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子どもの成長痛、原因・対処法など徹底調査

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成長期の子どもがよく訴える”痛み”。それが成長痛なのか怪我なのか、治療が必要なのか、ほうっておけば治るのか判断が難しいですよね。今回は、成長痛の原因から対処法まで、詳しく調べてみました。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28174008140
目次 成長痛とは?
身体的な原因とは?
精神的な原因とは?
成長痛の症状の特徴、痛む場所
成長痛への対処法
成長痛、病院へ行くかの判断基準
成長痛の診断方法
成長痛の医学的治療・費用
まとめ

成長痛とは?

幼児から中高生の成長期にかけて「特有の症状や特徴をもつ痛み」が見られることがあり、それらの症状を総称して「成長痛」と呼んでいます。

以前は骨の成長により、「人体や筋肉が引っ張られて痛みが出る」などと言われていたこともありますが、現実にはそのような理由ではないようです。

成長痛といわれるものの一つは、3歳くらいから小学校低学年くらいまでに起こることが多い症例で、日中は元気に走り回っているのに夕方から夜にかけて、または寝る前になると痛みを訴え、30分~1時間くらいで自然と治まるパターンです。

もう一つは、毎日のようにスポーツをしている子どもに見られる症状で、疲労や骨へのストレスが過剰になることが原因で起こります。

身体的な原因とは?

成長痛は「背が伸びるときに痛む」「成長に伴う痛み」といわれることが多いですが実際は身体の成長とは無関係と言われています。医学的にも、どの部位までが成長痛であるかという明確な分類はありません。

身体的な原因としては、日中に活発に動き回った疲れが溜まり、その疲れや違和感をうまく言葉に表すことができないため、子どもにとって最も表現しやすい「痛み」という形で訴えている、と考えられています。

また、スポーツなどで筋肉を酷使することで発生する痛みの場合は、原因が違ってきます。この場合は、激しい運動などによって成長期に多く存在する骨の軟骨部分が強い衝撃を受け、筋肉が付着する部分の骨が剥離しかけて痛みが発生します。

精神的な原因とは?

精神的な原因がみられるのは、3歳くらいから小学校低学年くらいまでの子どもに多く、夕方や夜にかけて痛がり、30分から一時間ほどで治まりケロッとしている、心意性成長痛のケースです。

以前は骨の成長のせいだと考えられていましたが、今では精神的な不安感などが原因だと考えられています。

こういった症状は、甘えたい・関心を寄せてもらいたい・自己主張したい・その他なんらかの心の葛藤が痛みを引き起こしている、といわれています。注意しなければいけないのは、子どもたちは嘘をついているわけではなく、本当に痛みを感じ訴えかけているということです。

心意性の成長痛を訴える子どもの統計的データをみてみると、以下のような条件にあてはまる傾向にあります。
・神経質な子ども
・兄弟がいる場合は上の子ども
・甘えが強い子ども

成長痛の症状の特徴、痛む場所

心意性の成長痛の特徴は、30分から1時間ほどで痛みがおさまり、翌日には痛みがすっかり消えていることです。月に数回の割合でおこり、1~2年という長期間にかけて続くことが多いです。

疲労性の成長痛の場合は、慢性的な過度の運動による痛みと、急激に身体の組織が成長する際に身体の各部位がひっぱられることによって痛みが生じるケースがあります。

どちらも成長期の子どもだからこそ発症してしまう痛みで、身体や骨の構造上、どうしても弱点となってしまう部分に症状が出てしまいます。正式な名称としては「骨端症」という呼び名がつけられています。

骨が成長するとき、骨の先端にある骨端軟骨と呼ばれる軟骨組織が成長します。このときに、この軟骨部分に継続的な疲労やストレスが加わると、骨は十分に成長することができなかったり、場合によっては怪我に発展してしまうこともあります。

最も頻繁に症状を訴える箇所は、 膝まわりです。2~4歳くらいの幼少期の子どもにも、成長痛とみられる膝の痛みを伴う症状がしばしば確認されています。

膝の他にも、ふくらはぎ・足首・太もも・足の付け根・腰などに痛みを感じることもあるようで、痛む場所が日によって変わる場合もあります。

成長痛への対処法

心意性の成長痛の場合は、何よりも子どもを安心させてあげることが大切です。心意性の場合は、精神的なものが原因で、甘えたい・関心を寄せてもらいたい・自己主張したいなどの葛藤が痛みを引き起こしているので、特に外科的な処置は必要ありません。

優しくさすってあげたり、湿布を貼ってあげたり、抱っこしたり、話を聞いてあげたり、一緒に添い寝をしてあげたり、たっぷりと愛情を注いであげることで、だんだんと症状は治まってきます。

痛みの原因が悪い病気ではないことを両親が理解し、ゆったりと子どもと接することを心がければ、子どもが痛みで余計に不安になるようなことも避けられます。

一方、疲労性の成長痛の場合は治療が必要になりることがあります。有名なのがオスグッド・シュラッター病です。これは、膝のお皿の下にある脛骨粗面の痛みが原因でおこる症状で、レントゲンを撮ると骨が剥離しかけているのが分かることがあります。

同じメカニズムで、かかとが痛くなる場合は踵骨骨端症と診断されます。この場合も、レントゲンで見ると、かかとの先の部分が薄くなり、骨が浮いたように見えることがあります。大人になるにつれてこの部分は無くなっていき、痛みを引き起こすこともなくなります。

成長痛、病院へ行くかの判断基準

これまでにもお伝えしてきたように、基本的に心意性成長痛で病院を受診する必要はありません。痛みが1時間ほどでなくなったり、温めさすってあげることで改善する場合、は心配ないといえます。

しかし、成長痛だと思っていたら、実は病気が隠れていることもあります。以下のような症状がみられる場合は、一度整形外科を受診し、適切な指示を受けることをお勧めします。
・昼間も痛がる
・歩き方がおかしい
・次第に痛みが強くなる

疲労性成長痛の場合も、適度に安静にしていれば痛みは治まってきます。ただし、早く競技に復帰したい場合は、我慢して無理をせず、早めに病院を受診しましょう。整形外科はもちろん、接骨院でも治療を受けられます。

成長痛の診断方法

基本的に病院にいく必要はありませんが、初めてのお子様の場合は、長い期間に渡って痛みをうったえると親御さんも不安になってきますよね。

一度病院を受診して、なにも異常はありませんと言ってもらえると安心します。不安に思ったときは、お医者様に相談しましょう。
病院での診断方法としては、

臨床症状による診断
夜間に痛みが発生し、翌日に問題なくあるける場合はまず成長痛を疑います。

血液検査による診断
通常は採血することはありません。成長痛の場合は、結果に異常は認められません。

レントゲンによる診断
心意性成長痛の場合は異常はありません。疲労性成長痛の場合は、軟骨の剥離などがみられる場合があります。

また、心理的な原因が大きく、痛みが続く場合はカウンセリングを受けることを考えてみてもいいでしょう。

成長痛の医学的治療・費用

心意的成長痛の場合、基本的に治療の必要はありません。病院にいって診察してもらっても何も異常は認められませんので、通院もありません。

レントゲンをとることになりますが、保険が適用されますし、子どもの場合は市町村ごとに補助がありますので数百円の出費ですみます。痛がっていてかわいそうだと思ったら、お医者様に診断していただきましょう。

一方、疲労性成長痛の場合は継続的な治療が必要になる場合があります。 基本的な治療法は”安静にすること”です。

しかし、競技をしたり活発に動き回ることが好きな子どもに、安静にすることは不可能といってもいいですよね。早く競技に復帰したり、痛みを取り除いてあげたい場合は、専門医にアイシング処理をしたりストレッチやマッサージをしてもらうことで改善します。

成長痛だからと放置していると痛みがひどくなったり、症状が長引いたりするので、接骨院や整体院などの信頼できるプロに相談することも検討してみてください。ただし、 接骨院や整体院は保険が適用できない場合もありますので注意してください。

まとめ

子どもが「痛い」と泣きながらうったえてくると、原因がわからないときほど、親も不安になります。

わたしの息子はサッカー少年で、明けても暮れてもサッカー三昧。そして、やはりかかとの痛みをうったえ、普通に歩けないときもありました。通院とインソール、柔軟体操を続けた結果、今は痛みもやわらぎました。

心意性にしても疲労性にしても、痛みをうったえているなら一度病院を受診するのが、安心するための一番の解決法だと思います。

何もなければ親も子も安心できますし、治療が必要なら尚のこと早目の処置が大切になってきます。特にスポーツをしている子どもには、練習から帰ったら「どこか痛いところない?」と声をかけてあげてください。意外と痛みに慣れてしまい、我慢しているものですよ。

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この記事を書いた人

あんじー

はじめまして! 小学6年の娘&小学5年の息子がいます。子供達に毎日振り回されながらもお日様のような母(妻)を目指して格闘中。子供や主人がいなければ決して経験する...

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