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乳幼児突然死症候群(SIDS)とは?原因・発症確率・予防・日常の注意点まとめ

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「乳幼児」「突然死」という言葉に、多くの方は強く反応してしまうのではないでしょうか。乳幼児突然死症候群(SIDS)について広く知られてきてはいますが、その原因はいまだにはっきり解明されていません。

乳幼児突然死症候群(SIDS)とは、どういうものなのか。また、どのようにしたら発症からわが子を守ることができるのでしょうか?

目次 乳幼児突然死症候群とは?発症確率は?
乳幼児突然死症候群の原因
乳幼児突然死症候群は生後何カ月まで気をつけるべき?
乳幼児突然死症候群の対策①仰向けで寝かせる
乳幼児突然死症候群の対策②たばこをやめる
乳幼児突然死症候群の対策③母乳で育てる
乳幼児突然死症候群の対策④その他
まとめ

乳幼児突然死症候群とは?発症確率は?

乳幼児突然死症候群(SIDS)とは?原因・発症確率・予防・日常の注意点まとめの画像1

乳幼児突然死症候群(SIDS - Sudden Infant Death Syndorome)とは、それまで特に病気もしていなかった乳幼児が、窒息や事故などではなく、突然に亡くなってしまうことです。平成23年、日本では年間で約148人の赤ちゃんが乳幼児突然死症候群で亡くなっており、乳児の死亡原因の3番目になっています。

乳幼児突然死症候群は、とても珍しいことで、滅多に起きることではありません。ほとんどの赤ちゃんは、乳幼児突然死症候群が起きやすい乳児の時期を、特に問題なく成長していきます。全体的な発症確立は低いとはいえ、赤ちゃんを持つ方や、これから出産される方にはとても気になることですよね。では、なぜ乳幼児突然死症候群が起きるのか、またどうしたら乳幼児突然死症候群を防止することができるのか、次の章から見ていきましょう。

厚生労働省「乳幼児突然死症候群(SIDS)について」によると、平成23年には全国で148人の赤ちゃんがこの病気で亡くなっている。

乳幼児突然死症候群の原因

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なぜ、乳幼児突然死症候群が起きるのか、その原因は明確には解明されていません。現在は、以下の原因が解明されています。

■厚生労働省の研究の統計
・早産児・低出生体重児の割合が多い
・冬季に起きやすい
・早朝から午前中に多い
・うつぶせ寝のときに起きていることが多い
・親や身近な人が喫煙している
・人口栄養児(粉ミルク)である割合が多い

※この辺りについては、誤解のないように、後の章にて詳しく書きますのでご一読ください。

■その他の原因
・部屋の温度が暑すぎると起きやすい
・布団などをかけ過ぎていると起きやすい

乳幼児突然死症候群は生後何カ月まで気をつけるべき?

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乳幼児突然死症候群は、生後2ヶ月から6ヶ月までの発症率が高いという統計が出ています。最も発症率が多い月齢は、生後2ヶ月目です。そして月齢を重ねることに発症率は下がっていきますが、6ヶ月を過ぎれば発症しないということではなく、1歳を過ぎても起きた事例もあります。

このような統計を見ると、「いつになったら、心配しなくてよくなるのかしら」と先が長いような、漠然とした不安に繋がるかもしれません。乳幼児突然死症候群を避けるために、私たちができることはいろいろあります。親としてできることをして、乳幼児突然死症候群の危険から我が子を守る努力をすることに尽きるのではないでしょうか?

過度な心配は、あなたの心の健康を害する可能性があります。知識として、この乳幼児突然死症候群について知っておき、そしてできることを実行して、後は育児を楽しみましょう。

乳幼児突然死症候群の対策①仰向けで寝かせる

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うつ伏せ寝で寝ていた赤ちゃんの発症率が高いことから、柔らかすぎない布団やベッドの上に、仰向けで寝かせることが推奨されています。ここで気になるのは、赤ちゃんの頭の形についてです。産まれてすぐの赤ちゃんの頭はとても柔らかく、うつ伏せ寝では頭の形がきれいに丸くならないことがありますので、生後すぐから、赤ちゃん用のドーナツ枕を利用されると良いと思います。

アメリカでは以前、赤ちゃんの頭の形がよくなるということから、うつぶせ寝がブームなっていた時期がありますが、乳幼児突然死症候群の発症率が多く、それから仰向け寝が推奨された後、発症率がぐんと下がった統計があります。そのようなことから、仰向けで寝かせることは、乳幼児突然死症候群の発症を抑える効果があることが分かります。

乳幼児突然死症候群の対策②たばこをやめる

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「たばこを吸っている母親が赤ちゃんと添い寝をしている」ことが、乳幼児突然死症候群では一番高い要因として、統計に出ています。また、妊娠中の喫煙、赤ちゃんのいる部屋でたばこを吸うことも要因に挙げられています。親としては、子供の健康のためにも、たばこは止めることがベストです。

私の親は、私が子どもの頃から、部屋でたばこを吸っていました。そのような環境で育っていたので、私は気管支が弱く、とても風邪をひきやすい子どもでした。喫煙のことを医師に指摘されてから、私の親はたばこをやめたのですが、それからの私は風邪をひきにくい子どもになりました。

乳幼児突然死症候群の防止にとって、親が(または身近にいる人)たばこを止めることは大きい意味があります。さらに、子どもが元気に育つ、親自身の健康のためにも、禁煙の効果はとても大きいのです。

乳幼児突然死症候群の対策③母乳で育てる

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できるだけ母乳で育てることが、乳幼児突然死症候群を防止するために推奨されています。母乳で育てられた子どもの方が、統計上、乳幼児突然死症候群を発症する確立が低いということからです。とはいえ、粉ミルクと乳幼児突然死症候群の因果関係は、はっきりしていません。「粉ミルク=乳幼児突然死症候群を引き起こす」ということでは決してありません。

世間では、母乳で赤ちゃんを育てることが一番良いことと言われ、粉ミルクは否定的に捉えられることがあるかもしれません。しかし、周りの言葉に過剰に反応せず、それぞれの人にとってベストな方法で赤ちゃんを育てることがベストな方法でしょう。

乳幼児突然死症候群の対策④その他

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1. 妊娠中・出産後は飲酒をしない
妊娠中や出産後に母親がアルコールを摂取すると、乳幼児突然死症候群のリスクが高くなることが分かっています。母乳で育てられる方は、母乳育児が終わるまで、飲酒は極力控えるよう心がけましょう。また、妊娠中に定期健診をきちんと受けましょう。定期健診をきちんと受けた妊婦の赤ちゃんには、乳幼児突然死症候群のリスクが低くなることが分かっています。

2. 親や他の子供が、赤ちゃんと添い寝をしない
赤ちゃんと親、または赤ちゃんと兄弟姉妹などが添い寝をすると、赤ちゃんの口や鼻を腕などでふさいでしまうことが考えられます。添い寝をすることは、乳幼児突然死症候群を防ぐためにしないよう、推奨されています。

3. 部屋を暖めすぎない
冬場に、赤ちゃんが寝ている部屋を暖めすぎないようにしましょう。赤ちゃんの体温は大人より高く、発汗量も多いです。寝具も赤ちゃんが暑くなり過ぎないように気をつけましょう。赤ちゃんが十分に放熱できない状態だと、乳幼児突然死症候群のリスクが高くなります。冬場に赤ちゃんの手足が冷たいことがあるのですが、これは発汗によるものです。手足が冷たいからと赤ちゃんに着せ過ぎないように気をつけましょう。十分な放熱・発汗が赤ちゃんには必要です。

4. 柔らかい寝具を使わない
布団が柔らかすぎることも、乳幼児突然死症候群の危険因子の一つとして挙げられています。赤ちゃんは固めのベッドや布団で寝かせてあげましょう。また、赤ちゃんが寝ているそばに、物を置かないようにしましょう。

5. 寝ている時に、赤ちゃんにおしゃぶりをくわえさせる
赤ちゃんが寝ている時におしゃぶりをくわえさせておくことは、乳幼児突然死症候群の防止になります。寝てしまうとポロッとおしゃぶりを落としてしまうこともありますが、そのままでも寝ている間は、効果が持続します。

6. 起きている時間、親が観察している時は、うつ伏せにさせてみる
実は、うつ伏せになることは、赤ちゃんが好きなスタイルです。うつ伏せにすると、頭をグーッと持ち上げたり、赤ちゃんにとってはとてもいい運動になり、それは赤ちゃんの発育に必要な動きでもあります。赤ちゃんが起きている時は、親または保護者が観察している中で、赤ちゃんをうつ伏せにしてあげてみましょう。

まとめ

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赤ちゃんが突然、何の前触れもなくなる。これほど親にとって悲しいことはありません。乳幼児突然死症候群について書きましたが、そのことを心配し過ぎることで、育児が楽しめなくなることは悲しいことです。

親として出来ることに最善を尽くして、あとは、お母さん・お父さんの笑顔をたくさん見せてあげて、優しい声でたくさん話しかけてあげてくださいね。そして、毎日の赤ちゃんの成長をしっかり見つめて行きましょう。全ての赤ちゃんが健康に、そして幸せに育って行けるように心から祈るばかりです。

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この記事を書いた人

史真みりん

4人の子育て中です。
育児経験を活かして、お役に立てる記事を書いて行きたいと思います。...

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