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【妊娠中】妊婦の膀胱炎!血尿が!?その症状と原因は?薬は飲んでいいの?

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妊娠中は様々な症状に悩まされますよね。その中でも便秘と同じくらいよく聞く症状が膀胱炎です。どうやら膀胱炎は、妊娠と密接な関係にあるよう。血尿が出てしまった、薬は飲んでいいのか、など疑問がいっぱい。実は女性の尿道の長さは男性の3分の1ほどしかなく、女性の方が圧倒的に膀胱炎になる確率が高いそう。
ここでは妊娠中に膀胱炎になったときの対策と予防法をまとめました。

目次 妊娠中の膀胱炎、その症状は?
妊婦の膀胱炎の原因
血尿が出る場合はどうする?病院に行く目安は?
妊婦の膀胱炎の治療法は?薬を飲んでも大丈夫?
妊婦の膀胱炎、予防法は?
特に妊娠初期には頻尿対策をしっかり!
膀胱炎の治療はスピードが大事
妊娠中の膀胱炎を予防・改善して快適に過ごそう

妊娠中の膀胱炎、その症状は?

膀胱炎は、年齢には関係なく圧倒的に男性よりも女性の方が多いと言われています。なんと女性の5人に1人は経験があるとも言われています。「膀胱炎」とは、尿をためる「膀胱」という臓器の粘膜に炎症がおきる病気で、およその原因は「細菌」によるものです。膀胱炎の種類は大まかに分けて3つあります。

■急性膀胱炎
細菌感染が原因とされており、ほとんどの膀胱炎がこの「急性膀胱炎」です。排尿回数が、通常1日5~7回なのに対し、急性膀胱炎は1日10回以上になります。排尿後の痛み・尿の色が白く濁ったり血尿が認められたりします。

■慢性膀胱炎
初期段階から慢性的な症状が見られる場合と、急性膀胱炎を繰り返し、慢性になってしまう場合があります。症状は急性とほぼ同じですが、急性ほどの痛みを感じなくなったりします。

また、排尿後の残尿感や白い浮遊物が混じったりすることもあります。慢性は、症状が長引きますが、急性よりも痛みなどが軽いのが特徴です。

■出血性膀胱炎
肉眼で確認できるほど尿に血が混じっている状態で、ウイルス感染によるものとされています。アデノウイルスによるものが一番多く、排尿時に痛みを感じます。他の症状としては残尿感・微熱が出る、などがあります。

妊婦の膀胱炎の原因

女性がなりやすいという膀胱炎。その中でもなぜ妊婦が膀胱炎になりやすいのでしょうか。

■トイレに行きにくい
まず妊婦は、通常よりもトイレにすぐ行きにくい状態にあります。お腹が大きくて動きづらい、出先でも早く歩けない、またはつわりで具合が良くないなど、様々な理由があるかと思います。尿意を我慢することが頻繁になると、膀胱がのびきってしまい膀胱炎をおこしやすくなります。

■おりものの増加による細菌感染
妊娠中はおりものが増え、普段よりも外陰部を清潔に保ちにくい状態にあります。女性は、男性に比べても尿道が短く、3~5センチほどしかありません。尿道口と膀胱の距離が短く、菌が膀胱の中に入りやすい仕組みになっているのです。

■免疫力低下
妊娠中は、どうしてもホルモンバランスや自律神経の乱れをおこします。ストレスや疲労などから抵抗力が落ちた体に菌は入りやすくなります。健康な人は、免疫機能の働きにより菌の増殖を抑えることができますが、免疫力が低下した場合は増殖を抑えられずに粘膜に炎症をおこしてしまいます。

■赤ちゃんに膀胱を押される
妊娠中は、お腹の赤ちゃんに膀胱を押されているため、粘膜に炎症をおこしやすいのも原因の一つです。特に妊娠9ヶ月の場合は、赤ちゃんもかなり大きくなっており膀胱を圧迫されやすい状態にあります。

圧迫されると尿意も頻繁になりますが、ここで行きづらくて我慢すると膀胱炎を発症してしまいます。また、産道が柔らかくなるのでおりものが増える時期でもあります。こまめにナプキンを取り替えるなどして、清潔を保ちましょう。

血尿が出る場合はどうする?病院に行く目安は?

■血尿になってしまうのはなぜ?
膀胱炎により血尿が出るのは、妊娠初期が多いとされています。体液や菌のバランスが変化しやすい時期であり、感染をおこしやすくなっているのです。

膀胱内の粘膜はとてもやわらかく、そこで細菌が増殖すると炎症をおこし、ただれたようになります。そこで出血をおこすと、排尿時に血が混じって出てくるのです。その粘膜は、妊娠によってさらにやわらかくなるため、普段より膀胱炎になりやすい人は注意が必要です。

■腎臓の腫れが原因の場合も
また、妊娠初期でなく20週ごろに血尿が認められた場合は、膀胱炎ではなく腎臓から来ていると考えられています。胎児が成長し子宮も大きくなった頃で、腎臓を圧迫するためです。

■血尿が出た場合の対処法は?
膀胱炎からの血尿は、水分摂取とこまめに清潔を保つということが重要です。水分をたくさん摂り、菌をなるべく排尿するようにしてください。できれば1日1.5リットル以上摂ることが望ましいです。

また、肌着やナプキンなどは清潔を心がけ、お風呂でもしっかり洗うようにしましょう。腎臓が原因の血尿は、ほとんどが自然治癒するケースが多いです。出産し胎児の圧迫がなくなれば腫れも治まり、出血しなくなります。

■病院にいくタイミングは?
血尿は自己判断してはいけない病気です。腎臓が原因の場合以外は、上記の対処だけでは治ることはありませんので、必ずすぐに病院に行くようにしてください。

中でも、激痛や多量の出血の場合は、至急に診てもらう必要があります。治療が遅れてお腹の赤ちゃんに影響するようなことがおきる前に、しっかり治療をするようにしましょう。

妊婦の膀胱炎の治療法は?薬を飲んでも大丈夫?

■膀胱炎の疑いで行う検査とは
一般の泌尿器科ではなく、妊娠中ならまずは必ずかかりつけの産婦人科に行って相談しましょう。病院では尿細菌検査、エコー検査、採血などで診断します。

尿の採取での注意点は、必ず中間尿をとるようにしてください。出始めの尿は菌が混じりやすく、膀胱炎でない場合も誤って膀胱炎と診断されてしまいます。

■膀胱炎の種類による治療法の違い
妊娠中は薬を服用するのをためらう人がほとんどかと思います。そのため、軽度で済むように膀胱炎の兆候がみられたらすぐに病院に行くことが重要です。膀胱炎の種類によって治療法は下記のように異なります。

1.初期症状の膀胱炎の場合
初期の軽度な膀胱炎の場合は、薬を飲まずに自然治癒で治していくことも出来ます。膀胱の中の細菌を出すために水分を多くとり、排尿をうながします。なお、軽度でもけっして自己判断せず、必ず医師の診断のもとに行ってください。

2.急性膀胱炎の場合
医師の指示のもと、抗生物質を投与して治療していきます。1週間ほどで症状は落ち着きます。細菌性の膀胱炎は、ほとんどの場合大腸菌が原因となっているので、ニューキノロン系剤など大腸菌に効く抗生剤を使用します。1週間で症状の変化が見られない場合は、別の菌に効く抗生剤に切り替えます。

3.慢性膀胱炎の場合
治療は、急性の場合より長期化します。慢性になった原因により治療法は異なります。尿路結石などの基礎疾患が原因で慢性膀胱炎になるケースがあります。そのため、まずはその疾患の治療から行います。

急性と同じく細菌性の慢性膀胱炎は、抗生物質を投与し治療を続けます。非細菌性の場合は、病原菌を特定してから治療を始めていきます。

4.出血性膀胱炎の場合
原因は前に示したように、アデノウイルスによるものが多いとされています。しかしアデノウイルスに効く薬はいまの所はなく、自然治癒の方法になります。水分の摂取と休養を心掛け、10日ほどかけてゆっくり治していきます。

妊娠中に受診をして、薬を服用することになっても、副作用の心配のない薬を処方してくれます。また、膀胱炎自体も、赤ちゃんに悪影響を及ぼすことはありませんので、安心して治療を受けてほしいと思います。

妊婦の膀胱炎、予防法は?

妊娠中は、体を動かしにくい上に汗をかきやすくなります。また、体が疲れやすく免疫力が低下しがちです。そのため妊娠していないときよりも意識して膀胱炎にならないよう、気をつける必要があります。

■水分摂取の量に気を付ける
1日1.5~2リットルの水を飲むのが良いと言われています。しかし、必要以上に摂ると頻尿を悪化させるので要注意です。水分をたくさん摂った日は水分の多い果物は控えるなど、調整をするようにしてください。また、冷たい飲み物ばかりでお腹を冷やさないようにすることも大切です。

■体を芯から温める
夏場のクーラーなど、体が冷える環境は尿意をもよおしがちになります。室温調整などに気を付け、体が冷えないようにしてください。
膀胱内が冷えると、細菌が入った場合に繁殖しやすい状態になってしまいます。できるだけ毎日入浴し、血流を良くするようにしましょう。

■清潔を保つ
外陰部は、常に入浴でしっかり洗い、下着やおりものシートなどは清潔を保つようにしてください。

■免疫力低下を防ぐ
栄養バランスの良い食事と、十分な睡眠をとり、ストレスや疲れをためないようにしましょう。

■尿意を我慢しない
トイレに行くのを我慢すると、膀胱内で菌の繁殖がうながされます。そして我慢を続けていると、膀胱に炎症をおこし膀胱炎になる可能性をおこしてしまいます。3~4時間ごとにトイレに行くように心がけてください。

特に妊娠初期には頻尿対策をしっかり!

妊娠初期になりやすい膀胱炎。そのためにも特に初期には頻尿にならないよう、気を付けることが肝心です。

■カフェインは控える
もともと妊婦はカフェインは控えるようにと言われていますが、このカフェインは成分だけでなく利尿効果が妊婦に良くないとされています。1日2杯くらいなら差支えありませんが、カフェインレスのコーヒーにするなどしてできるだけ控えるようにしましょう。また、コーヒーよりも紅茶の方がカフェインが多く含まれているので、注意してください。

■夕方以降の水分摂取を控える
夜間の頻尿対策の場合は、夕方以降は水分を控え、その分朝から日中に水分をとるようにしましょう。また、水分を多く含んだ果物なども夜に食べるとトイレが近くなってしまうので気をつけましょう。

■昼寝で睡眠不足を補う
また、頻尿により夜どうしても眠れない、という状態になったら、その分昼寝で睡眠をとるようにすると睡眠不足を解消できます。体調を崩す前に1日の睡眠時間を必ず一定時間キープするようにしましょう。

膀胱炎の治療はスピードが大事

妊娠中はとかく様々な原因により頻尿になりがちです。尿意を感じることがあまりにも多い場合は、果たしてこれが頻尿というだけなのか、あるいは膀胱炎になってしまったのか判断がつきづらいと思います。こちらにその見分け方を示しましたので、参考にしてください。

■頻尿と膀胱炎初期症状の見分け方
1.尿意を感じる時間間隔
頻尿かな?と感じたときというのは、30分おきか1時間おきにトイレに行きたくなったり、水分をあまり摂っていないのにトイレが近い、などの症状があります。

しかし、5~10分おきに尿意を感じるなどの兆候が出たら、膀胱炎か別の病気を発症している可能性があります。この場合は必ず病院で診てもらうようにしてください。

2.1日のトイレの回数
1日のトイレの回数が毎日8~9回という場合は頻尿が考えられます。1日に10回以上が認められたら、膀胱炎になっている可能性があります。

3.排尿時の違和感
排尿しても残尿感がある、排尿時に痛みを感じる、また尿が濁っているなどの場合は病院で診てもらう必要があります。

なお、上記の時間間隔やトイレの回数はあくまで目安なので、この数字に関係なく少しでも異常を感じたら医師に相談してください。

妊娠中の膀胱炎を予防・改善して快適に過ごそう

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妊娠中の体は非常にデリケートです。ホルモンバランスの変化、免疫力の低下などで細菌が体に入ってきても普段より抵抗する力が弱ってしまいます。初期はおりものが増え、外陰部から菌が入りやすい状態になります。そして、後期はお腹が大きくなり膀胱を圧迫して尿意の判断がつきづらくなるのです。

どんなに気をつけていても、体が動かしにくいため、出先などでトイレにふと行きたくなってもすぐ尿をたせない状態が多く、我慢する機会が多くなってしまうのも特徴です。万一、膀胱炎になった場合通院も一苦労になる妊婦は、日常のちょっとした心がけがとても重要になってきます。ネットで調べて自己判断はせずに、体に異常を感じたときは、少しでも早く病院で治療をするようにしましょう。

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この記事を書いた人

ちーかま

 二十丸高?アラウンド40新米ママです。...

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