すことによって作られた不活化ワクチンです。
現在、破傷風ワクチンは4種混合ワクチン(ジフテリア、破傷風、ポリオ、百日咳)に含まれています。

4種混合・3種混合・破傷風トキソイドのどのワクチンを接種しても、ほぼ100%の確率で抗体を得る事ができ、破傷風菌の感染を予防することができます。

ただし、ワクチンの効果はおおよそ10年と言われています。
そのためスケジュールはきっちりときめられており、1期にあたる生後3ヶ月~90ヶ月(7歳6ヶ月)までの期間で4回、2期で1回の接種をしっかりと行っていても、ワクチンの効果は30歳以降低下し始め、40歳を超えるころには後退陽性率はかなりさがってしまいます。

実際、破傷風の感染報告は年間30~40人ほどいますが、そのうち95%ほどが40歳以上です。そのため、子どもの頃にワクチンを接種していたとしても、海外渡航する前には必ず追加接種が必要なのです。

また、母親が免疫を持っていることで新生児の破傷風を防ぐことにもつながります。新生児破傷風の場合、致死率が60~90%と言われています。かならず予防接種を受けましょう。

破傷風の予防接種、副作用

破傷風ワクチンは不活化ワクチンのため、ほとんどの場合、副作用はみられません。ただし、予防接種は体調の良い時に受けるようにしましょう。

体調が悪い時に受けると、副反応が出やすくなるなどの良くない影響が出る可能性が上がってしまいます。特に小さな子供は体調を崩しやすいので、接種予定の朝には良く様子をみてあげる事が大切です。病院で計る事がほとんどですが、自宅でも体温を確認するといいでしょう。

副反応としては、接種したところが少しだけ赤くはれたり、しこりになったりする場合がありますが、これらは神前に回復します。回数を重ねるごとにはれることが少し多くなりますが、ほとんどの場合、問題はありません。ごくまれに腕全体がはれることがありますが、その時は速やかに受診してください。

副反応の頻度は程度の差はありますが、初回接種1回目の後は20%、 3回目の後では40~50%近い人にみられます。50%と言われると多いように思えますが、これは免疫がついているからこそ起こる現象ですので、大きな問題ではなく、自然回復を待って問題ありません。

直径5cmを超える目立った局所反応の出現率はすべてを通じて10%程度です。また、通常の場合、高熱は出ませんが、24時間以内に37.5度以上になったケースが3〜4%ほどあります。

いずれも重篤化するようなものではありませんが、万一機嫌が悪くなったり、腫れがあまりにも目立つ、高熱やひきつけなどの症状が出たという場合は医師に相談しましょう。

予防接種の対象となる病気と予防接種による副反応

破傷風の予防接種、料金・費用

破傷風ワクチンの予防接種は、予防接種法で決められた“定期予防接種“に該当します。そのため、決められた期間に受ける事により無料で摂取する事が出来ます。

ただし、おおよそ10年ほどで免疫が切れる事から、20歳以降に海外渡航する場合は任意で予防接種を受ける必要があります。
その場合、1回の費用は3,000~5,000円程になります。

成人してからのワクチン接種であっても2~3回受ける事を推奨しているため、合計するとおおよそ6,000~15,000円程かかることになります。ただし、その費用は医療機関によってかなりの差があるため、接種する予定が決まったら事前に問い合わせをしておくといいでしょう。

海外渡航などに必要な予防接種 そねクリニック

まとめ

破傷風は感染すると、とても恐ろしい病気です。1950年のデータでは患者数1915人のうち死亡者数が1558人となっており、非常に致死率が高い感染症であることが分かります。

ただ、現在は4種混合として定期予防接種に含まれているため、患者数そのものが減少しています。破傷風そのものの発症例は少なくなっていますが、万一発症したらとても致死率の高い病気で、年間約30人の感染者が出ています。

新生児期の定期予防接種は必ず受けるようにして、成人いてからも、海外に行く場合だけでなく、日本国内であってもしっかりと免疫をつけておかないと感染しないとはいえません。事前に予防接種を受ける事が大切です。

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