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公開 2015年04月12日  

産後ダイエットにも!代謝を上げる、引き締める、胸式呼吸法

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代謝が下がってきた…体のたるみが気になる…そんなときどうしていますか?そんなあなたに紹介したいのが胸式呼吸法。冷え症でため込み体質になってしまった体や、ふさぎがちな心を整えて、代謝よく、さらには前向きな心になれちゃう胸式呼吸法をご紹介します。


腹式呼吸と胸式呼吸の違い

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「健康な体やリラックスした心のためには腹式呼吸」と言われることが多いですが、腹式呼吸と胸式呼吸はどう違うのでしょうか。

呼吸とは、肺を広げることによって息を吸い、吐き出す動きですが、その際に肺の下にある横隔膜を下げながら息を吸うと、その下にある内臓をさらに押し下げるため、お腹が膨らみます。これが腹式呼吸です。腹式呼吸は副交感神経の働きを優位にして、心をリラックスさせるため、内臓の働きがよくなったり、手足が温まったりと、ストレスによる内臓疾患や不調を抱えがちな現代人にはよいと言われています。

一方胸式呼吸は、横隔膜を下げずに広げて肋骨を動かすことで肺を広げて息を吸う呼吸法です。交感神経の働きを優位にするとされ、全身の筋肉を活性化し、やる気と活力を生み出します。いずれの呼吸法も深く行うことで、体内循環が良くなっていきます。

胸式呼吸のメリット

元気を出したい、気持ちを軽くしたい、お腹を引き締めたい、肩こりや腕の動きを良くしたい…これらには、全て胸式呼吸が適しています。胸が広がり、肋骨の動きが良くなるので、周囲の腕や肩周りがほぐれてコリが取れます。みぞおちが広がるので、自律神経の働きが整い、胸腺が刺激されて免疫も上がります。

元気がない時や落ち込んでいる時は、たいてい肩を落として背が丸まった姿勢になるものです。胸式呼吸で胸周りを広げると、姿勢が整い心も前に向きます。試しに胸を張って、やや上を向きながら「元気がない」と言ってみて下さい。しっくりきませんよね。胸を開くことで心も開かれ、元気が出てくるのです。

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胸式呼吸をやってみよう

それでは、胸式呼吸を始めてみましょう。目の前にある窓ガラスを白く曇らせるつもりで、息を「ハァ~~」とゆっくり吐き出していきます。吐く息がなくなるまで息を吐き切った時の、お腹の様子はいかがですか?お腹が干からびた感じ、真空になった感じ、ぺたんこになった感じ…そのお腹の感覚をキープしたまま呼吸を続けましょう。このとき、肩はリラックスして。お腹が引き締まったまま肋骨周りを動かす、これが胸式呼吸です。

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より深く呼吸をするために

お腹を引き締めたまま呼吸をするためには、肋骨周りをより大きく動かさなければなりません。ここで簡単にできるイメージ法をご紹介します。ピチピチの小さなワイシャツを着ているとイメージします。息を吸った時に、そのワイシャツのボタンが飛ぶようにします。できれば前側だけでなく、横や後ろへも胸板を広げていきます。

一方お腹は引き締めたままですから、履いているズボンのウエスト周りがガボガボにゆるくなっていくとイメージをします。呼吸を続けるうちに、肋骨をより大きく動かせるようになり、ウエストはどんどん引き締めていられるようになります。さらに、両手を後ろで組んで、腕を伸ばして肩を下げるストレッチを行うと、肩甲骨が刺激され、肩こりが解消される上に、免疫や代謝を上げる効果があります。

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おわりに

いかがでしたか?最初はお腹を引っ込めたまま胸周りを動かす呼吸が難しいかもしれませんが、慣れてくると代謝が活性化し、心も軽やかになってくるでしょう。胸式呼吸で心と体の内側から春を迎えませんか。

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