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里親制度とは?種類・日本と海外の現状・課題・問題点まとめ

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里親制度という言葉は聞いたことがあっても、その種類はどういうのがあるのか?どう進めていけばいいのか?という様々な疑問がありますよね。また、皆さんは日本の里親制度の現状をご存じでしょうか?今回はアメリカの里親制度と比較していきながら日本の里親制度の現状や問題点、課題などをみていきましょう。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=30700000068
目次 里親制度とは?日本にはどんな種類がある?
里親制度の現状①日本編
里親制度の現状②海外編
里親制度の課題・問題点
里親制度の利用を考えている方へ
まとめ

里親制度とは?日本にはどんな種類がある?

大病が見つかり長く入院することになってしまった。家庭の事情で育てるのが困難になってしまった。急な事故で両親が他界してしまった。子供に虐待をしていた事実がわかり保護した。など色々な事情により子供達は乳児院や児童養護施設で生活しています。

里親制度とは、研修や審査を経て里親登録簿に登録した里親さんが、里親制度を利用して家庭にお子さんを迎え入れることを言います。
里親にはどんな種類があるのでしょうか?


■養育里親
保護者はいるが不適切だと判断されたお子さんを長い時は成人までであったり、実の親御さんの元で暮らすことができるようになるまで家庭での生活を共にしていきます。

養子縁組を目的とはしていませんが、生活を共にしていく中での変化に合わせ養子縁組に至る場合もあります。

■専門里親
親からの虐待行為により心身共にキズを負ったお子さんや非行の問題を抱えているお子さんや身体障害者や知的障害者などのお子さんなど援助を必要とするお子さんを2年以内という期間をきめ養育していきます。

養育里親より専門的な知識も必要となる為、研修も必須ですし養育里親の経験が3年以上あるかなど条件がついてきます。

■親族里親
お子さんの実親が死亡してしまっている。行方不明である。入院や疾患を抱えていて養育できない環境である場合3親等以内の親族が養育していきます。

お子さんの精神的な部分を考慮し、養育里親より親族里親が優先されることが多くなっています。

■養子縁組里親
実親はいるが家庭での養育が困難で育児を放棄する意思がある場合や保護者がいない場合、養子縁組を前提として自分の子どもとして家庭に迎い入れることです。


このように一言に里親といっても中身はとても細かく分かれています。
次は日本での里親制度の現状を見ていきます。

里親制度の現状①日本編

経済的理由や虐待など、様々な理由で親の元で生活を送れなくなっている子どもは年々増えていっています。

乳児院は全国に130カ所ほど、養護施設は590カ所ほどあり約3万5千人程が様々な理由で施設暮らしをしています。登録里親数はというと9500世帯ほどの登録がされています。

しかし、まだ数多くの児童が施設や乳児院で生活をしているのです。

その理由として、里親の希望(年齢や養子可能かなど)と合わないや、実親の里親制度の認識の誤解により同意が得られないという現状があります。里親=養子縁組だと思われていたり、ほかの家庭に託すことに抵抗がある親も多いそうです。

海外での現状を見てみましょう。

里親制度の現状②海外編

一方アメリカで見てみますと、年間12万組もの養子縁組が行われています。

里親先を選ぶ主導権は実親にあり情報交換の場も多く用意されており、新しい育て親の家と実親との家の行き来が可能にもなっています。それぞれ事情によって里親制度を利用するわけですが、ケースによては実親の存在も含めての関係が築ける里親制度だから認知度も高く、利用する親も多いのかもしれません。

養子縁組という選択肢は当たり前のもとの認知されており、またサポートをする民間団体の活動も盛んです。ネット社会の今では、顔写真とプロフィールを載せ受け入れ態勢の幅が広いということもあります。

このことからわかる日本での課題や問題点を挙げてみましょう。

養子大国アメリカのいま - 朝日新聞GLOBE

里親制度の課題・問題点

■問題点
・里親制度の制度が理解されていない為、実親の同意が得られない。
・里親の希望する条件と合わない。
・里親の登録数が少ない。
・里親側が登録申請までいかない。

■課題
・広報や情報誌でのさらなる提供。
・交流会などでの意見交換。
・施設の子どもとの交流の場。
などが挙げられます。

これらをふまえて里親制度を利用するにあたっての流れをみていきましょう。

里親制度の利用を考えている方へ

さまざまな事情で里親制度を利用をするわけですが、その流れをみていきましょう。

まずは、里親制度の予備知識を増やしておきましょう。一言に里親制度といっても中身は細かく種類も内容も分かれています。ご自身がどの方法でお子さんを迎え入れたいのか家族での話し合いも十分にとることが必要となります。

■里親制度の要件
・お子さんに対する愛情と、養育にあたる熱意があるか。
・育てていく上での経済面は大丈夫なのか。
・健康に問題はないか。
・児童福祉法や児童保護法等に関する法律の規定により罰金以上の刑に処せられたことがないか。

また、養育里親を利用したいと考えている方は「養育里親研修」が修了していることが付け加わります。

上記に問題がなれれば、申請手続きにいきます。

■手続き方法
・お近くの児童相談所に申請をします。(ご本人が住んでいるところが管轄する自治体にしか申し込みはできません。事前にどこの管轄になるのか調べておきましょう。)
・児童相談所が家庭の調査をし里親としてふさわしいのかを見学し、社会福祉審議会によって総合的な審査をします。
・申請をしてからすべての研修をうけ、修了証の交付がされます。
・今までの審査結果などを元に知事が可否を決定。
・里親として登録がされます。

里親研修には「基礎研修」「認定前研修」「更新研修があります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

親元で生活ができないお子さんにとっては救いの場所でもある乳児院や児童養護施設ですが、やっぱり自分と向き合ってくれる親のような存在は今後の成長にとっても大切なことです。少しでも里親制度を利用したいと考えてる皆さまの知識の手助けになればと思いますし、よく理解していない方も里親にも種類があるんだと考えるきっかけ作りになればと思います。

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amie

現在2人の男の子をもつ2児のママです。

仕事を退職し、子育て奮闘中です。

テレビや新聞では暗いニュースが多い中、子供の成長を願いつつ
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