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  5. 僕は悔しいから、お母さんのところで泣く

僕は悔しいから、お母さんのところで泣く

僕は悔しいから、お母さんのところで泣くのタイトル画像

「今自分はどうしたいのか」という自分の思いを自分で見つけるのは、トレーニングがいるのかもしれません。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11044015557
目次 泣いて帰ってきた子ども
子どもの気持ちをあえて“汲みとらないで”会話をしてみた
息子の「こうしたい!」を引き出してみる
「生きる力」を身につけていくために

泣いて帰ってきた子ども

パパと仲良く出かけて行った息子。

とっても楽しそうに出かけて行ったその30分後、メソメソ泣きながら帰ってきたのでした。


「どうしたの?」と聞いたら

「ブランコで靴飛ばしをやって負けたんだよー」とメソメソしながら答えたのでした。

子どもの気持ちをあえて“汲みとらないで”会話をしてみた

「負けたんだよー」と言いながら泣いているものでしたから、

「君のその感情は『悔しい』という言葉でも表現できるんだよ」ということを伝えたくて、「そうか、負けて悔しいんだね」と返してみました。


すると子どもは「うん、悔しいんだよ」と、続けてメソメソしながらも、
どうも私に「抱っこしてほしい」というメッセージを発していました。

その姿を可愛いなぁと思いつつも、あえてちょっと気づかないふりをして会話を続けてみました。


私 :「どうして悔しいと涙が出ちゃうんだろうね」

息子:「身体が次は勝ちたいって反応するからじゃないの(メソメソ)」

私 :「なるほどねー、そうかもしれないね」

息子の「こうしたい!」を引き出してみる

私 :「なるほどねー、そうかもしれないね。悔しい時ってどうしたらいいんだろうね」

すると子どもはしばらく考えたあと…

息子:「お母さんのところで泣くとか?」
と、控えめに自分のしたいことアピール。

それでもすっとぼけて
私 :「それもいいねぇ」

なんて受け流していたら、ついに子どもが

息子「僕は悔しいからお母さんのところで泣く!」

と宣言してきました(笑)

「こうしたい!」と言われたら「YES」または「NO」の答えをしやすいもの。

私は

「なるほど、分かった!(YES!)」

ということで、7歳になるだいぶ大きな身体をよいしょ、と抱っこ。

「生きる力」を身につけていくために

抱っこした途端にワーーーと泣きだした子ども。

かと思ったら、1分もたたないうちに子どもはケロッとして、あっという間に私のもとから立ち去り、遊び始めました。
しばらくすると、部屋の向こうから鼻歌が。

「自分でこうする!」と決めた分、立ち直りも早かったのでしょうか。


「悔しい、つらい、悲しい」

そういう“ネガティブな感情”を感じることは、大人になってもよくあること。

その感情が生じた時「自分がどうしたらその感情を消化し、前に進めるか」という
自分なりの方法を見つけられるのは、生きる力の一つなのかもしれないと思った子どもとのやり取りでした。

子どもが自分の感情と向き合ってどう進めるかを決めるために、子どもとの会話の中で「それってどんな感情?それをどうする?」と
引き出すサポートを親がすることも、必要なんだと思います。

また、子どもが感情の消化をするためにお母さんを求めてくれる間は、
大いに私自身を提供しようと思った瞬間でもありました。

でもそのうち、母さんのところで泣くなんていう選択肢はなくなっていくのだろうなぁと思うと、ちょっぴり寂しい気もしますね。

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この記事を書いた人

根本 千里

根本千里(Nemotochisato)

静岡県出身・広島大学卒
 
コミュニケーション講師。
夫婦・親子のコミュニケーション力や、職場でのコミュニ...

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