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尿路感染症とは?原因・症状・診断方法・家での対策・治療まとめ

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赤ちゃんや小さい子どもがなりやすいといわれる「尿路感染症」。原因・症状・対策・治療方法など、尿路感染症について知りたい情報をまとめました。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28061000249
目次 尿路感染症とは?
乳幼児の尿路感染症の原因・女子がかかりやすい理由
乳幼児の尿路感染症の症状・病院に行くかの判断基準
尿路感染症、病院での診断方法
尿路感染症、家での対策
尿路感染症の治療法・費用
まとめ

尿路感染症とは?

おしっこは腎臓で生成され、腎臓からの尿を集める場所と尿管を通って、膀胱に一度溜められます。膀胱におしっこが一定の量溜まると、尿道を通って外に流れるようになっています。尿路感染症とは、この過程、「おしっこの通る経路」で起こる感染症なんです。そして、尿路感染症は重症度や症状の違いなどから、「上部尿路感染症」と「下部尿路感染症」に分類されています。

・上部尿路感染症(じょうぶにょうろかんせんしょう)

病名は「急性腎盂腎炎」や「急性巣状細菌性腎炎」があり、主に腎臓から尿管までの感染です。

・下部尿路感染症(かぶにょうろかんせんしょう)

病名は、「膀胱炎」・「尿道炎」・「前立腺炎」があります。主に、膀胱から尿道、前立腺などの感染です。下部尿路感染症の方が、上部尿路感染症より乳幼児の発症率が高いといわれています。

尿路感染症は、赤ちゃんの頃は男の子と女の子で差はありませんが、乳児期以降になると尿道の長さの関係で女の子のほうが発症しやすくなります。

乳幼児の尿路感染症の原因・女子がかかりやすい理由

尿路感染症は赤ちゃんや小さい子ども・女性・高齢者に多く見られる症状です。「急性」と「慢性」があり、慢性の場合は再発を繰り返すことが問題とされています。

尿路感染症は、尿道口と呼ばれるおしっこの出口から、細菌が膀胱内に進入することで起こると言われています。男の子に比べて尿道の短い女の子に起きやすいと言われています。ただし2才までは男女の頻度に大きな差はないようです。

膀胱の中で感染がとどまっているものは「膀胱炎」と呼ばれ、細菌が膀胱からさらに腎臓まで進入すると「腎盂腎炎」を起こします。この膀胱炎にも「急性」と「慢性」があります。尿路感染は尿の中に細菌がいることを確認することで診断されます。

尿路感染症は、ほとんどが細菌によって起こりますが、まれに「ウイルス」・「寄生虫」・「真菌」などが原因にあがることもあります。

乳幼児の尿路感染症の症状・病院に行くかの判断基準

赤ちゃんの場合
ある程度大きくなれば、排尿時に痛みや違和感を感じて異変に気がつきますが、赤ちゃんは痛みを訴えられる手段がありません。そのため、日頃の赤ちゃんの様子をママパパがよく見ていることが大切です。尿路感染症は以下のような症状が目安となっています。

・38.5度以上の発熱
・機嫌が悪い
・おっぱいを飲まない
・嘔吐や下痢
・おしっこに赤い色が少し混じっている
・腐ったような膿のような匂いがする

赤ちゃんの尿路感染症は、風邪の症状と見分けがつきにくいので、色や匂いを注意深く観察するのがポイントです。

病院を受診するタイミングは、症状が見られたらすぐにかかりつけ医に行くようにしましょう。

子どもや大人の症状

・トイレが近い
・おしっこのときに痛みを感じる
・血が混ざることがある


病院を受診するタイミングは、はじめての膀胱炎などであれば、症状が自然になくなっていれば、病院にいく必要はありません。

しかし、高熱がでたり、膀胱炎を含めてたびたび繰り返す場合は腎臓や尿管、膀胱、尿道などの尿路の形態や排尿機能に問題がある場合があるので、症状が消失したあとでも、かかりつけ医に相談をした方がいいですね。尿路の形態や排尿機能が正常か、検査を受けることができます。

尿路感染症、病院での診断方法

尿路感染症の可能性がある場合は、小児科や泌尿器科で尿の中に細菌がいないかどうかを検査します。まだ自分でおしっこをとることができない赤ちゃんは、尿道口にカテーテルを入れて膀胱から直接尿を採取する方法、腰の辺りに針を刺して採取する方法があります。

尿路感染は尿の中の細菌を確認することで診断し、これについて細菌を正確に調べるには培養検査が必要です。そのため、その日のうちには結果が出ません。通常は尿の中の白血球を顕微鏡で調べ、尿路感染の初期診断をおこなう場合が多いです。白血球は感染が起きると体内から尿中に出てくる血液細胞なので、これを確認します。

尿路感染症、家での対策

■お尻の拭き方を気をつける

女の子の場合は、うんちが尿道に入ってしまい、菌が入る恐れがあるので、お尻を拭くときは前から後ろに拭くことを心がけ、自分で拭くことができるようになってきたら、そのように教えましょう。

■おしっこを我慢しない

おしっこを我慢していると「膀胱炎」になりやすくなります。赤ちゃんの時期はオムツがあるのでその心配はありませんが、ある程度自分で排泄を管理できるようになったら、「我慢しない」ということも教えてあげるといいですね。

■食事を改善する

便秘だと尿路感染症になりやすくなると言われているので、普段から食物繊維の摂取を心がけて食事をするといいですよ。

■外陰部を清潔に保つ

女の子の場合は特に、外陰部を綺麗に保つことが大切です。石鹸などでかぶれたり、赤くなったりしてしまう場合は暖かいシャワーで流すだけでも問題ありません。赤ちゃんの場合もうんちの際のおしりふきをシャワーに変えるだけで改善される場合があります。

さらに尿路感染症は尿漏れが起こると言われています。その場合は、吸収ケア、骨盤ケアで対応することができます。

尿路感染症の治療法・費用

治療方法
原因によって治療を行いますが、一般的には抗菌剤(抗生物質)を使用します。膀胱炎や尿道炎の場合、飲み薬だけで治癒することが多いです。その一方で、高熱を伴う場合、入院治療が必要となる場合もあります。

また、尿管に異常がある場合は手術が必要になる場合もあります。手術をしない場合でも、感染を防ぐために抗生物質を毎日服用することが必要です。軽い異常であれば治療をしなくても自然に治る場合もありますので、安易に自分たちで判断せず、専門医の判断を仰ぐようにしましょう。

以下に紹介するケースは、一つのモデルケースなので注意してください。

1.まずは、尿検査や血液検査を行います。赤ちゃんの場合は血管が細いので手の甲に点滴や血液検査の注射をうちます。

2.細菌を外に流し出すためと、発熱が続いて脱水症状にならないために水分栄養補給のために点滴が行われます。その後、抗生物質を点滴チューブから入れます。

3.他にも異常が見られないか確認し、場合によってはレントゲン撮影を行うこともあります。

尿路感染症における通院の費用
赤ちゃんやまだ小さい子どもであれば「乳幼児医療助成」が使えるので薬代、診察台は無料になります。入院になったとしても、期間にもよりますが、一週間ほどで2,000円〜3,000円ほどです。

乳幼児医療助成が使用できない年齢では、診察料が5,000円〜8,000円。薬代が3,000円ほどとなりますが、健康保険に加入している場合は3割負担で受診することができます。入院費は、健康保険に加入していれば1日あたり8,000円〜12,000ほどが相場です。

高額医療制度の対象になりますし、民間の保険会社のプランが該当する可能性もありますので、問い合わせて確認してみてください。入院費が不安な場合は、お医者さんや窓口に相談しましょう。

まとめ

尿路感染症は、必ずしも「血が混ざる」などの症状がない病気です。「高熱だけ」という場合もあります。

高熱や発熱が繰り返されても見過ごされる場合は、菌が全身にめぐり「敗血症」という命に関わるほどの重体になってしまう可能性もあります。なので、自己表現ができない赤ちゃんの場合は特に、普段と違う異常があれば尿路感染症の可能性も疑い、すぐにかかりつけのお医者さんに相談するようにしましょう。

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この記事を書いた人

まどんぬ

生後4ヶ月の息子の母親です。
子供は生まれてすぐに感染症の疑いでNICUに10日間ほどお世話になっていました。
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