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【妊娠初期の出血】絨毛膜下血腫とは?原因・対策・症状・妊婦への影響まとめ

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妊娠初期に出血が!もしかして絨毛膜下血腫(じゅうもうまくかけっしゅ)かも・・・。気になる絨毛膜下血腫について、症状や原因、対策だけでなく、妊婦への影響についても詳しくご説明します。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11015196251
目次 絨毛膜下血腫とは?
絨毛膜下血腫の原因
絨毛膜下血腫の症状
絨毛膜下血腫、検査・診断。エコーで検査可能か
絨毛膜下血腫の妊婦・妊娠への影響、流産の可能性の有無
絨毛膜下血腫、対策・入院の必要性の有無
絨毛膜下血腫、安定期に入っても改善しない場合に考えられる疾患
まとめ

絨毛膜下血腫とは?

絨毛膜下血腫(じゅうもうまくかけっしゅ)とは、あまり名前を聞くことはありませんが、妊娠初期によく見られる症状です。その名前の通り、絨毛膜と子宮内膜の間にできる血の塊です。胎盤をつくり始めた時に、子宮内膜の血管が壊されるため出血が起き、血腫ができることがあります。そのときに出る「プロスタグランジン」という物質が、ママのおなかの張りや腹痛を起こす原因とといわれています。

何が問題かというと、血の塊が大きいと流産する恐れがあるということですが、今のところ具体的な対応の方法は解明されていません。しかし自然に血が吸収されれば、妊娠が継続することのほうが多くなっています。胎盤が出来上がるまでの間は、しばしば出血がある場合もありますが、病院で赤ちゃんの心拍が確認されていれば、ほとんどの場合は無事に育って出産に至ることができるようです。

絨毛膜下血腫の原因

絨毛膜下出血の原因は絨毛が子宮内膜へ伸びていく過程で、子宮内膜の血管が壊されて出血することが原因です。絨毛膜下出血と診断されたママの中には自分のせいだと思ってしまうママもいますが、ママのせいではないので自分を責めないでくださいね。

安静にしていればかならず血腫が小さくなるというわけではありませんが、だいたいの血腫は小さくなっていったり吸収されたりすることがほとんどですので、かならずお医者さんの指示にしたがうようにしましょう。

絨毛膜下血腫の症状

主な症状には、出血の他にお腹の痛みやお腹の張りがあります。出血はママによっても違いますが、日によっても違い、生理ほどの血が出てくる場合や、下着に少しつく程度など様々です。絨毛膜下血腫は妊娠初期に起こることがほとんどなので、生理や流産による出血と区別がつきにくい恐れがあります。

だいたいは長くても妊娠初期〜中期にかけての症状が多いようですが、妊娠初期だけ症状がみられるというママも少なくありません。さらには、血腫による細菌感染も確認されていて、妊娠中期まで絨毛膜下血腫の症状がある場合は、絨毛膜羊膜炎を起こし、陣痛が発生、早期流産につながる可能性もあります。

絨毛膜下血腫、検査・診断。エコーで検査可能か

【妊娠初期の出血】絨毛膜下血腫とは?原因・対策・症状・妊婦への影響まとめの画像4

絨毛膜下血腫は生理などの血と判断がつきにくいこともあり、ほとんどの場合は妊婦健診時の超音波検査(エコー検査)で発見されています。エコーで血腫と疑われるものが確認された上で、出血や腹痛があると、絨毛膜下血腫と診断されることがあります。血腫と違われるものはエコーでは黒くうつり、吸収されていくと白くなります。

エコー画像で血腫と疑われても、出血や腹痛などの症状がない場合は、次のエコー検査までに血腫と疑われていたものが消失していることがほとんどです。

絨毛膜下血腫の血腫は三日月状や円状のものがあり、サイズは約1~7㎝ほどです。しかしもっと大きいものもあり、8㎝を超えるような大きい絨毛膜下血腫は、エコーでは確認後すぐに入院・経過観察の措置がとられることがあります。

絨毛膜下血腫の妊婦・妊娠への影響、流産の可能性の有無

絨毛膜下血腫は、よくあることだと言われていわれていますが、正式な数字は分かっていません。

また、気になるのは流産の可能性ですが、出血があるときにエコーで赤ちゃんの心拍が確認できれば、ほぼ流産はしないと言われています。この時期に絨毛膜下血腫で出血があったママと出血がなかったママを比べても、流産の可能性は変わらないと言われています。

一方、出血により細菌感染を引き起こしてしまうと、早産になってしまう可能性もあります。出血の量が変わったり、お腹の痛みに変化があったりする場合は、かならずお医者さんに相談するようにしましょう。

そして、絨毛膜下血腫は「なりやすい」「なりにくい」の体質ではないので、1度症状が出たからといって、次の妊娠の際もなるというわけではありません。

絨毛膜下血腫、対策・入院の必要性の有無

■対策

絨毛膜下血腫には薬や手術などといった具体的な解決方法があるわけではありません。基本的には「安静」が主な対策となります。症状や血腫の大きさでお医者さんの指示が変わってきます。指示は、自宅で安静を指示される場合、入院する場合、入院先のベッドの上から動かない絶対安静などがあります。

■入院の可能性

・8cm以上の絨毛膜下血腫の場合
・妊娠中期までに血腫が吸収されない場合

の2点の場合は入院の可能性があります。8cmを越える絨毛膜下血腫が発見された場合は妊娠初期であっても、入院・管理の可能性がありますす。また、発見されたときは血腫が小さくても、妊娠中期までに吸収されず、なおかつ腹痛・お腹の張りなどの症状がある場合はも入院となる可能性があります。

家にいるとついつい上の子どもの面倒を見てしまうというママや、仕事を休むに休めないというママは、お医者さんと相談して入院の手続きをとってもらうと安心かもしれません。

絨毛膜下血腫、安定期に入っても改善しない場合に考えられる疾患

妊娠中期の安定期までに血腫が小さくならない場合、前置胎盤や常位胎盤早期剥離などの疾患も考えられます。

・前置胎盤

胎盤が正常より低い位置に付着し、胎盤内子宮口という子宮の出口を覆ってしまっている状態を「前置胎盤」といいます。前置胎盤の頻度は、全分娩の約0.3~0.6%といわれていて、前置胎盤のうち5~10%では、胎盤と子宮が癒着して胎盤がはがれない「前置癒着胎盤」となる可能性もあります。前置胎盤の症状は基本的に無自覚と言われていますが、腹痛を伴わない出血の場合もあるようです。

・常位胎盤早期剥離

妊娠中期〜後期に、正常の範囲の位置に付着していた胎盤が、赤ちゃんの分娩より前に剥離してしまうことを言います。常位胎盤早期剥離の場合は少量の出血と持続性の腹痛、もしくは急激な腹痛が見られます。

そして前置胎盤や常位胎盤早期剥離ではなくとも、子宮内に感染が生じていたり、胎盤の後ろに出血が回りこんで「胎盤後血腫」という症状が起こっている可能性もあります。これらの症状は、「早産」・「胎児発育不全」・「妊娠高血圧症候群」・「胎盤早期剥離」・「癒着胎盤」・「胎児仮死」などの異常が生じやすいため、まめな検診で注意が必要になります。

さらに原因は不明ですが、ときに「出血性素因」や「血栓形成傾向」を引き起こす場合もあります。妊娠管理や治療は、切迫流産の場合と同じになり「絶対安静」はもろんのこと、炎症を認めた場合は抗生剤の投与、お腹にはりがある場合ははりどめの薬を処方されます。

日本産婦人科学会 前置胎盤とは

まとめ

【妊娠初期の出血】絨毛膜下血腫とは?原因・対策・症状・妊婦への影響まとめの画像8

妊娠の際の過程で起きやすい「絨毛膜下血腫」ですが、赤ちゃんの心拍が確認されればほとんどの場合問題ないとされる症状ですので、不安な気持ちでストレスを溜めないようにあまり気にしすぎず、お医者さんに言われた通りの生活を心がけましょう。

「絨毛膜下血腫」は妊娠初期に発見されるので、流産を防ぐためにも、かならず妊婦検診を定期的に受けるようにして下さいね。最初の妊婦検診は1ヶ月に1度と回数も少ないですが、出血したり、お腹が痛かったり何か違和感を感じた場合はすぐに病院に受診するようにして下さいね。

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この記事を書いた人

まどんぬ

生後4ヶ月の息子の母親です。
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