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熱性けいれんとは?原因・症状・予防接種・対処法・てんかんとの違いまとめ

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熱を出した子どもが急にけいれんを起こすと、ママやパパもパニックになってしまいますよね。原因は?症状は?予防はできないの?対処法は?など、落ち着いて対処できるように、今回はてんかんとの違いも含めてご紹介します。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28174006170
目次 熱性けいれんとは?発症しやすい年齢は?
熱性けいれんの原因
熱性けいれんとてんかんとの違い
熱性けいれんの症状・病院に行くべき判断基準
熱性けいれん治療・予防接種の必要性
自宅でできるケア
熱性けいれんの予防・効果・副作用
熱性けいれんは、慌てないで

熱性けいれんとは?発症しやすい年齢は?

熱性けいれんは、38℃以上の発熱に伴っておこるけいれんで、6ヶ月から6才頃までにおきることが多いです。特に、1才から1才半に発症することが多く、年齢が上がるとともに、発症する割合は低くなります。
熱性けいれんの初発は2才までのことが多く、その後、1~2回ほど、熱性けいれんをおこすことがありますが、1回だけで、一度もおきないということも多いです。
中には初発が3歳以上で、回数も3回以上という場合もあります。その時のけいれんの状況にもよりますが、熱性けいれんが2回ほどで、年齢も低ければ、特に検査などは行わないことが多いです。
逆に、年齢が高かったり、回数が多い場合やけいれんが5分以上続く場合など、状況により、脳波やMRIなどの検査をすることがあります。

熱性けいれんは、38℃以上の高熱で、急激に熱が上昇した時に起きやすい傾向がありますが、解熱剤などを使用して、急激に熱が下がる時におきることもあります。

熱性けいれんの原因

熱性けいれんの原因は不明です。

脳神経は、微弱な電流の流れがあるのですが、乳幼児では、まだ脳や神経が未熟なため、高熱時の体温上昇で、強い電流が脳に流れると、それに対応できずにけいれんがおきると言われています。
このため年齢があがるにつれ、脳が電流に対しても抵抗力ができ、けいれんがおきなくなると思われます。

両親や兄弟に熱性けいれんがあると、その子も熱性けいれんがおきやすいという傾向はあります。ただし、そういった遺伝的傾向がなくても、熱性けいれんはおきることがあります。

熱性けいれんとてんかんとの違い

てんかん発作は、脳の神経細胞の過剰な発作によって引き起こされるものです。てんかん発作の引き金が、発熱であるということも無いわけではありませんが、てんかんでは、熱がなくてもけいれんがおきることがあります。
てんかんは脳の病気であり、てんかん発作はてんかんという病気の症状の表れで、てんかんによるけいれんも、その症状の一つです。
そして、てんかん発作は、くり返しおきます。

一方、熱性けいれんは、発熱を伴うということ以外には、あきらかな脳の異常が認められず、原因不明の症状です。たいていが、乳児期の1~2回で終わり、反復性はありません。

熱性けいれんの症状・病院に行くべき判断基準

熱性けいれんの症状は、発熱時、突然身体を硬直させ、両腕、両足をブルブルと震わせます。眼球は上方を向いて白目となります。また、意識がなくなり、吐くことがあり、両手足の震えや眼球の動きは、大抵、左右同じ動きをします。この症状はほとんどの場合5分以内でおさまり、あとはすやすやと眠ったような状態になります。

このような状態に子どもがおちいったのを見たら、大抵は平常心ではいられないでしょう。すぐに救急車を呼んだという人も多いようです。ただ、大抵の熱性けいれんは数十秒、長くても5分以内で治まるため、救急車が来たときには、けいれんが治まっていることが多いかと思います。

もしも子どもに発熱があり、上記のようなけいれんをおこしたら、熱性けいれんではない可能性も考えられるため、すぐに救急車を呼びましょう。熱性けいれんの可能性が高いため、5分間は様子を見るように指導される場合もありますが、その時には指示に従いましょう。

熱性けいれん治療・予防接種の必要性

熱性けいれんをおこして医療機関を受診すると、ダイアップというけいれん予防の座薬を処方していただくことがあります。最近では、年齢が低く1回目のけいれんでは、ダイアップを処方せずに様子をみるという病院も増えてきました。熱性けいれんは、後遺症が残るような恐れの無いといわれています。

また、熱性けいれんそのものを予防するための予防接種はありませんが、熱性けいれんは、インフルエンザなどの急な発熱の伴う疾患に罹患した時に非常におきやすいため、インフルエンザなどの病気の予防接種をしておくと良いでしょう。熱性けいれんを起こした後は、観察期間が必要となる場合もありますので、いつから予防接種が可能かは、かかりつけの医師に確認しましょう。

自宅でできるケア

もしも、子供が熱性けいれんを起こしたら、
■衣服を緩めます。首の周りのボタンをはずしたり、ベルトを緩めるなどしましょう。
■顔を横に向けて吐いた物が気道に詰まらないようにしましょう。
■病院受診の際に、詳しい状況を医師に伝えるため、けいれんの様子や持続時間、体温などを測り、覚えておきましょう。

大声で名前を呼んだり、身体を揺すったりすると、刺激でけいれんが長引くことがあるため行わないようにしましょう。また、舌を噛まない様にと口の中に、割り箸などの物を入れないようにします。熱性けいれんで舌を噛むことはありません。口に入れた物により、口腔内を傷つける恐れがあります。

熱性けいれんの予防・効果・副作用

熱性けいれんは3割の子供が2度以上の熱性けいれんを起こすので、何度も繰り返す子どもの様子をみるママやパパはそのつど、心配になりますよね。

繰り返す熱性けいれんの予防としては、ダイアップという座薬があります。これは、発熱後に使用してけいれんを予防するものです。医師から38℃以上で使用するように、などと指示がありますので医師の指示を守りましょう。

2015年には、発熱時のダイアップの投与は、遷延性発作(15分以上)の既往がある場合や、24時間以内に反復して発作が出る場合や、家族歴のある場合など、条件が厳しくなっています。

副作用としてふらつきや眠気などがありますので、服用した際には足元のふらつきをサポートしてあげたり、ベッドでゆっくり休養がとれるように工夫してあげたりしましょう。

たけい小児科・アレルギー科

熱性けいれんは、慌てないで

はじめてお子様が熱性けいれんを起こしたら、ほとんどの人が慌てるし、平常心を忘れると言われています。それほどのけいれん症状なのです。
けれど、熱性けいれんであればすぐに治まりますし、特に後遺症も残しません。

上に述べたように、慌てず衣類を緩めたり、時間を見たり、落ち着いて行動できるといいですね。

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この記事を書いた人

もりりん

毎日、わくわくしながら、笑って楽しく過ごしたいですね...

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