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意外と知らない言葉の定着を妨げる言葉がけと促進させる言葉がけ

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言葉が出始めた時についやってしまいがちな行動が、実は言葉の習得のスピードを遅くしているのを知っていますか?また、定着しやすくする言葉がけもあるので、ここで紹介します。

出典:http://www.gatag.net/

言葉の定着を妨げやすい言葉がけ

例えば「車」と子どもが言おうとした時に、「くんま」と言ってしまうように、言葉の出始めは正しい発音ができません。こういう場面では、正しい発音を身につけさせたいがために、ついつい「違うわよ。くるまでしょ?く・る・ま」と、言い直してはいませんか?

言い直すことで子どもたちは「間違ったんだ」と理解します。それは大事なことなのですが、言い直しされることで「間違えてはだめなんだ」と思ってしまうことがあります。自分を否定されたという気持ちになってしまうのです。間違ってはだめということは、言葉を出すことを躊躇します。発語をするときに緊張し、なかなか話せなくなることもあります。できるだけ言葉を間違っても、否定しないようにすると良いでしょう。

言葉の定着を促進しやすい言葉がけ

では、否定しないようにするにはどうしたらよいでしょうか。先ほどの例を取って見て行きましょう。

子どもが「くんま」と車のことを指さして言ったとしたら、その時にこのように言葉がけをしましょう。



「くるまだね。」



たったこれだけです。正しい発音をそのまま返してあげることです。間違えていることを自分で自覚できる以外に、自分で覚えて修正することが大事です。指摘をするのではなく、正しい発音で発音しなおしてあげるだけでいいのです。「あなたの言っていることは伝わっているよ」という肯定的な雰囲気が子どもに伝わり、もっと覚えようという意欲に変わっていきます。

言葉ではなく「雰囲気」が伝わる

先ほどの言い返し以外に気をつけて欲しいのは、ママの言葉がけの雰囲気です。子どもはその場の雰囲気を感じ取る力が非常に強いです。言葉ではなく「感情」や目にみえない雰囲気などが伝わります。

言葉は「くるまだね」と言っていても、心の中で「間違ってるよ!こうだよ!」と訂正をする気持ちで接していると、それを感じ取ってしまう可能性があります。ここでは全面的肯定ができるようにしましょう。

全面的肯定の方法とは?

子どもの言葉の定着を促進させるための方法の一つに、「全面的肯定」というものがあります。

全面的肯定とは、何があっても子どものしていることはすべて受け入れる、受け止めるという心のあり方です。子どもの行動は、つい大人が正してあげなくちゃ、自分がきちんと見てあげなくちゃと考えがちですが、それは子どもの欲求や自発的行動を妨げることになってしまう場合も多いです。できるだけ「一歩引いて、見て、守る」という大きな心でいることが大事です。



具体的には言葉をかけるときにはこのような点に気をつけましょう。



・はっきり

・ゆっくりと

・目を見て

・手をつなぐなど、身体の一部に触れながら



これらは子どもの安心感を作り出します。この中の一つでもいいので行っていくと、子どもの言葉を発する機会が増えていくでしょう。ぜひ試してみてください。

まとめ

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この記事に関するキーワード

子育て・育児 子どもの成長・発達 言葉の発達

この記事を書いた人

西村 史子

こんにちは。子連れベビーシッターの西村史子です。

教員として様々な種類の学校で勤務をし、子どもの個性を決定するのは幼少期がとても重要だということを実感しま...

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