1. >
  2. >
  3. >
  4. 絞扼性イレウスは手術で治る?原因・症状・治療法・術後のケア・予防法まとめ

絞扼性イレウスは手術で治る?原因・症状・治療法・術後のケア・予防法まとめ

絞扼性イレウスは手術で治る?原因・症状・治療法・術後のケア・予防法まとめのタイトル画像

絞扼性イレウスという病気を聞いたことはありますか。恐ろしい病気で、早期発見で手術などが必要になってくる病気です。子どもから大人まで、誰もがかかる可能性があります。
今回は絞扼性イレウスの原因・症状・治療法・予防法・術後のケアまとめなどを載せているので、ぜひこの機会に絞扼性イレウスについて学びましょう!

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11015200701
目次 絞扼性イレウスってどんな病気?
絞扼性イレウスは何歳くらいが発症しやすいの?
絞扼性イレウスの原因
絞扼性イレウスの症状
絞扼性イレウスの治療方法
絞扼性イレウス 術後のケア
絞扼性イレウスの予防方法
まとめ

絞扼性イレウスってどんな病気?

「絞扼性イレウス」とは聞きなれない病名ですが、「イレウス」とは腸閉塞のことです。腸閉塞は何らかの原因で、小腸や大腸が詰まってしまうことで、本来口から食べた物が、消化吸収されながら、最終的に肛門から排出するという流れが作り出せなくなってしまいます。

排出されるべきもが排出されずに、詰まった部分の消化管は大きく膨らみ、腹痛や嘔吐の症状があらわれます。このように、消化管の一部が詰まっってしまったことを腸閉塞(=イレウス)と言います。

イレウスの中でも、腸間膜の血管が締め付けられるために、腸の血行が障害されるのが、「絞扼性イレウス」なのです。

血流障害を起こすと、腸に血液がいかなくなり、ねじれている部分に血液や体液、食べ物、ガスなどの全てのものが流れずにその部分が腐敗し、腸が壊死してしまうこともあるので、緊急の手術が必要になります。

絞扼性イレウスは何歳くらいが発症しやすいの?

絞扼性イレウスは、先天的なイレウスであれば、出生前に診断される場合もあります。また先天的な病気に伴って発症する場合もあります。

オダギリジョーさんと香椎由宇さんご夫妻のお子さんが亡くなったというニュースから、この病名をしたという親御さんも多いのではないでしょうか。お子さんが1歳半ほどの年齢だったために、幼い子どもがかかる病気ではないかと気になる方もいるようです。

しかし、幼児や小学生、術後やヘルニア患者などの大人が発症するなど、年齢的な関係よりも様々な原因による発症との関連性が高いと思われます。絞扼性イレウスは、子どもや赤ちゃんがかかる可能性は極めて低い確率とも言われています。

絞扼性イレウスの原因

絞扼性イレウスの原因は様々ですが、先天的な疾病が原因の場合もあります。

例えば、生まれつき小腸が閉鎖していたり、標準より狭いことなどが原因で発症することがあります。小腸に加えて、食道や十二指腸についても、先天的に消化管が閉鎖している代表的な疾患としてあげられます。また、生まれつき腸の神経が無い「ヒルシュスプルング病」でも、腸が正常に動くことができずにイレウスを引き起こします。

他にも、食べ物が原因となることもあり、たとえばコンニャクなどの消化し辛く、不溶性の食物繊維が多い食べ物を、大量・頻繁に食べていたり、異物が腸に入ったことが原因になる場合もあります。

絞扼性イレウスの症状

絞扼性イレウスの主な症状は、おなかが膨れて張り、ひどい腹痛や嘔吐を繰り返します。場合によっては下血や脱水症状を伴うこともあります。元気に遊んでいたかと思ったら、急におなかをよじるようにし、顔を青ざめさせて腹痛を訴えます。

激しい腹痛が続き、顔面蒼白や冷汗、冷感、脈や呼吸も弱く速くなり、ショック状態に陥ることもあります。他には発熱、敗血症も引き起こし、呼吸機能や心臓、腎臓の機能低下までも影響が及ぶこともあります。

このように、腸が壊死し、急激な痛みが生じた場合には、合併症を起こし、全身状態が悪化してきます。

絞扼性イレウスの治療方法

イレウスになったら、食事を休止したり、イレウス管を挿入して腸管の減圧をはかり、治療を進めていくのです。日本では開腹手術により、腸の癒着の要因になってしまう可能性があることから、イレウス管による治療を行うことが多いようです。

しかし絞扼性イレウスに関しては、血行障害がすすんでいる可能性も高く、緊急の手術が必要です。

まずイレウスが疑われたときには、絞扼性イレウスであるかの判断が重要で、そのためには
・X線検査
・超音波検査
・CT検査
・血液検査
などが行われます。

判断が困難であることもありますが、絞扼性イレウスであれば緊急性が高いので、開腹手術が決定されます。腸管が壊死してしまっていれば切除などが行われるようです。

絞扼性イレウス 術後のケア

開腹手術を行ったとはいえ、腸内の内容物がすべて取り除かれているわけではありません。

手術前に比べると手術後は合併症も起こしやすく、胃管留置による気道刺激や不快感、胃からの逆流や嘔吐、腹部が膨張して呼吸抑制が起こる肺合併症、などを考慮したチェックがあります。また胃管からの排液量に加え、尿量、排便、排ガスの有無などの細かい細かなチェックが行われます。

手術後は腸の動きが低下してしまうので、ガスがたまらないように回復に向けた療養も行われます。術後の痛みから力を入れることができないという理由もあり、消化管の動きが改善され、ガスが肛門から出ることが回復の目安にもなってきます。

退院前には、食事指導や排便コントロールの指導を受けます。

無事に退院できたからといっても、自宅での食事療養が必要です。腸内にガスが発生しやすい食べ物や刺激物をさけたり、暴飲暴食にもならないような食生活を徹底することが必要です。

同居する家族構成などによっても食生活や生活の負担にも違いがあるものです。お子さんが手術を受けた場合はママパパも不安がいっぱいです。お互いをフォローし、頑張り過ぎないことがなにより先決とも言えます。

絞扼性イレウスの予防方法

残念ながら、絞扼性イレウスには断定的な予防方法ありません。しかし予防につなげられる可能性のある食生活や生活習慣は考えられます。

例えば
・暴飲暴食を避ける

・消化の悪い物、不溶性食物繊維の大量摂取を避ける(山菜・ごぼう・海草・こんにゃく、里芋、サツマイモ等)

・特に体調不良のときには消化の良い食べ物を摂取する(日頃から野菜、豆腐、白身の魚や、消化良く加熱できる煮込み料理などがオススメ)

・規則正しい生活、食生活を心がけ、充分な休息を心がけ、心身の負担を貯めこまないようにする

・乳製品の摂取で腸内環境を整える(ヨーグルト、チーズなどの発酵食品・牛乳等)
などです。

予防につなげるには、何事もほどほどの量を心がけることも大切です。

食生活のほかにストレスなどから腸の動きが低下することもあるのでリフレッシュを心がけましょう。幼少期のお子さんであっても、ストレスはたまるものです。

集団生活での過ごし方や、お友達とのトラブルによる悩みがないか、会話ができる年齢のお子さんであれば、日々の会話や表情などからくみ取ってあげることも大切な親子の生活習慣です。

まとめ

もしも大切なお子さんが絞扼性イレウスだったら、死の危険性があるかもと、不安になってしまったママパパもいるかもしれません。

原因は様々ですが早期発見により、回復も可能な病気です。病気のことを知っておくことで、予防につなげられる規則正しい生活や食生活の大切さを、改めて家族みんなで知る機会にもなります。

乳幼児のお子さんがいる家庭では、お子さんの泣き方や痛がり方の些細な違いに気づくことが早期発見につながります。日常的に表情を良く観察し、発見を見逃すことのないようにすることが重要です。

当社は、この記事の情報、及びこの情報を用いて行う利用者の行動や判断につきまして、正確性、完全性、有益性、適合性、その他一切について責任を負うものではありません。この記事の情報を用いて行うすべての行動やその他に関する判断・決定は、利用者ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。また、表示価格は、時期やサイトによって異なる場合があります。商品詳細は必ずリンク先のサイトにてご確認ください。

関連する記事

この記事を読んだ人にオススメの記事

この記事を書いた人

mikko

はじめまして♪...

もっと見る

  1. >
  2. >
  3. >
  4. 絞扼性イレウスは手術で治る?原因・症状・治療法・術後のケア・予防法まとめ