「健康な体やリラックスした心のためには腹式呼吸」と言われることが多いですが、腹式呼吸と胸式呼吸はどう違うのでしょうか。
呼吸とは、肺を広げることによって息を吸い、吐き出す動きですが、その際に肺の下にある横隔膜を下げながら息を吸うと、その下にある内臓をさらに押し下げるため、お腹が膨らみます。これが腹式呼吸です。腹式呼吸は副交感神経の働きを優位にして、心をリラックスさせるため、内臓の働きがよくなったり、手足が温まったりと、ストレスによる内臓疾患や不調を抱えがちな現代人にはよいと言われています。
一方胸式呼吸は、横隔膜を下げずに広げて肋骨を動かすことで肺を広げて息を吸う呼吸法です。交感神経の働きを優位にするとされ、全身の筋肉を活性化し、やる気と活力を生み出します。いずれの呼吸法も深く行うことで、体内循環が良くなっていきます。
産後ダイエットにも!代謝を上げる、引き締める、胸式呼吸法

代謝が下がってきた…体のたるみが気になる…そんなときどうしていますか?そんなあなたに紹介したいのが胸式呼吸法。冷え症でため込み体質になってしまった体や、ふさぎがちな心を整えて、代謝よく、さらには前向きな心になれちゃう胸式呼吸法をご紹介します。
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