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ロタウイルスとは?原因・感染経路・症状・予防接種&ワクチンの必要性・検査方法・治療方法まとめ

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冬になるとインフルエンザと同じくらい耳にするロタウイルス。冬季に流行のピークとなることが多く、感染力が高いので注意しなければなりません。今回はこのロタウイルスについて感染経路や、症状。予防接種やワクチンの費用などについてまとめました。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11030004630
目次 ロタウイルスってどんな病気?
ロタウイルスの原因・主な感染源
ロタウイルスの症状
ロタウイルスの予防法・予防接種
ロタウイルスの検査方法・費用
ロタウイルスの治療方法
食事と水分補給のポイント
まとめ

ロタウイルスってどんな病気?

ロタウイルスとは「ロタウィルス下痢症」「冬季嘔吐症」「白色便性下痢症」「嘔吐下痢症」「小児仮性コレラ」「白痢」とも呼ばれています。多くの呼び方がつけられているのは、冬季に流行することや、嘔吐や白色の下痢便が特徴であることなどからです。

就学前の子どもの約半数が、ロタウイルス感染症で小児科外来を受診するとされているほど、強い感染力のあるウイルスなのです。乳幼児に多くみられるのは、おむつ交換の際に感染経路をつくり出してしまったり、なんでも口にいれてしまう赤ちゃんの癖、抵抗力の弱さからなどです。

ロタウイルスに関するQ&A(厚生労働省)

ロタウイルスの原因・主な感染源

乳幼児が感染しやすいロタウイルスですが、もちろん子どもや大人も感染します。ロタウイルスの予防や治療方法はあるのでしょうか。

■原因
ロタウイルスは「経口感染」です。
唾液や便などの排泄物からウイルスが口を通して入ってきます。ロタウイルスにかかっている患者の便1g中からは、1,000億から1兆個ものウイルスが排出されます。これはノロウィルスと比べても、約100万倍でもあるのです。

しかも10個以下のウイルスでも感染してしまう程強い感染力です。

■感染源
感染源としては、排泄物や汚染された水や食べもの、汚染された物の表面を触った手を通して、食事や何らかの時にウイルスが口から入ることです。ロタウイルスは、特に排泄物の中から多量に排出されます。

潜伏機関は24~72時間と長いため、ロタウイルスの症状がない時などは、手洗いや消毒などが行き届かず、気づかぬうちに感染してしまっていることが多いのです。
特におむつ交換の際は、手や爪にウイルスが付着してしまい、手を洗ったつもりでも、なかなかウイルスが完全に落ちるまでとはいきません。しっかり手を洗いたくても、日中にママが一人で子育てしている場合などは、手洗いの間赤ちゃんを一人にさせておくのに気を取られてしまいますし、ぐずってしまえば、さっと手洗いを完了させてしまうこともあるでしょう。

ロタウイルスの症状

ロタウイルスの症状は、2~4日の潜伏期間を得てからあらわれます。おおよそ5歳までに何回か感染し、乳幼児のほとんどが感染します。

おもな症状は、突然の嘔吐から始まり、その後に腹痛、下痢と続くことが多く、嘔吐・下痢の症状が激しい場合は発熱することもあります。特に初めてロタウイルスに感染したときには、症状は最も重くなり、何度か感染を繰り返していくと身体がウイルスうを防御し、症状はだんだんと軽くなります。

大人が感染しても症状が軽かたり、無症状なのはこのためです。しかし無症状であってもウイルスは1週間程は排泄物から排出されていますから、感染源になりえます。

症状の一つでもある下痢は、白っぽい米のとぎ汁のような水様便が大量に1日に何度も出るのが特徴的で、下痢症状は1週間~2週間程度続き、自然に治癒していくのが通常です。嘔吐は1日に5~6回程で、特に夜就寝した後に突然発症する例が多いです。

発熱はたいていの場合は、発症時の1日ほどでおさまります。

合併症にも注意が必要です。
例えばけいれんや肝機能異常、急性腎不全、脳症、心筋炎などです。

特に月齢の小さなお子さんの場合は、症状が重かったり、脱水症状がひどくなると、死につながるケースもありますから、医師の診断をきちんと受けることが大切です。

意識が不安定になったり、けいれんなどの症状があらわれた時には、すぐに医療機関を受診しましょう。

ロタウイルスの予防法・予防接種

ロタウイルスが流行る前に予防することや、感染しても症状が軽くすむ方法はあるのでしょうか。

■手洗いの徹底
ロタウイルスは症状があらわれるまでに潜伏期間があり、その間もウイルスは排出していますから、家族が無症状であっても常に正しい手洗いを習慣づける事が何より重要です。他にも外出時に触れたドアノブなどからも経口感染する可能性はあります。

目に見えないウイルスは、どの瞬間に手に付着しているのかはわからないのです。大切なのは手を洗うタイミングをしっかりと習慣づける事です。

・トイレに行ったあと
・おむつ交換のあと
・食事の準備前
・食事や口に入れるものを提供する前(おしゃぶりを持つときなども)
・外出して帰った直後(そのまま部屋中を移動すると触れた部分が多いほどウイルスは広がります。)

正しい手洗い方法は、必ず石鹸を使い、爪や指の間、手のしわの間もブラシなどを使い、丁寧に洗います。石鹸がウイルスを除去するのではなく、水だけでは落としきれないウイルスを洗い流しやすくしてくれるのです。

洗ったあとは、アルコール消毒は、ロタウイルスにはあまり意味がありません。

■ウイルス除菌
嘔吐物の処理や、汚物を入れるゴミ箱、ドアノブなどの消毒には次亜塩素酸ナトリウム(家庭用塩素系漂白剤)による除菌が効果的です。次亜塩素酸ナトリウムは、とても強い塩素ですので、乳児が直接口に入れるものにはふき取りだけの除菌は適していません。

ドアノブなどを除菌する目的ならば、0.02%に薄めたものを、嘔吐物や汚物など、感染力が極めて強いものを直接浸す場合には0.1%程度に水で薄めたものが適しています。つけ置きした後に、必ず他の洗濯物とは別に洗濯するようにしましょう。

嘔吐物には直接触れないようにビニール手袋、マスクを着用し、キッチンペーパーや新聞紙をかぶせた上から次亜塩素酸ナトリウムを薄めたものをかけ、ビニール袋で覆うようにして処理すると効果的です。

次亜塩素酸ナトリウムを薄めるのには、500mlのペットボトルを用いると良いでしょう。習慣つけるには、すぐに手に取れる工夫も大切です。今は100円ショップでペットボトルに取り付けるタイプのスプレーノズルも販売されています。
ただし、ペットボトルに入れるときは子どもの誤飲に気をつけて。子どもの手の届かないところに置き、管理を徹底しましょう

消毒液の作り方と使用上の注意(次亜塩素酸ナトリウム)

■予防接種
月齢の小さなお子さんが、ロタウイルス感染による重症化を予防するのには、予防接種を受けるという選択もあります。日本では2種類のロタウイルスワクチンの任意接種が推奨されています。

・ロタリックス 生後6~24週 2回接種
・ロタテック  生後6~32週 3回接種

どちらも対象は乳幼児で、1回目接種の推奨期間があります。ワクチン接種費用は、1回の接種で1万円~1万5千円程で、医療機関によっても差があります。

ロタウイルスワクチンについて

ロタウイルスの検査方法・費用

小さなお子さんがロタウイルスに感染すると、重症化することもあるので、検査には意義があります。症状の問診だけではロタウイルスとは判断できかねないため、医師が必要と認めれば、検査キットを使用し、15~20分程度で結果が判明できます。

ほどんどの小児科や総合病院で検査は可能です。注意したいのは、検査結果が早く出るというメリットもあるのですが、まれに陽性の場合にも結果が出ない場合もあるという事も理解して、検査を受けることです。

より精密な検査が必要な場合は結果が出るまでに数日かかる検査もあります。

■検査の費用
健康保険の適用がありますが、3歳未満の乳幼児と、65歳以上の高齢者の場合に適用されます。それ以外の年齢の人は、保険適用外となるため、健康保険は使えません。

保険適用後でおおよそ3000円ですが、この検査キット代金に輸送費や人件費などがプラスされるので、検査を受ける場合はおおよそ6000円程の費用が掛かることになります。

健康保険が適用がされているとはいえ、意外と費用が掛かるのが実情です。

お子さんだけでなく、大人が職業などの関係で、より細密な検査を受ける場合には、さらに高額になります。保健適応外の場合には病院によっても金額は変わってきますので、検査が必要な場合には、事前に医師に聞いておくとよいでしょう。

ロタウイルスの治療方法

現在、ロタウイルスに効果のある抗ウイルス剤はありません。下痢や嘔吐を薬で止めるのも、ウイルスを体内にとどめてしまうため、回復を遅らせてしまいます。薬の服用は医師の指示がない限りは使用しないことが望ましいでしょう。

脱水にはもっとも気を付けなければなりませんので、経口補水液やイオン水などで、少量ずつでも水分補給を続けることが大切です。あまりにも脱水症状がひどい場合には、医療機関で点滴を行うなどの治療が必要になる場合もあります。

脱水症状かを見極めるには
・おしっこの回数が異常に少ない、または出ない
・唇や口の周り、内側が乾燥している
・泣いているのに涙や汗が出ない
・目がくぼんでいる
・肌に張りがなくなっている

赤ちゃんの場合は脱水になりやすいので、これらの症状が気になり、母乳やミルクも欲しがらないようであれば早めの受診が望ましいでしょう。

食事と水分補給のポイント

離乳食以降のお子さんがいる家庭では、食事に関しては、栄養面が心配になってしまうママもいるかとは思いますが、まずは水分補給を。
脱水症状を防ぐため、市販の経口補水液やイオン飲料か、湯冷まし1Lに、砂糖40g、食塩3gを入れ、レモンなどの果汁を少し加えたものを少しずつ与えます。

嘔吐が続いてる間は食事は控えましょう。特に続けて吐いた後は、1、2時間は胃腸を休めたほうがよいそうです。
食べられる状態であれば栄養バランスを考慮したドリンクや重湯、すりおろしリンゴなどで対応しましょう。
嘔吐がなくなった後も、傷んだ腸の粘膜が修復されるまでには数日かかるので、消化のいいものを、様子を見ながら少しずつ食べるようにしていきましょう。

食事についてアドバイス(広島ドクターズ)

嘔吐が続いてるときは食事は与えない方がいいですね。特に続けて吐いた後は、1、2時間は胃腸を休める時間を作りましょう。
また、嘔吐や下痢が長く続くと、体内から大量の水分と塩分を失うため、補給が必要となります。市販の経口補水液やイオン飲料でもいいですし、ご家庭でも作ることもできます。湯冷まし1Lに、砂糖40g、食塩3gを入れ、レモンなどの果汁を少し加えると飲みやすくなります。砂糖を入れることで吸収効率がよくなり、脱水症状の予防ができます。
嘔吐がなくなった後も、傷んだ腸の粘膜が修復されるまでには数日かかります。できるだけ消化のいいものを、少しずつ食べるようにしていきましょう。

まとめ

ロタウイルスは乳幼児期に誰もが感染する下痢症ともいえます。正しい知識と感染源を広げないための方法を知っておけば、共に暮らす家族への充分な予防になるはずです。

予防接種に関しては、各自治体での助成制度や医療機関によっても違いがあります。保育園や学校に通うお子さんがいる家庭では、機会を見つけて確認しておくと、ロタウイルスが流行る前に対処しやすくなります。

もしもお子さんがロタウイルスにかかった時には、一緒に暮らすパパママにも感染して症状がでてしまうと、症状のあらわれ方によっては育児や仕事に支障が出てしまうこともありますから、手洗いや除菌対策を念入りに行う習慣を持ちましょう。

ウイルス感染しないためには、ママだけでなく、家族全員の協力が必要なのです。

ロタウイルスに関するQ&A(厚生労働省)

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mikko

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