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予定帝王切開とは?流れ・時期・費用・産休がとれるか・予定日まとめ

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昔は「帝王切開」というと母体にとても負担がかかり、できれば避けたい出産方法でした。しかし、今は医療技術が進み、また出産年齢も高齢化してきたために、「帝王切開」で出産する人が増加しました。
昔とは違う、現代の「帝王切開」を行っている状況をまとめています。

目次 ママが帝王切開を選ぶ理由とは?
予定帝王切開とは?緊急帝王切開との違い
予定帝王切開の流れ 出産予定日はいつ?
予定帝王切開の費用は?保険は適用される?
予定帝王切開でも産休はとれるの?
予定帝王切開の産休はいつからとれる?
まとめ

ママが帝王切開を選ぶ理由とは?

「帝王切開」は、今までなぜあまり推奨されていなかったのでしょうか。それはこれから挙げるデメリットが理由の一部かと思われますが、医療が進歩した現代では、デメリットを心配する声もあまり聞かれなくなりました。むしろ、メリットを重視して帝王切開を希望する人が世界的にも増えて来ていると言います。その、帝王切開のメリット・デメリットとは以下のようになっています。

■帝王切開のメリット
1.赤ちゃんに対しての安全性が高い
自然分娩が一番、と言っても、経腟の出産のリスクというのも色々あります。その経腟のリスクを全て回避できるのが帝王切開です。あくまで赤ちゃん側のメリットですが、高齢出産などの場合はこのメリットを重視しています。

2.手術(出産)予定日を決められる
自然分娩の場合は、おおよその日程は立てられても、確実性はありません。予想外の日に突然出産、ということになりかねません。それに比べて帝王切開は(予定帝王切開の場合)、事前に医師と相談し出産日を決めることができるので、それまでの予定や準備などの計画を立てやすくなります。

3.出産時の痛みがない
全て麻酔による手術によって出産する方法なので、陣痛や力むなどの行為を行わずに出産できます。そのため、ママは精神的にも肉体的にも安心して出産に臨むことができます。

■帝王切開のデメリット
1.術後の母体のリスク
自然分娩で出産した人と比べると、術後の体の痛みや回復の度合いは明らかに違って時間を要します。後陣痛や傷口の痛みは個人差はありますが、誰しも感じるデメリットです。

2.手術の傷跡が残る
傷の痛みは徐々に消えても、傷跡は消えずに永遠に残ることになります。退院しても当分は傷口にテープを貼り、2週間~1ヶ月は通院しなければなりません。

3.今後の出産も帝王切開に
一度帝王切開で開いた子宮の部分が、次回の出産の陣痛の際に開いてしまう可能性があるため、2人目以降の出産も選択できずに帝王切開、と決められてしまう場合が多いです。ただケースによっては、2人目以降は経腟分娩でできるということもあります。

予定帝王切開とは?緊急帝王切開との違い

帝王切開には、2つの種類があり、理由や方法が大きく異なります。

■予定帝王切開
医師から経腟分娩が難しいと判断された場合に、あらかじめ前もって出産方法を自然ではなく手術、ということに決める方法です。事前に出産予定日を計画して行います。逆子・多胎妊娠・子宮筋腫・高齢出産・または妊娠中毒症などの場合に予定帝王切開になることがあります。

■緊急帝王切開
当初は経腟分娩の予定だったのが、出産直前に母体や胎児に異常が起きたために、急きょ当日帝王切開手術に切り替える方法です。
下記の症状が見られた場合に行います。

1.微弱陣痛
陣痛が強くならず、なかなか子宮口が開かない状態が長引く状態を言います。様子を見て陣痛促進剤などで対処しますが、母体の疲労が大きい場合は経腟分娩が難しくなるため、帝王切開に切り替えます。

2.回旋異常
赤ちゃんが産道を下りて生まれてくるまでに、上手く下りて来られず時間がかかれば胎児に異常をきたします。そのため、帝王切開を行うことがあります。

3.前期破水
陣痛前に破水してしまう状態を言います。赤ちゃんを包む卵膜が破れ、子宮内感染する危険があるため至急手術を行います。

4.胎児機能不全
赤ちゃんに酸素が行きわたらず、低酸素状態が長引くことを言います。

5.常位胎盤早期剥離
出産する前に胎盤がはがれてしまう状態を言います。

予定帝王切開の流れ 出産予定日はいつ?

■手術日の決定
母体と胎児の状態により、医師と相談の上手術日を決定します。妊娠当初より帝王切開が決まっていれば、手術日の決定する時期も早くなります。しかし、大抵は病院の都合などで早くても32週以降に決まる場合が多いと思います。

前回帝王切開で、今回経腟分娩かどうかの判断を待っている場合は、妊娠36週目あたりまでに出産方法を決めます。手術日の目安は、胎児の発育と陣痛を考慮して、妊娠37~38週あたりとなります。

■入院から手術まで
手術前日に病院に行き手続きをし、入院することが一般的です。事前に高血圧など母体になんらかの異常が出た場合には、入院が早まる場合もあります。検査や手術当日の詳細な説明を受けます。前日夜から食事は不可となります。

1.当日、部屋での準備
陰部の毛を剃り浣腸をする・血栓予防の弾性ストッキングの着用

2.手術室での準備
背中の脊椎より局部麻酔を注入・点滴を打つ

3.麻酔が効いたかの確認後手術を開始
切開してから赤ちゃんを取り出すまでは数分です。だいたいが局部麻酔のため、赤ちゃんと対面できます。

4.切開部の縫合・羊水吸引
赤ちゃんを取り出した後は、傷口を縫うため全身麻酔を行います。およそ1時間ほどで手術は終了します。

予定帝王切開の費用は?保険は適用される?

帝王切開で手術、となると費用が高額になるのでは、という懸念があります。手術費だけでなく入院日数も長くなるため、どうしても経腟分娩と比べると費用がかかってしまいます。しかし、帝王切開は保険適用になるので「高額医療制度」の対象です。また、個人的に医療保険に入っている場合は、手術給付金と入院日数に応じた保険金が受け取れます。場合によっては、経腟分娩よりもこの保険適応分のおかげでかかる金額が少なくなるかもしれませんので、計算してみるといいでしょう。

また、「出産育児一時金」や「医療費控除」でお金を受け取ることもできます。これらの制度を利用し、なるべく負担のかからないように考えてみましょう。

予定帝王切開でも産休はとれるの?

産休、とは省略した言葉で正式には「産前休暇」と言います。労働基準法では、6週間以内(42日以内)に出産する予定がある時に、会社に申し出て休暇をとる権利があるという制度です。この制度は、自然分娩に限らず、予定帝王切開でも申請することができますが、事業主の判断により手術日でなくあくまで自然分娩としての予定日で起算されてしまう可能性があります。

早めに予定帝王切開の手術日が決定した場合は、本人の希望通りの手術日から6週間前、ということで休暇がとれるケースはあります。しかし大抵の場合は、「6週間前」という規定に間に合わず、36週以降に手術日が決定となり産休申告が遅れます。

本来の自然分娩の予定日から起算しての産休扱いになるケースが多く、その対策として「有給休暇」として前もって早めに休みをもらっている人が多いようです。

予定帝王切開の産休はいつからとれる?

働いている人が「予定帝王切開」をする場合は、本人や家族にとっては計画が立てやすいのですが、労働基準法で照らし合わせた場合は少々やっかいなことになっています。6週間という基準がケースによって、あいまいになっているのが現状のようです。この「6週間」は自然分娩として出産する予定日で起算して考えるのか、帝王切開手術日を基準として考えるのか、いまだ明確な決まりはありません。

昭和26年に定められたこの法律では、「6週間」というのはあくまで自然分娩によるものを基準としています。そのため労働基準監督署の判断で意見が分かれることもあります。

しかし、産休はいつから、というのは出産手当金を申請する場合にも関係してきます。これは、出産手当金も産前42日、という名目で計算するためです。

■出産手当金
産休中に事業主から報酬をもらえない場合に申請すると、手当を受け取ることができる手当です。

出産手当金は、実際に出産した日で計算されます。それを会社が考慮してくれれば、予定帝王切開の手術日から起算して6週間前からの産休を認めてくれるかもしれません。

まとめ

昔に比べて、今はなるべくリスクの少ない帝王切開で出産したい、という考え方が定着してきているように思われます。それは、出産年齢の高齢化などという産む側の事情だけではなく、医療技術への期待や医療現場の事情なども関係していると言われます。それは実際、日本は帝王切開で出産する確率が全体の5分の1なのに対して、アメリカでは3分の1という高い数字にも表れています。

そして、その急激な変化に、日本では昔からの制度が追いついていないのが現状です。はたしてその変化に追いつく必要があるのかもわかりませんが、大切なのはもっと子どもを産みやすい社会にすること、そして産む側も意識して「本来持っている産む力」というものをつける、さらに女性の体の仕組みをもっと考慮し、人生においての「出産」にかける時期を重要視することではないかと思います。

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この記事を書いた人

ちーかま

 二十丸高?アラウンド40新米ママです。...

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