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子どものアトピー性皮膚炎の症状、治療薬・気を付けることのまとめ

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子どもの繰り返すかゆみ。そんな症状が続いていればそれはアトピー性皮膚炎かもしれません。薬や特徴など、今多くの子どもが抱えるアトピー性皮膚炎の症状や日常生活でどのようなことに気をつければよいか、まとめてみました。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28061000263
目次 子どものアトピー性皮膚炎、どんな人がなりやすい?
アトピー性皮膚炎の症状、湿疹の特徴について
アトピー性皮膚炎、治療薬・費用は?
アトピー性皮膚炎、治療期間は?完治はするの?
日常生活できをつけることは?
快適に過ごすために上手に付き合おう

子どものアトピー性皮膚炎、どんな人がなりやすい?

アトピー性皮膚炎になりやすい人は、理由の一つにアレルギー体質であるということです。祖父母、両親、兄弟にアトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、気管支喘息、じんましん等の症状をもっていると、そのアレルギー体質を受け継いでいるといわれています。

食物やダニ、ハウスダストなどのアレルゲン(アレルギーの原因となる物質)に対してアレルギー反応を起こしやすい体質の人はなりやすいと考えられます。二つ目は、皮膚のバリア機能が弱い、または皮膚が敏感な人です。バリヤ機能が弱いと、外からの刺激物が皮膚の中に入りやすくなってしまい、何らかの皮膚トラブルが起きやすくなってします。

乾燥肌、毛糸の衣類を着たときにチクチクするなどの敏感肌もなりやすいでしょう。また子どもは皮膚が大人と比べ薄く、バリヤ機能が非常に弱いので、アレルギー体質の親の子どもはアトピー性皮膚炎になりやすいといえるでしょう。

小児の2割はアトピー性皮膚炎をもっているといわれているので、決して珍しい病気ではありません。家系的に体質をもっていて、かゆみが酷い場合、繰り返す場合、長く続く場合は皮膚科の専門医を受診したほうがよいでしょう。

アトピー性皮膚炎の症状、湿疹の特徴について

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アトピー性皮膚炎の症状はなんとってもかゆみが大きいでしょう。左右同じような場所に赤みのある湿疹、プツプツと盛り上がった湿疹、ジクジクとした水分がある湿疹、ゴワゴワとしたしこりのある湿疹などがあります。

かゆみが1日2日ではなく長く続くのも特徴です。乳児なら2ヵ月、幼児なら6ヶ月以上続く場合はアトピー性皮膚炎と診断されることが多いです。湿疹のできやすい場所は年齢によって変わってくるようです。

乳児であれば頬や口の周り、頭部などににジクジクとしたと赤みのある皮膚炎が見られます。また首まわりや、耳きれ、肘や膝の関節の内側などにもできやすく、赤くカサカサとした湿疹がみれらます。

幼児期や学童期は首や肘、膝などの関節の内側、お尻や股の内側などに赤みのある湿疹やカサカサとした皮膚炎が見られます。乾燥してかきむしったりすると白くなったり、重度になると赤く盛り上がったり、乾燥して粉が吹いてゴワゴワしたようになります。手の甲や手のひらに見られることもあります。汗をかいて酷くなる場合や、空気の乾燥する冬に重症化しやすいようです。

アトピー性皮膚炎、治療薬・費用は?

アトピー性皮膚炎の治療薬には3種類あります。

①ぬり薬
ステロイド外用薬と免疫抑制外用薬があります。ステロイド外用薬は免疫反応をを抑える働きがあり、広く使用されています。強さも軽いものから強いものまであり、重症度によって変わります。使用部位や使用頻度、期間は医師の指示通りに使用します。飲み薬と違い皮膚からの吸収による副作用は低いので、副作用が怖いからと勝手にやめてはいけません。

免疫抑制外用薬はステロイド剤と同じように免疫反応を抑える薬です。ステロイド剤では効果が十分に得られなかった場合などステロイド剤に替わって使用されることもあります。ぬり薬は顔用や手足、身体用と部位によって処方されることがあります。部位によって皮膚の厚さが異なるため吸収力も違ってきます。そういったときは必ず医師の指示にしたがいましょう。

ぬり薬の塗り方のポイントは、人差し指第一関節ぐらいまでにゅるっとだし、手のひら2枚分ぐらいまで、薄くひきのばすように塗ることです。ゴシゴシと塗っては刺激になりますので薄くやさしく塗ってあげましょう。

②のみ薬
主に抗アレルギー薬、抗ヒスタミン薬、ステロイド薬、免疫抑制薬があります。つらいかゆみを抑えるために主に抗ヒスタミン薬が使用されることが多いです。ヒスタミンはかゆみやくしゃみ、鼻水をおこす物質なので、それを抑えるということになります。
重症化するとステロイド薬や免疫抑制薬を使用し治療します。副作用のあるので、いずれも医師の処方によって行うことが一番です。

③保湿剤
皮膚の乾燥を防ぐために保湿剤を塗ります。ローションやクリーム、軟膏とあるので使用感などで選ぶことができます。

費用は処方される薬の量によりますが、費用は3,000円~1万円くらいと様々です。保険がきく薬ですので、各種健康保険、自治体によって乳幼児医療費助成や子ども医療費助成があればその範囲で治療することができます。

アトピー性皮膚炎、治療期間は?完治はするの?

アトピー性皮膚炎は体質によるものが大きいため、完治が難しいとされています。やはり重度であれば、まずは皮膚の症状を緩和させることが優先されます。塗り薬は1日数回患部に塗り、飲み薬も併用して飲むことになるでしょう。

症状が落ち着いてくれば1日1回、または1日おき3日おきと間をあけていきます。経過が良好であれば保湿剤だけに移行したり、また酷くなればまた薬に戻るというのが治療の流れです。良くなったからといって、自己判断で薬を中止することはやめましょう。必ず医師の指示にしたがい治療していきましょう。

乳幼児あれば体の成長がしっかりしてくる小学校入学事までに良くなる子どももみられます。一旦落ち着いたものの、大人になってからストレス等により急にぶりかえしたりする人も少なくなりません。良くなったり、悪くなったりを繰り返す病気だということを忘れないようにしましょう。

大切なことは、日常生活に支障がないようかゆみを薬でコントロ―ルし、悪化させないことだといえます。日常生活を見直して、上手にアトピー性皮膚炎とつきあっていくことが大切な治療ではないかと思います。

日常生活できをつけることは?

アトピー性皮膚炎の治療には、薬はとても大切ですが、日常生活に気を配ることも上手く病気とつきあうコツとなります。薬の効果を十分に発揮させるためにも、生活を見直すことも治療に役立ちます。そこで、どのようなことを気を付ければよいのでしょうか。

①スキンケア(洗浄と保湿)は欠かさずにおこないましょう。
毎日の入浴で、よく汚れや汗を落とし、十分に泡立てた泡を手のひらで優しく洗います。ゴシゴシしたりやナイロン製のものを使用するのは禁物です。手で十分に洗えます。そしてよく洗い流し、石鹸が残らないようにすすぎましょう。

熱いお湯もかゆくなるので、ぬるま湯で入浴しましょう。また長風呂は皮膚の乾燥につながるので温まる程度でよいでしょう。乾燥を防ぐために、入浴後5分以内に、湿剤をたっぷりと塗ります。乾燥しがちな人は朝起きたときや、乾燥が気になったときと一日に数回塗ることが大切です。

②かゆみを抑える工夫をしましょう
薬を塗ってもやはりかゆみがつらい、イライラしてまた掻いてしまう、そんなときは幹部を冷やしてみると和らぐことがあります。

③部屋は乾燥しないよう加湿し、適温にします。常に清潔を心がけましょう。
④掻きむしってしまわないよう爪は短く、丸くしておくとよいでしょう。
⑤規則正しい食事と早寝早起きしましょう。
⑥肌への刺激が少ない綿素材の服をきるのもおすすめです。
⑦ストレスをためないことです。

子どもはイライラすると無意識に掻きむしったりします。「掻かないー!」と怒らずに、話を聞いてあげたり、他に意識がいくよう楽しめるのもや、熱中することを探しましょう。

快適に過ごすために上手に付き合おう

アトピー性皮膚炎は「ひどくならないうちに治療する」が鉄則です。子どもは特に皮膚が柔らかく外部の刺激に反応しやすく、身体が未熟なため、食べものにより引き起こされることもあるでしょう。それは成長とともに改善されるものもあるでしょうし、少し日常生活で気を付けてあげれば、症状がよくなることもあります。

子供は新陳代謝が活発で、生命力に溢れています。その力を信じて、親が治療をあきらめなければ必ずよい方向へ向かうと思います。あせらず、ゆっくりと治療していきましょう。そのためには、信頼できる皮膚科の専門医を見つけることも大事です。

私の子供も1歳ぐらいのときから、肘、膝の裏をよく掻きむしっていて、ステロイド薬と保湿剤を塗り続けること4年、繰り返しはしますが、ひどくはならなくなりました。夏は汗、冬は乾燥しないよう特に気を使います。日常になってくると、親も対処法が分かってきますので大変ではなくなってきますよ。

この記事がアトピー性皮膚炎を心配する親御さんたちの参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人

さくさく25

女の子と男の子2児の母です。
いかに楽しく学べるか、子供のやるきをださせるか日々考えています。
自分で考え、答えをだし、行動できることが求められる時代です。...

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