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ポリオ(急性灰白隨縁)とは?原因・症状・感染・予防接種・対処法 まとめ

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ポリオ、赤ちゃんの初めての予防接種として記憶に新しい方もいらっしゃるかと思います。では、ポリオとはどんな病気でしょう?・・と尋ねられると、答えられない方も多いのではないでしょうか。

この章ではポリオの原因・症状・感染・予防接種・対処法について、詳しくご説明します。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11030002518
目次 ポリオってどんな病気?
ポリオの原因・感染源
ポリオの症状
ポリオの感染予防法①予防接種
ポリオの感染予防②日常の手洗いうがい
ポリオに治療法はあるの?
予防の大切さ

ポリオってどんな病気?

ポリオ(ポリオマイアライティス)、または、 急性灰白髄膜炎(きゅせいかいはくずいまくえん)と呼ばれ、ビコルナウイルス科、エンテロウイルス属のポリオウイルスによって発症する、ウイルス性の感染症です。1,2,3型があり、もちろん予防接種は3つの型すべてに抗体が付く形で行われています。
感染しても無症状、もしくは胃腸風邪のような軽い症状が大半ですが、感染した1%以下の確率で手足に麻痺がおこる症状が発症します。一般的に小児麻痺(骨髄性小児麻痺)と呼ばれていますが、これは5歳以下での発症が多いことからであり、大人でも感染、発症します。

また2類感染症に分類されており、感染が確認された場合、医師は保険所へ届ける必要があります。

1980年の1例を最後に予防接種の副反応以外での国内発症は確認されておらず、現在、日本国内での野生株によるポリオウイルスは根絶、とされてます。

ポリオの原因・感染源

ポリオウイルスは、感染者の糞便に排出されたウイルスが、何らかの経緯を経て口から侵入して・・という流れでの経口感染です。感染すると、ウイルスが咽頭や小腸の粘膜で増殖しますが、90%は無症状、5%は夏風邪のような症状で、実際に麻痺につながる場合は1パーセント以下です。感染しても、このように発症率が低いため、ウイルスを持っても気が付かず感染者を増やしている可能性が考えられます。

現在、日本国内では、野生株によるポリオウイルスは根絶されていますが、世界的に見てみると、まだ根絶されていない国々もあるので、世界の国をまたいでの行き来が多い現代では、予防接種を続ける必要性があります。

ポリオの症状

これまでの項でも少し触れましたが、ポリオウイルスは、感染しても90%の人に症状がありません。

5%の人に、
■発熱(38度以上)
■のどの痛み
■下痢
■嘔吐
■ウイルスによる骨髄炎(麻痺を起さないもの)

などの症状があります。

基本的には、骨髄の前角がおかされるため、感覚障害が起こることはありませんが1%以下の確率で、手足に弛緩性の麻痺が発症します。初期症状としては、発熱や、頭痛、嘔吐、下痢など胃腸炎のような症状があらわれますが、熱が下がったころに麻痺が生じます。現在は特効薬がないこともあり、後遺症として、一生運動障害が残ることも少なくありません。
また、その中の1部の人で数10年後、疲労、痛み、筋力低下に悩まされる事例があり、それがポリオによる二次障害、ポストポリオ症候群であることがわかってきました。ポストポリオ症候群の症状は、少しの間は進行しますが、ほとんどの方が症状が起こる前の状態に戻ることができるとされています。

他に、とても危険な症状として、呼吸をするための横隔膜に麻痺がおこる事もあり、この場合は、死亡する危険が生じます。

このように発症率は低いのですが、発症した場合に重篤な症状が生じるので安全な予防接種の重要性が再認識されるところです。

ポリオの感染予防法①予防接種

予防接種のワクチンには病原性を弱めて作った”生ポリオワクチン”と、ウイルスを不活性化し、病原性をなくした”不活性化ポリオワクチン”があります。
日本では、2012年9月1日よりそれまでの生ポリオワクチンから不活性化ポリオワクチンへと変わりました。

1番に挙げられる理由として、生ポリオワクチンは、免疫をつける力は優れている反面、病原菌を弱めているだけなので、まれに
ポリオにかかった時と同じ症状となり、手足の麻痺を発症してしまう場合があるのに対し、不活性化したポリオワクチンはウイルスを排除し、免疫を作るのに必要な成分をとりだしているので、ポリオと同じ症状が発症することは絶対にない、ということです。

予防接種はポリオの感染予防には絶大な効果を発揮しているので、国内でポリオが根絶している場合、より安全な不活性化ポリオワクチンを使用している国が多くあります。

ワクチン移行の際に、生ポリオを1回だけ受けている場合は、その後不活性ポリオワクチンを3回摂取します。生ポリオワクチンを2回受けている場合は、それ以上は受けなくても大丈夫です。
不活性化ポリオワクチンは

■初回接種・・生後3か月から12か月の間に20日以上の間幅を開けて3回
■追加接種・・初回接種終了から12か月から18か月の間に1回

となってます。

なお、90ヶ月までの間なら、不活性化ポリオワクチンを接種できるので、過去に飲み忘れがあった人は、接種することをおすすめします。

ポリオの感染予防②日常の手洗いうがい

以前の予防接種に使われていた、生ポリオワクチンは接種後、便にポリオウイルスが排出されるので、特におむつ替えの後には感染予防のため、手洗い、うがいを推奨されていました。

現在の不活性化ポリオワクチンの場合は、ウイルスを排除しているため、免疫はつきますがウイルスとしての働きはありませんのでおむつ替えの後の、手洗い、うがいを推奨されてはいません。

しかし、ウイルスというのは、目に見えない分、どこに感染源があるかもわかりません。日本国内では根絶されていても、発症している国へ行った人が感染し、自覚症状もないまま帰国していることも考えられます。

そう考えると、手洗い、うがいは、どのウイルスに対しても基本的な予防法といえるので、丁寧にきちんと行うことをおすすめします。

ポリオに治療法はあるの?

現在は、残念なことに、ポリオウイルスに有効な治療法、治療薬はなく、その症状に対応する、対症療法で症状を抑えます。

麻痺の症状に対しても特効薬はなく、しばらくの間は安静に、症状が落ち着いてきたらリハビリ、マッサージなど理学療法を行います。

麻痺をした部分をカバーするリハビリ、訓練なども必要となってきます。ウィルスにおかされずに機能している残された脊髄の運動機能神経が、神経とつながっていないために動かなくなってしまった、元気な筋肉に少しずつ枝を伸ばして働きかけていきます。発症後に全く動かなかった手足が少しずつ動くようになっていくのはそのためです。

麻痺が発症した方は長年にわたり、頑張ってリハビリをおこなうなど、一般に努力家の方が多く、日常生活を元気に送っている方もたくさんいらっしゃいますが、長年頑張りすぎて、先に項で出てきました、ポストポリオ症候群につながる場合もあるので、無理をしない範囲でのリハビリを心がけることも大切です。

治療薬が確立していない状況では、やはり予防が必要不可欠となります。もちろん感染予防が目的ではありますが、重篤な副反応の起こる可能性のない安全な予防接種が望まれす。

予防の大切さ

みんな、一人、一人、大切な命を一つだけ持って生まれてきます。
その一つの命を、たくさんの温かい手で包まれているのが本来の社会です。

お金や制度、国が違うだけで守れない命、そして守れる命があるのが現在の社会です。

まず、自分ができること・・・
守れる命を、守りましょう。

予防接種はその一歩!
ママが子供にしてあげられる大きな意味のある一歩です。

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みなみ

子供の背中にキュンっとなります。
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