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出産適齢期とは?女性の妊娠・出産の適齢期について

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女性にとって出産は人生の一大イベントです。「いつごろ子どもが欲しいかな」と思いをめぐらすこともありますよね。
医学的には、適齢期といわれる時期があり、その時期に出産を迎えるのはひとつの理想です。なかなか理想の通りには行かないものですが、出産適齢期について考えておくのは大事なことです。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11044014958
目次 女性の出産適齢期とは?
妊娠・出産は何歳までできるの?
高齢出産のリスク
出産適齢期が過ぎても克服できるの?
日常から妊娠力を上げられる習慣
出産適齢期は“体”だけではない!?
まとめ

女性の出産適齢期とは?

女性の出産適齢期は、35歳くらいまでとされています。35歳以上の初産婦は高齢出産と定義付けられており、徐々に妊娠する能力が低下し、様々なリスクの可能性も高くなるといわれています。

若ければいいということでもありませんね。十代の女の子の妊娠や中学生の妊娠を扱ったドラマもありましたが、若すぎれば体がまだ未熟ですから、妊娠中・出産時に危険が伴う可能性が高くなります。

医学的には何歳からという明確な定義はないようですが、体が完成される20歳前後からという意見が多く、女性の体の成熟期である25歳くらいからが妊娠の適齢期という意見もあります。

最近では、初婚年齢の高齢化に伴い、出生児年齢も高くなっています。

妊娠・出産は何歳までできるの?

高齢出産といわれる中でも「超高齢出産」と呼ばれているのが50歳以降の出産です。

多くの女性は閉経を迎えている年ですので自然妊娠は不可能ですが、人工授精によって妊娠・出産されるというケースが多いようです。希に自然妊娠され、無事、出産される方もいます。

芸能界では坂上みきさんが53歳で出産され、野田聖子さんは50歳で出産されていますね。ギネス記録では、スペインの女性が66歳で出産されています。

■45歳以上の出産は1000件以上
日本産婦人科医会による2013年のデータによると、35歳以上の出産数は増加しており、45~49歳の出産数も1000件を超えました。50歳以上の出産は47件であったということです。

■年齢と共に老化する卵子
高齢出産が増えているとはいえ、個人差はあるにしても、やはり30代後半になると子宮や卵子の能力は低下していきます。最近は人工授精を選択する方も増えていますが、自然妊娠に関しては、徐々にその確率が減ってしまうという現状があります。

高齢出産のリスク

日本産婦人科学会による定義では、35歳以上の初産婦ということになっています。

高齢出産では、やはり年齢と共にリスクが増えるという現状があります。そのリスクを大きく3つに分けてみましょう。

■流産の確率が上昇
実際、若い妊婦さんでも流産の可能性はあります。しかし、全体の流産の確率は10~15%ですが、35歳を超えると約20%、40代で約40%となっています。個人差はあれ、確率としては年齢と共に確実に高くなっています。原因としては卵子の老化が考えられます。

■妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)
妊娠中に高血圧、蛋白尿、浮腫といった症状が出ることをいいます。中でも特に高血圧には注意が必要です。もともと関連する病気のある方、肥満の方がかかりやすいですが、35歳以上で発症率が高くなり、40歳以上になるとさらに危険度が増すとも言われています。個人差はありますが、加齢による肉体的な衰え、内臓機能の低下によって、合併症を起こす可能性が高くなるということです。

■先天異常の発症率の上昇
高齢出産では、ダウン症候群の確率が高まるといわれています。ある調査によればその確率は、20歳で1/1667、30歳で1/952、35歳で1/378、40歳で1/106となっています。これは、卵子の老化に伴い、染色体にダメージが蓄積されることが原因の1つであると考えられています。

参照:厚生労働省「不妊に悩む方への特定治療支援事業等の あり方に関する検討会」 流産

参照:厚生労働省「不妊に悩む方への特定治療支援事業等の あり方に関する検討会」ダウン症

出産適齢期が過ぎても克服できるの?

いわゆる高齢出産となる35歳を過ぎても、40歳を迎えても、短い期間で自然に妊娠される人たちはいます。しかし、いわゆる出産適齢期を過ぎてもなかなか妊娠しない場合、考え始めたいのが不妊治療です。

治療を受けなければ自然に妊娠する可能性が低い状態を、不妊症といいます。現在日本では、1年以上妊娠しない場合に不妊症と診断するケースが多いですが、高齢の場合には、早めに検査を受け、治療を始めたほうがよいとされています。

場合によっては長期戦になりますから、あっという間に年月がたってしまうこともあります。ですから検査だけでも受けられると安心ですね。

■主な不妊治療
・タイミング療法
検査を行った上で特に異常がなければ、排卵と射精のタイミングを合わせるタイミング療法を行います。

・排卵誘発法
次に行われるのが排卵誘発法です。排卵誘発剤の使用により卵巣を刺激して卵胞を多く成熟させ、妊娠率の上昇を試みます。

・人工授精
上記で効果がないようでしたら、子宮の中に直接精子を注入する人工授精を行います。

・体外受精
体外受精は、体内から取り出した卵子と精子の受精を、卵子に精子を振りかけて受精するのを待ち、発育した良好胚を子宮内に胚移植します。

・顕微授精
体外受精の方法のひとつと言われていますが、こちらは人工的に精子を卵子の中へ注入し、受精させます。

体外受精のデータによると、年齢と共に妊娠の確率は顕著に下がっています。なかなか妊娠することができず、いわゆる高齢出産の年齢に当たる方は、早めに検査を受けられると良いでしょう。

日常から妊娠力を上げられる習慣

不妊治療が思うように進まなかったり、なかなか妊娠までたどり着けないとき、とてもつらい気持ちになりますね。しかし前向きに健康な体作りをしながら、子宮と卵巣を活性化し、妊娠力が上がるような習慣を身につけたいですね。

1. 基礎体温をつけましょう
基礎体温をつけることで自分の体の状態を知り、排卵日を把握することでタイミングもとりやすくなり、妊娠力のアップにつながります。

2. 規則正しい食生活でバランスを整える
タンパク質、糖質、脂質、ビタミン、ミネラルの5大栄養素を意識して、1日3回バランス良く食事をとるようにしましょう。妊娠となれば鉄分・カルシウムは大切な栄養素ですから、日頃から摂取したいですね。健康的な食生活で適正体重も維持しましょう。肥満も問題ですが、痩せ過ぎもよくありません。

3. 禁煙、そしてアルコールは適量で
喫煙によって生殖能力は低下します。また、妊娠しても早産や低体重など赤ちゃんへ重大な影響が出ることがあります。飲酒も度が過ぎれば同様です。
 
4. 適度な運動で体力をつける
ウォーキングなどの軽い運動から始めるとよいでしょう。血流の改善に繋がり、体の代謝もアップします。習慣化できるような運動を楽しみながら行いたいですね。

5. 冷えは大敵です
冷えは血流を悪くしますので、適度な運動や入浴を毎日取り入れたいですね。極端に体を冷やす飲み物などは避けると良いでしょう。

出産適齢期は“体”だけではない!?

体のことを考えれば、いわゆる妊娠・出産の適齢期といわれる20~30代前半ころに妊娠できたら安心かもしれません。しかし、相手あっての妊娠。そして出産後の大きく変わる生活環境を考えれば、誰しもが体や年齢だけを優先して妊娠・出産を迎えられるわけではありません。

■高齢出産による精神面・環境面でのメリット
高齢出産のメリットは、一概には言えませんが、経済的に余裕のあるケースが多いことです。経済的に安定していると、お金のかかる育児にストレスを感じることなく、託児所なども利用しやすくなります。また、精神的に安定している方が多いともいわれています。様々な経験を積んできた分、困難な状況にも柔軟に対応できるのかもしれません。

■仕事と出産
多くの働く女性たちは、妊娠・出産が及ぼす仕事・キャリアへの影響に向き合うことになります。どちらも年齢にかかわらず個人差があります。妊娠中、ほぼ通常どおり働ける人もいれば、重いつわりや切迫流産などで仕事を休まざるをえない人もいます。これは予測不可能です。産後、周囲の協力があれば早い段階での仕事復帰も可能ですが、頼る人がいない、保育所が見つからないという状況では、仕事の継続は難しいかもしれません。自然に任せて妊娠を待つことができない、ある程度計画が必要という状況もあります。

まとめ

晩婚化が進む今、高齢出産される方も増えています。できたら高齢出産といわれる前に出産したいと思っても、20代から30代にかけては仕事にも慣れて働き盛りの方も多いでしょう。体の衰えは待ってくれませんが、妊娠・出産を最優先するのが難しいこともあります。とはいえ自分の決めたタイミングで子どもを授かることができるとは限りません。2人目3人目と欲しくなるかもしれません。安全な出産には健康な体が基本ですから、自分の妊娠適齢期について考えてみることは大切なことでしょう。

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この記事を書いた人

まゆみん

現在2人の男の子をもつ2児の母です。

現在仕事を辞めて子育て中心の日々です。
TV・新聞などでは暗いニュースがおおい中、不安を抱いてしまう状況になります...

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