1. >
  2. >
  3. 避妊リング(IUD)とは?効果・副作用・費用・挿入方法・痛みまとめ

避妊リング(IUD)とは?効果・副作用・費用・挿入方法・痛みまとめ

避妊リング(IUD)とは?効果・副作用・費用・挿入方法・痛みまとめのタイトル画像

避妊リング(IUD)をご存じでしょうか?きちんとした家族計画のためにも重要な避妊。IUDっていったい何?今回は避妊リング(IUD)について徹底調査しました。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=30700000124
目次 避妊リング(IUD)とは?
避妊リング(IUD)に向く女性・向かない女性
避妊リング(ICD)の効果・避妊成功率
避妊リング(IUD)の副作用・安全性
避妊リング(IUD)の利用方法
避妊リング(IUD)挿入時の痛み
避妊リング(IUD)の費用・保険適用の有無
IUDを適切に効果的に活用しましょう

避妊リング(IUD)とは?

IUD(避妊リング)とはIntrauterine Deviceの略称で、子宮内避妊器具と呼ばれ、男性側に装着するコンドームや、女性が内服するピルとは違い、子宮内に挿入し、受精卵の着床を防ぐ避妊具です。

従来、IUDはピルよりも避妊成功率が低くあまり普及していませんでしたが、99年に低用量ピルが許可されると銅付加IUD(IUCD)の許可が日本でもおりて以来、近年使用者が増えています。銅付加IUDとはその名の通り従来使われていたIUDに銅コイルをつけたもので、挿入後、子宮内で銅イオンを放出、受精を阻害すると同時に、受精してしまった場合も子宮への着床を防ぎます。

IUDは産婦人科で処方、挿入をしてもらうことができ、使用者には年に一回の検診がすすめられています。

避妊リング(IUD)に向く女性・向かない女性

IUDは一般的に分娩の経験があり、セックスパートナーが一人であること、子宮に筋腫など子宮周囲の問題がないことを条件に使用することができます。

分娩経験がない女性は子宮口が狭いため、異物であるIUDを装着、定着させることが難しく、また、IUDは挿入後に子宮内の毛細血管をいためることがあり、不特定多数のセックス・パートナーがいる場合、性行為感染症(子宮内膜炎や骨盤内炎症など)のリスクがIUD装着によってさらにあがることがあるため、使用を禁止されています。

また、使用中に感染症になった場合はただちに使用を中止する必要があります。いずれにせよ、使用を始める前に一度産婦人科にて自分の体がIUDの使用に適しているか一度相談してみましょう。

避妊リング(ICD)の効果・避妊成功率

避妊リング(IUD)とは、子宮内避妊用具(Intra Uterine Device)で、効果的かつ可逆的(妊娠可能に戻せる)な避妊方法です。IUDには銅を使用しているものと使用していないものの2種類があります。銅を使用しているIUDの避妊成功率は約99%、銅を使用していないIUDの避妊成功率は約80%であると報告されています。

妊娠による使用の中止率は、12ヶ月で0.32%、24ヶ月で0.87%と低く、自然脱出率も2年で1.42%となっており、IUDの長期にわたる有効性をしめしています。また、日本国内での臨床試験の結果は708人中4人に妊娠が認められ、日本人の体質にも有効だということが証明されています。

使用されている銅イオンには精子の運動能力に影響し、卵子にたどり着き、受精をすることを阻止します。それと同時に元来のIUDの要素である、受精卵の着床の防止が避妊により高い効果を与えています。もちろん、避妊効果は100%ではないですが、コンドームなど他の避妊具との併用によってより高い避妊成功率が期待することができます。

しかし、装着がうまくできていなかったり、何らかの衝撃でIUDの位置がずれると自然脱出の恐れがあります。外れてしまった場合は産婦人科にて検査・新しいものを装着してもらいましょう。脱出してしまうと妊娠する恐れがあります。避妊を希望する場合、新しいものをつけるまでは性行為を控えるか、その他の避妊方法を使用するようにしましょう。

イリスMORIウイメンズ

リプロ・ヘルス情報センター

たびたびの修正失礼いたしました。
前回修正依頼された時点で数値等の参考にしました「リプロヘルス情報センター」のリンクを貼付けております。リプロヘルス情報センターサイト内にてグラフとともに数値の表示がされています。ご確認くださいませ。また、「日本国内での臨床試験の結果は708人中4人に妊娠が認められ」の部分には今回追加でリンクのはりつけをさせていただきました。お手数ではございますがご確認いただけますと幸いです。

避妊リング(IUD)の副作用・安全性

前述のとおり、IUD装着時に子宮内の毛細血管を傷つけることがまれにあり、装着後出血が見られることがあります。また、IUDによる子宮内の損傷などが原因で、子宮内感染症をおこす恐れもあります。その他の副作用として、月経時の出血量の増加、下腹部痛、吐き気などがあげられます。

もちろん副作用の原因は使用者によってさまざまで、副作用が出たりでなかったりします。しかし、ほとんどの場合、装着が挿入時もしくは挿入後にずれてしまって、正しくできていないことが多いと報告されます。

このような副作用の症状がでた場合は我慢をせずに、直ちに産婦人科に行って使用を中止するか、医師の指示をあおり、新しいものを装着してもらいましょう。感染症などだった場合は早急な治療が必要となります。

ただ、こういった副作用がでることは少なく、使用方法を守り、きちんと使用条件に合っていれば、とても安全性が高い避妊具だといえます。

“使用中にIUDに起因する子宮内感染症を起こすことがあるので、使用中の検診を怠らないことが重要です。”

避妊リング(IUD)の利用方法

IUDは産婦人科で処方・装着をおこないます。自分で装着することも不可能ではありませんが、子宮内壁を傷つける可能性もあり、専門家による装着がすすめられています。

出産後は6ヶ月以上あける必要があり、子宮の大きさが出産前の大きさに戻ってからの装着となります。装着をおこなった産婦人科にもよりますが、挿入後は半年経過までは3ヶ月おきに、それ以降は半年置きの定期検診がおこなわれます。

また、使用するIUDの種類にもよりますが、2年毎に交換をするように推奨されており、それ以上の長期使用は感染症や、位置のずれ、効果の減退などがおこる可能性もあるため、新しいものに変える必要があります。

IUDの長所は長く交換などの面倒がなく使用できるところにあります。装着後は定期検診以外はとくに自身で調整などする必要はありません。無理に触ったりしようとすることは位置のずれや、子宮内壁の損傷の原因にもなるのでやめましょう。

IUDは女性側ができる画期的な避妊法ですが、使用したIUDが自分に合っていない場合は無理に使用を継続するのではなく、他社のものやその他の避妊方法をとることを検討し、かかりつけの産婦人科にて相談しましょう。

避妊リング(IUD)挿入時の痛み

もちろん痛みの感じ方は人によって様々ですが、使用経験者によると、挿入時(脱出時)に子宮内部が外側に引っ張られるような痛みや腹部を軽く押されるような感覚を感じる方が多いようです。

また、痛みを感じた方のほとんどが痛みは1時間ほどでひいたと報告されています。一般的な装着方法は膣内に専用の筒を設置し、その内部にIUDを通し、装着後筒のみを取り出します。

また、複数回の分娩により子宮口が広がっていると全く痛みを感じない場合もあり、簡単に装着することができます。IUDはとても小さく、装着時間は数分と短く、簡単な作業なので入院等の必要はありませんが、装着時に出血が見られる場合などには使用を中止する場合もあります。

また、産婦人科によっては痛みを和らげるために、子宮口の位置が下がり、挿入しやすく、妊娠の可能性のない生理中の診察をすすめるところが多く、挿入の時期などに希望がある場合はあらかじめきちんと医師に伝えましょう。

避妊リング(IUD)の費用・保険適用の有無

銅付加IUDは保険対象外の自費となります。というのも元来避妊目的の治療には保険が利きません。月経困難症などと診断された場合、避妊効果のある薬が治療目的で処方され、それに保険が適用される場合があります。

IUDの費用は挿入で25,000円〜40,000円ほど、取り外しに約10,000円〜20,000円かかります。交換を希望する場合は約40,000円〜50,000円が相場となっています。また、効果の持続性や検査の内容、内服薬の処方などによっても費用は大きく変わってきます。IUD使用を希望する場合は、事前に数件の産婦人科の費用、評判、保持するIUDの種類をくらべてみてから受診すると良いでしょう。

IUDを適切に効果的に活用しましょう

家族計画は慎重にしていきたいものですよね。とくに出産後は育児のことを考えると少し間を空けたいと考えるおとうさん、おかあさんも多いのではないのでしょうか。

出産経験に使用ができ、長期にわたっての避妊効果が続くIUDは育児に忙しい女性にとってもとても便利な避妊具といえます。また、費用は高めにはなりますが、2年に一度の交換ですむので、ピル1ヶ月分のシートの値段が約3000円として、2年間ピルを買い続けた場合と同じくらいの費用で行うことができます。

IUDは女性側が選んでできる避妊具で、アレルギー等でコンドームが使用できない男性をパートナーに持つ方や、ピルの服用を忘れやすい女性にとってはありがたい存在だといえます。しかし、IUDの使用には他の避妊具と同じように副作用など使用上の注意を把握しておく必要があります。IUD使用目的で産婦人科受診の場合はきちんと医師の説明を聞くようにしましょう。

当社は、この記事の情報、及びこの情報を用いて行う利用者の行動や判断につきまして、正確性、完全性、有益性、適合性、その他一切について責任を負うものではありません。この記事の情報を用いて行うすべての行動やその他に関する判断・決定は、利用者ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。また、表示価格は、時期やサイトによって異なる場合があります。商品詳細は必ずリンク先のサイトにてご確認ください。

関連する記事

この記事を読んだ人にオススメの記事

この記事を書いた人

てる

国際結婚をし、海外在住中の一児の母です。初めての子育て、しかも日本とは全く違う環境で日々悪戦苦闘中。
そんな中、日々発見した事や学んだ事を記事にし、皆さんに読...

もっと見る

  1. >
  2. >
  3. 避妊リング(IUD)とは?効果・副作用・費用・挿入方法・痛みまとめ