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子ども・赤ちゃんが嘔吐と下痢の症状。熱がない場合は嘔吐下痢症かも!?症状・原因・治療・予防まとめ

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子どもが急に嘔吐や下痢をしてしまうと焦ってしまいますよね。しかしその場合は慌てずに正確な処理や対応が必要です。嘔吐や下痢の症状があっても熱などがない場合は嘔吐下痢症かもしれません。今回は嘔吐下痢症の症状や原因をまとめました。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11015193180
目次 特徴は「熱なし」嘔吐下痢症の症状・期間は?
嘔吐下痢症の原因は?
嘔吐下痢症の治療はどんなもの?
嘔吐下痢症のときは脱水症状に注意!
回復してきたら何を飲む?何を食べる?
汚物の処理で注意すること
嘔吐下痢症を予防するために
完全な回復には3日から一週間

特徴は「熱なし」嘔吐下痢症の症状・期間は?

「さっきまで元気だったのに…」突然の嘔吐、しかもひどくて苦しそうだけど熱はない。このような症状が出たときは、嘔吐下痢症が疑われます。

熱が出ない場合が多く、熱が出たとしても38度前後と高熱にはならないことがほとんどです。嘔吐や下痢は比較的短期間で治まりますが、脱水症状を起こす危険性があるので注意すべき病気です。

嘔吐は一度で終わらず何度も続き(2~15回)、同時か少し後から下痢が始まります。子どもによっては嘔吐だけ、下痢だけというケースもあります。 嘔吐自体は1日程度で終わりますが、下痢(3~十数回)は長引きやすく1週間程度は続く場合が多いようです。

*いつもより酸っぱいにおいの黄色かクリーム色状、水便になったりします。

嘔吐下痢症の原因は?

嘔吐下痢症の原因はウイルス感染です。嘔吐や下痢になるのは、体内に侵入した悪いウイルスを追い出そうとするためです。

感染するウイルスは、季節によって異なり、秋から冬にかけてはノロウイルス、その後冬から春にかけてはロタウイルスの場合がほとんどです。その他にも、腸管アデノウイルスという菌が原因になる場合もあります。

嘔吐下痢症を起こすウイルスは、接触感染で人から人にうつる場合や、床に散らばった嘔吐物が乾いて空気中に飛散して感染する飛沫感染があり、その感染力は極めて強いため、保育園や幼稚園、学校など、集団で活動する施設では特に感染しやすいと考えられます。

嘔吐下痢症の治療はどんなもの?

嘔吐下痢症に対しては特効薬がなく、治療法としては、ウイルスが体外に出て行くのを待つしかないのが現状です。

嘔吐は数時間か長くても1日で治まるので、子供さんの様子をよく観察しながら症状が治まるのを待ちましょう。この間は水分も与えません。少しずつ吐き気が治まり、飲めそうになってきたら、水分補給とともにおかゆなど胃腸に負担がかからない食事をさせて様子を見ましょう。

水分はスポーツドリンクや塩分で味付けしたコンソメスープ、薄めたりんご果汁がおすすめです。幼児であればスプーン1~2杯程度、3歳、4歳の児童であればもう少し多くても構いません。

これで嘔吐がなければその後もどんどん吐くということはなくなります。こうすれば脱水症を防ぐことができます。

嘔吐が2日目まで続き、「おしっこがほとんど出ていない」「涙や汗が出ていない」「口周りや頬が渇いてきた」など、脱水症状が疑われる場合は早急に病院を受診してください。口からの水分補給が難しい場合は、病院で点滴による水分補給の必要もあります。

ほとんどの場合200~500ccほどの点滴で良くなりますが、ひどい場合は入院が必要になることもあります。

嘔吐下痢症のときは脱水症状に注意!

脱水が急速に進行するのは、量の多い水様下痢が続くにもかかわらず、嘔吐が数日程度長引いて水分補給ができないような場合です。冬の後半に流行するロタウイルスの嘔吐下痢症ではしばしばこのような状態になります。(ノロウイルスによる嘔吐下痢症では多くは嘔吐が治まってからの水分補給のみで十分です)

泣いてもあまり涙が出てこなかったら脱水、口の中が乾燥気味ならかなり脱水が進んでいます。

脱水のために下痢が一時的に軽快(偽の回復)することもあります。この場合は点滴または入院治療が必要です。問題は脱水症です。嘔吐や下痢で体内の水分とともに消化液を失うと塩分など(電解質)体液が失われるからです。その前に適切な治療をしましょう。

回復してきたら何を飲む?何を食べる?

■食事の与え方
嘔吐がおさまり、顔色もよくなり、下痢の回数も減ってきて、子どもが飲み物を飲めそうな感じでしたら、うすく調合したミルクなどをあげてみましょう。
 
■半日から1日してから固形物の食事を
徐々に摂取する水分を増やして問題がないようであれば、半日から1日程度で消化のよいおかゆや、豆腐、よく煮たうどん、軟らかい食パンなどを食べさせましょう。

「お腹が空いた」と言い出して食欲が回復しているようであれば、もっと早く食事を始めてもかまいません。ただし、ここであまりにも早く量を食べ過ぎたり普通の食事に戻したりすると、まだ回復していない胃や腸を痛めて回復が遅くなってしまいますので量は少なめにします。また吐くようであればやはり食事はストップしましょう。

■食べていけないもの
繊維のある生野菜や、冷たいもの、油分のあるものなどは避けましょう。

汚物の処理で注意すること

1.便を扱った手から口の中にウイルスが入り感染しますので、処理をする人も子どもさんも頻回に手を洗うことが大切です。特に食事の前、便を処理した後などは何回も石けんと流水で手をしっかり洗いましょう。

2.吐物の処理はアルコールなどできちんと拭き取ってきれいにしておきましょう。床に落ちた吐物が乾いてから空気中に飛び、それを吸い込んで感染することがあります。

嘔吐下痢症は便や嘔吐物を介して感染します。乾燥すると菌が舞い上がることがありますので、汚れたものは可能な限り洗う、洗えないものは日光消毒の上除菌スプレーをかけるなどして最大限感染を防ぎましょう。床に嘔吐した場合は数回丁寧に水拭きし、雑巾はできれば捨ててください。紙おむつはビニル袋などに入れてから捨てましょう。

嘔吐下痢症を予防するために

ウィルスの感染を防ぐために、手洗いをしっかり行うことが大切です。特に、幼稚園や保育園、学校は、どうしても感染を回避するのが難しい環境です。

ただ、体力があり抵抗力も高い状態であれば必ず感染するというわけではありませんので、十分な睡眠や食事、心の安定など、心身の健康管理も大切です。また、家庭内での二次感染を予防するという観点では、ウイルスは湿度に弱いので、加湿器も利用して感染を防ぐようにしましょう。ウイルスの潜伏期間は1~2日ですので、兄弟姉妹がいる場合には特に気をつけて観察するようにしてください。

完全な回復には3日から一週間

体力が完全に回復するには、3日から1週間程度かかります。食事は徐々に普通食に戻すようにしましょう。元気に見えても腸は回復していないかもしれませんので、便の様子を見て判断するようにしましょう。

なお、嘔吐や下痢は、怒りや恐れなどの感情が蓄積し続けたか、急激に強い感情が溜まることで起こるという見方があります。特に子供さんの場合、お母さんの中に溜まった感情を、身代わりになって吐き出すことは、珍しくありません。

お母さんの心の中に、見たくない感情がないか感じてみて、もし見つかったら、その感情を拾ってしっかり向き合うことで、子供さんの重症化を防ぐ結果につながるかもしれません。

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この記事を書いた人

ぶると

斎藤 暁子(38歳)、子育て中(6歳・男の子)の母。カウンセラー。
子どもの健康な心の成長と人格形成に欠かせない家庭環境や、親子・夫婦の絆を
最も大切に考え...

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