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妊娠後期の体重増加の目安は?その原因は赤ちゃん?

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妊娠中にとても難しいのが「体重管理」ですよね。特に妊娠後期はどんどんと体重が増えていきます。運動、食事管理をしているのになぜ?赤ちゃんが原因?みんなどのくらい増加してるの?気になる「妊娠後期の体重増加」についてまとめました。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11021006023
目次 妊娠後期の赤ちゃんの状態
妊娠後期の体重増加、原因
妊娠後期の体重増加、目安・平均値
妊娠後期の体重増加にともなう症状
過剰に体重増加しないための対策
早産に注意、妊婦健診は定期的に!
まとめ

妊娠後期の赤ちゃんの状態

■8ヵ月

心臓や肺といった内臓器官と骨格はほぼ完成します。筋力も発達し、神経も働いて赤ちゃんは自分で自分の動きをコントロールして動けるようになりました。体つきは徐々に丸みを帯びて、人間の生まれたままの赤ちゃんの姿へと、どんどん近づいていきます。呼吸の仕方の練習も、このころから始めています。

多くの赤ちゃんの場合は、頭を下にした位置に落ち着いてきますが、まだ回転するスペースはあります。8ヶ月の時点で逆子でも、自然に直る場合も多いので、あまり焦らずに、お医者さんの指示に従いましょう。

■9ヵ月

皮膚はピンク色になり、しわが伸びてふっくらした姿になります。もうほとんど新生児の姿です。内臓もほぼ完成してます。しかし、体温調節機能などがまだ未熟なので、37週0日の生産期までは、ママのおなかで成長を続けるのが1番です。

9ヶ月で生まれてしまうとまだ早産ですが、34週以降ならば現代の医療だと、念のためNICUなどに入り検査が行われますが、赤ちゃんは正期産の子と変わらずに問題なく育つといわれています。この頃は、お腹の中でも眩しさがわかったり、笑顔を作ったり、怒ることもできます。

■10ヵ月

皮下脂肪が付いて、体全体がふっくらと丸みを帯び、各内臓、器官が完成し、もうすっかり新生児と変わりありません。髪の毛の長さや体毛、爪の長さなどは個人差がありますが、だいぶ伸びている子もいます。

病気に対する免疫力も胎盤を通してママから送られていますし、肺の機能も生まれてすぐ、息を吸い込めるように整っています。口のまわりの筋肉も発達し、おっぱいを吸う準備もできています。中にはお腹の中でも指しゃぶりをしている赤ちゃんもいます。

外界に出る準備はいよいよ最終段階ですね。もうすぐで可愛い赤ちゃんに会えます。

妊娠後期の体重増加、原因

■8ヵ月

妊娠8ヵ月は羊水量が今までの中でも最大に増える時期なので、1週間に300グラム1ヶ月で1~1.5キログラムほど体重が増えます。この時期はお腹が妊婦さんらしく出てくるようになり、動きづらくなることが体重増加の原因と考えられます。妊娠前のようにきびきびと動くことが難しくなり、不慣れな大きさのお腹で動きがスローペースになります。

■9ヵ月

妊娠9ヶ月から9ヶ月の終わりまでに増える赤ちゃんの体重は500〜800グラムです。赤ちゃんの体重が一気に増えるため、ママの体重も自然に1キロほど増加します。この時期からは代謝がとくに悪くなることと、引き続き運動不足が体重増加の原因です、運動不足によってカロリーの消費が自然と減ってしまうことによって、代謝も悪くなるという悪循環が生まれてしまいます。

■10ヵ月

臨月になると、赤ちゃんの体重は2,500~3,000グラムになります。赤ちゃんの体重に加え、ママは全身がむくみやすくなるのが体重増加の原因です。むくみの原因は「運動不足」「便秘」などが挙げられます。

ママの体重は、妊娠後期全体を通して、3キロほどの増加が望ましいと言われています。妊娠8ヶ月から10ヶ月の間は、赤ちゃんの体重や羊水量含めてママの体重も増えてきますので、今まで以上、体重を増やさないようにする工夫が必要です。

しかし、体重増加が気になるからといって激しい運動や食事を抜いたりする方法はNGです。お産を行う上で体力も重要になってきますから、体調が良ければ、ウォーキングなどで体重の調整をしましょう。食事管理も引き続き行ってくださいね。

妊娠後期の体重増加、目安・平均値

出産を迎えるとき、赤ちゃんは約2.5キロ〜3キロで生まれてくるのに、出産直前のママの体重は、妊娠前プラス3キロの体重よりも、もっと増えています。それは、胎盤(約0.5kg)・羊水(約0.5kg)・子宮・乳房・血液(約4kg)の増加が影響しているためです。

最低限でも、必然的に約8kgほど太るということになります。さらには、ホルモンバランスの変化で脂肪が増えるので妊娠前に比べて非常に脂肪がつきやすくなっています。

体重増加の目安

体重増加の目安はBMIによって変わってきます。BMI(体重kg÷身長m÷身長m)で理想の体重増加を求めてみてください。

【例】身長158cm、妊娠前の体重50kgのママの場合
50÷1.58÷1.58=20。20=標準

・BMI18.5未満(痩せ気味)10〜12kg程度
・BMI18.5~25未満(標準)7〜10kg程度
・BMI25以上(太り気味)5〜7kg程度

BMI25以上のママの場合は、お医者さんの指示に従いましょう。

妊娠後期の体重増加にともなう症状

妊娠後期の特に8ヵ月以降に体重が増加しすぎてしまうと、「妊娠糖尿病」「妊娠高血圧症候群」になってしまう恐れがあります。最高でも1週間の体重増加は500gを目安にしてくださいね。

■妊娠糖尿病
妊娠糖尿病とは、妊娠中にはじめて糖代謝異常と診断されることです。妊娠糖尿病には「妊娠前の糖尿病」や「妊娠中の明らかな糖尿病」は含めません。

ママがいわゆる高血糖状態だと、おなかの中の赤ちゃんも高血糖になり、さまざまな合併症が起こる可能性があると言われています。特に赤ちゃんは流産・胎児死亡など命にかかわる危険性があります。

・ママの症状
妊娠高血圧症候群・網膜症・羊水量多い少ないの異常・肩甲難産・腎症など

・赤ちゃんの症状
胎児死亡、流産、心臓の肥大、 形態異常、巨大児、低血糖、多血症、電解質異常、黄疸、など

■妊娠高血圧症候群
妊娠高血圧症候群とは、妊娠20週以降産後12週までに高血圧を発症した場合です。その中でも高血圧のみの場合は「妊娠高血圧症」、高血圧と蛋白尿がある場合は「妊娠高血圧腎症」と分類されて呼ばれます。

この病気は、お腹に赤ちゃんのいるママの20人に1人の割合で起こるといわれるほど、非常に発生率の高い症状で、妊娠後期の32週以降に発症することが多いと言われています。

しかし妊娠32週未満で発生する場合もあり、妊娠32週未満で妊娠高血圧症候群が発症した場合は、妊娠後期に発症するよりも重症化しやすい場合があるので注意が必要です。妊娠高血圧症候群を発症すると、ママとお腹の赤ちゃん共に大変危険な状態になる恐れがあります。特に赤ちゃんへの影響は計り知れません。

・ママの症状
血圧上昇・蛋白尿・けいれん発作・脳出血・肝臓や腎臓の機能障害・肝機能障害・HELLP症候群など

・赤ちゃんの症状
胎児死亡・胎児機能不全・胎児発育不全・常位胎盤早期剥離など

過剰に体重増加しないための対策

・毎日同じ時間に体重を測る
朝起きて、朝食をとる前が1日の生活の中で1番正常に体重を測れるタイミングです。毎日体重計に乗ることで「体重を管理しよう」という自覚が生まれます。

・家事をする
洗い物やミシンの裁縫作業でも、カロリーは少しづつ消費していきます。オススメは「雑巾掛け」です。出産に必要な筋肉や、足・腰も鍛えられるので一石二鳥です。

・ウォーキング
毎日時間を決めて、ウォーキングをしましょう。固苦しく「ウォーキング」ととらえずにお散歩感覚でもいいです。ウインドーショッピングだって立派なウォーキングですが、体重増加が著しい場合は、きびきび歩くウォーキングが1番望ましいです。

・食事のカロリー計算
食べていないつもりでも意外と食べてしまっているのが食事です。1回の食事よりも1日のトータルのバランスを考えて計算するのが理想的です。カロリー計算をきちんとしていても体重が増加してしまう場合は、夜遅い食事や1回の量が大幅に多い食事の可能性があります。就寝やお昼寝前など、最低でも寝る前の食事は4時間以上空けるようにし、バランスいい量の摂取を目指しましょう。

しかし、妊娠中の体重増加はとても自然なことなので無理をしすぎなように、お医者さんや助産師さんと相談しながら行っていってくださいね。

早産に注意、妊婦健診は定期的に!

体重の急激な増加に伴って起きる症状の可能性の1つの、妊娠高血圧症候群の最善の治療法は、「できるだけ速やかに妊娠を終了させること」です。あまりにも病状が重くなった場合などは、生産期前の「早産」と呼ばれる時期でも、ママとお腹の中の赤ちゃんの安全のためにお産を開始してしまう場合もあります。

体重や症状にたいして自己判断せず、お医者さんの診断がとても大事になってきます。そのためには、決められた妊婦健診の受診日を守り、定期的に通うことがとても重要なこととなります。

まとめ

大切な赤ちゃんの命を預かっていると思うと、もう一人分、栄養を送りたくてついつい食べてしまいますが、食べ過ぎ、太りすぎは本当はママにも赤ちゃんにもとても危ないんです。

食べづわりなどでどうしても食事がやめられないママは、運動量などを増やしてみるといいですね。お財布をもたずに外へ食べに行くと、気晴らしになることもありますよ。

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この記事を書いた人

まどんぬ

生後4ヶ月の息子の母親です。
子供は生まれてすぐに感染症の疑いでNICUに10日間ほどお世話になっていました。
その際に、「いま、自分にできることは今後のた...

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