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チアノーゼとは? 原因・症状・発症確率・自宅での対策・治療方法のまとめ

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チアノーゼという言葉を、日常ではあまり耳にする機会はほとんどありません。爪、唇、皮膚・粘膜が青紫色に変化してしまう現象をチアノーゼといいますが、軽いものから重いものまであり、身体から重要なサイン知らせる見逃してはいけない非常に重要な症状です。チアノーゼの原因・症状・対策・治療などをこれから見ていきたいと思います。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11030029538
目次 チアノーゼってどんな病気?新生児は発症しやすい?
チアノーゼの原因
自宅でできる簡単な対策
注意すべきチアノーゼの症状
チアノーゼの検査・診断方法
病院でのチアノーゼの治療法・費用
まとめ

チアノーゼってどんな病気?新生児は発症しやすい?

チアノーゼとは、通常よりも全身が酸素不足の状態をいいます。唇や爪先、皮膚や粘膜などが青紫色になり、身体を循環している血液中の酸素濃度が足りていない状態です。子どもが温度の低いプールに長時間入って唇が紫色になったりするのも、チアノーゼです。

全身に酸素を送り届けるために欠かせないヘモグロビンが、酸素と合わさることで赤色に見える(酸化ヘモグロビンという)のですが、何かしらの原因で、酸素と合わさらない還元ヘモグロビンが増えることで青紫色になります。皮膚の薄い唇やつ目先などが目につく場所が血色不良に見えます。

注意したいのが、チアノーゼでも、唇、爪、四肢などにみられると末梢性チアノーゼと、皮膚や粘膜など全身にあらわれる中心性チアノーゼの二つがあり、そのうち中心性チアノーゼは迅速な治療を必要とします。一方、末梢性チアノーゼは、出産直後に多くの赤ちゃんで見られます。

末梢性のチアノーゼは、泣きすぎが原因で酸欠になることでもなりやすく、鼻呼吸しかできない赤ちゃんは鼻づまりによっても起きやすいものです。

中心性チアノーゼの場合、心臓や肺などに非常に重い病気により引き起こされており、昼夜問わずすみやかに病院を受診し、検査や治療を速やかに行うことが必要です。

チアノーゼの原因

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■末梢性チアノーゼの原因
上記にあるように、生まれてすぐの新生児や未熟児の場合には、血液の循環を調整する血管運動神経が未熟のために末梢性チアノーゼが起こり新生児は身体のつくりで多血なため、どうしてもチアノーゼをおこしやすい状態にあり、出生後になんらかの理由で低体温になった場合にもみられるそうです。

また、泣きすぎにより、酸素の取り込みがうまく行えずに一時的に酸欠状態になった場合や、鼻呼吸がほとんどの中、もともと小さい空気の通り道が、鼻づまりによって塞がれておこることがあります。また、喘息持病がある赤ちゃんで、喘息の発作時にもチアノーゼが現れてきます。

■中心性チアノーゼの原因
中心性チアノーゼの場合には心臓か、呼吸器に重い病気によって引き起こされているため、早期治療が必要となります。新生児が酸素欠乏で重篤な呼吸循環疾患にありますので、すぐに病院を受診することが必要です。

日本産婦人科学会 日産婦誌60巻7号研修コーナー

自宅でできる簡単な対策

自宅でできるチアノーゼの簡単な対策を紹介したいと思います。

中心性チアノーゼに関しては原因となる呼吸器疾患、循環器疾患を治療しなければ改善がみられない為、この場合には病院で治療を受けることが最優先です。

末梢性チアノーゼに関してですが、生まれたばかりで呼吸器が未熟なため、泣きすぎるとチアノーゼがおきて一時的に酸欠状態になります。赤ちゃんは泣きすぎに至る前の段階で、抱っこやおむつ交換だったり、授乳などチアノーゼを予防できる手だてとなります。

赤ちゃんは泣くことでしか伝えきれず、甘えているのか、眠たいのか、お腹すいているのかを気づくのも、初めてで戸惑うこともおおいですが、抱っこしてやさしく声かけてあげることで安心感も生まれます。お母さんも赤ちゃんが泣いて戸惑ったときには、深呼吸して赤ちゃんの泣きに向き合ってあげてください。

また、鼻づまりによっておこる末梢性チアノーゼに対して、鼻づまりをまず解消してあげることが大切です。

注意すべきチアノーゼの症状

もっとも注意すべきチアノーゼが先にもあげた中心性チアノーゼと呼ばれるものです。

■心性チアノーゼ
血液が心臓を通るときに、右心系から肺を通らずに左心系へ流れでてしまったことで、静脈血(還元ヘモグロビンが多い状態の血液)が動脈血(酸化ヘモグロビンが多い状態の血液)と混ざり全身へ循環するために起こります。先天性心疾患であり、速やかな治療が必要です。

【症状】
・常時チアノーゼがみられ、赤ちゃんが泣くとさらに顔色不良になる。
・母乳やミルクを飲むのに時間がかかる。飲むとゼイゼイがきかれる。飲みも悪い。
・体重の増えが悪く、標準の体重よりも小さい。

■肺性チアノーゼ(生まれてすぐに症状がでやすい)
呼吸窮迫症候群や、新生児一過性多呼吸などといった肺性のさまざまな疾患が原因で現れます。

【症状】
・浅く早い呼吸である。
・胸が凹んだ呼吸や鼻を開いたり閉じたりする呼吸(鼻翼呼吸)がみられる。
・息をはくときに喉からうなったような声が聞こえる

■ヘモグロビン異常によるもの(学童期に多い)
先天性や、薬物によってヘモグロビン異常をきたすことでおこります。

【症状】
・頭痛やだるさ。
・めまいや意識消失など重篤になる。

中心チアノーゼは病院で治療を受けない限り改善がみられません。

チアノーゼの検査・診断方法

チアノーゼが現れたらまず中心性チアノーゼなのか、末梢性チアノーゼなのかを調べる必要があります。

血中にある酸素濃度の値を調べるために、パルスオキシメーターにて動脈血酸素飽和度を調べます。パルスオキシメーターとは洗濯ばさみのようなもので指先、足先にはさんで測定する採血を必要としない酸素飽和度を測定できる優れたものです。小児から大人まで幅広く使われています。

確実な測定値を図る酸素濃度は動脈血ガス分析とよばれ、医師にて動脈血を採取します。またそれ以外に、酸素濃度を低くさせている原因を調べるために血液分析といって、多血なのか、貧血なのかも調べ、胸部レントゲン、心電図、心エコー、肺機能検査が行われることが一般的です。

病院でのチアノーゼの治療法・費用

チアノーゼの治療は、チアノーゼを引き起こしている原因に対しての治療が必要になります。医師の診断のもとで必要に応じて必要量の酸素投与や、点滴にて必要な薬剤が投与されます。チアノーゼ原因が心疾患(チアノーゼ性のもの)では、手術が必要になってくることもあります。

病院でチアノーゼの治療は未熟児(2000g以下で)で、強度のチアノーゼの持続・チアノーゼ発作を繰り返す場合には乳幼児医療助成の対象になり各自治体で医療費を負担してくれる制度(未熟児養育医療制度)の対象になります。 自治体によっては一部負担の場合もあります。

乳幼児・学童期などにみられるチアノーゼは、喘息などの場合乳幼児医療制度があり、入院・通院等、各自治体で対象年齢も違います。中学生まで適応できる自治体もありますので、ご確認下さい。

また、乳幼児医療制度をうけるためには医療保険に加入していることが必須になります。

まとめ

チアノーゼについてみていきましたが、幅広い原因によって起こり、非常に重篤な疾患によって引き起こされて緊急を要するものであることがわかりました。

チアノーゼを疑う症状があれば、慌てずいつから症状があるのか、どの部分に症状があるのかを把握しながら、自己判断をせず医療機関へ行って診察、治療をうけることが大切ですね。

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この記事を書いた人

かぼちゃん

子育てをしながら記事を書いています。宜しくお願いします♪...

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