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【排卵誘発】アンタゴニスト法とは?費用・採卵スケジュール・利点・リスク・方法まとめ

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不妊治療を志望される方は、どのような治療方法が選択できるのか気になると思います。不妊治療法の1つに「アンタゴニスト法」という排卵誘発を行う治療があります。費用、メリットデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?詳しい治療内容とともに、お伝えしていきたいと思います。

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目次 アンタゴニスト法とは?排卵を誘発するメカニズムは?
アンタゴニスト法の平均費用は?
どんな人がアンタゴニスト法を選択するのが望ましい?
アンタゴニスト法を利用するメリットは?
アンタゴニスト法を利用するリスクはあるの?
アンタゴニスト法の採卵スケジュール!採卵日はいつ?
家族とじっくり話し合いをしてから選択しましょう

アンタゴニスト法とは?排卵を誘発するメカニズムは?

アンタゴニスト法とは、GnRHアンタゴニストという注射を女性に投与することで、採卵のタイミングを測るものです。正常に卵胞が育っていれば、アンタゴニストを注射することで採卵の期間がしっかりと測れるので状態の良い卵子を採卵することができます。

注射を行う期間は採卵周期の3日目から10日目頃までが目安となり、卵胞を体内で成熟させることができない体質の女性に選ばれている排卵誘発方法です。採卵日を調整しやすかったり、卵胞を成熟させられない人に向いている治療法です。

GnRHアンタゴニストという注射は卵胞が成熟する前に排卵されるのを抑える効果があり、未成熟なままの卵子が排出されるのを抑え、授精能力の高い卵子だけを選び取ることを可能とします。また卵胞の数を選択できるため、状態のよい卵子をより多く採卵できるようになります。卵子を成熟させた状態での排卵を促すことができ、採卵数も多いので妊娠判定に至りやすいです。

アンタゴニスト法の平均費用は?

アンタゴニスト方では点鼻薬ではなく、注射を主に治療を進めていきます。この注射の効果は24時間続くので、一日に一度通院するだけで治療が完了しますが、効果が高い分治療費比較的高価です。

注射や採卵、卵子の状態などをを調べるのにかかる費用が50万円と言われています。一度のアンタゴニスト注射にかかる費用は概ね2万円ほどです。ひと月に多くて7回ほど打てるので、ひと月14万円がかかると想定できます。また、そのほかにも排卵誘発剤が3,000円ほどかかります。さらに、ホルモン充填のための飲み薬にひと月に2万円ほどかかります。上記の費用と合計するとひと月の治療に16万円以上かかると考えられます。

実際に受精する段階にも費用がかかります。採卵した卵胞と精子を授精させ体内に移植するのに10万円ほどかかるので、これらを全てふまえると、妊娠に至るまで60万円以上かかる場合が多いようです。

どんな人がアンタゴニスト法を選択するのが望ましい?

アンタゴニスト法の不妊治療に適しているのはどのような人でしょうか?

■多嚢胞性卵巣症候群(PCO)の人
多嚢胞性卵巣症候群とは、卵胞の数は正常ですが、排卵が起こりにくくなる病気です。アンタゴニスト法では未熟な卵胞が排出させるのを抑える効果があるので多嚢胞性卵巣症候群の人に向いています。

■卵巣刺激症候群(OHSS)になりやすい人
卵巣刺激症候群とは、卵巣が腫れてお腹に水が溜まりやすい病気です。病状が進行すると血栓症が起きることがまれにあります。

■ロング法で妊娠に至らなかった人
ロング法で使用されるGnRHアゴニストよりも効果が高く、効果時間も長いためにロング法で妊娠にいたらなかった人でも妊娠の可能性が高くなります。

■ショート法で発育卵胞数が3個以下の人
ショート法で発育卵胞数が3つ以上の人は、卵巣の機能がしっかりと保たれていることになるので、卵胞を成熟させていくアンタゴニスト法は最適です。

■排卵が早く起こりやすい人
アンタゴニスト法は未熟な卵胞が排卵されないようにする成分を含んでいるので、早期に排卵が起こってしまう人には最適です。

アンタゴニスト法を利用するメリットは?

アンタゴニスト法の不妊治療には、ほかと比べてどのようなメリットがあるのでしょうか。

■治療を受ける人の負担が少ない
アンタゴニスト法で使われる注射は一度で効果が一日中続くので、排卵誘発剤の投与量が少なくて済むので体への負担が少ないです。ロング法やショート法では一日に三回点鼻薬で薬剤を投与するので、時間を気にしなければいけません。しかしアンタゴニスト法ではそのような負担や精神的ストレスも軽減できます。

■採卵日を調節しやすい
アンタゴニストの注射では排卵の誘発と抑制を行うので、成熟した卵胞を採卵しやすくなっています。そのため、授精能力の高いしっかりと育った卵胞を採卵できるので、妊娠に至る確率も高くなっています。

また排卵を抑制できるので、卵胞が早期に排卵されてしまう人でも治療を受けられます。また卵子が十分に育たないという人でも卵子の成熟を促してくれるので、成長した卵子を取り出せるのもアンタゴニスト法のメリットです。

■リスクが少ない
アンタゴニスト法では卵巣刺激によるリスクを避けることもできます。排卵誘発の中でも低刺激とされている薬剤なので、体への負担が軽減されます。卵巣過剰刺激症候群になってしまった人でもアンタゴニスト法での不妊治療が可能となっています。

アンタゴニスト法を利用するリスクはあるの?

では、たくさんの卵胞を一度の採卵で得られるアンタゴニスト法にデメリットはあるのでしょうか。

■費用が高くなる場合がある
アンタゴニスト法で使われる注射は1回で数万円する場合があるので、妊娠に至る時間がかかればかかるほど費用がかさんでしまいます。ショート法やロング法の場合は点鼻薬を使うので投薬は行いません。アンタゴニスト法は注射によるものになるので、通院が必要だったり、注射のために時間をさかなければいけないといった負担があります。

■注射の時に痛みを感じることもある
薬剤が体に合わない場合、注射を打ったところに痛みを感じたり、少し腫れてしまう場合もあるようです。かゆみやかぶれが出る場合もあります。

■アンタゴニスト法は新しい
アンタゴニスト法は、治療が開始されてから10年も経たない新しい不妊治療方法です。ショート法やロング法の様に実績が多く存在しません。アンタゴニスト法を始める前には担当のお医者さんとしっかり話し合うようにしましょう。

アンタゴニスト法の採卵スケジュール!採卵日はいつ?

アンタゴニスト法で不妊治療を行う場合、どのようなスケジュールが組まれるのでしょうか?

【生理3日目から7日目】
アンタゴニスト法では体外授精をする周期の生理3日目から排卵を促す注射をしていきます。

【生理8日目から10日目】
排卵を促す注射をしながら超音波検査などで、排卵の大きさ・数を確認し、卵胞が約直径14mmになったら排卵を抑えるためにGnRHアンタゴニストを注射します。卵胞の直径が約18mmを超えたところで注射を終了して採卵日を決めます。

【生理11日目】
黄体ホルモンの補充のためにhGC注射をします。このhGC注射を行った約36時間後が採卵時間となります。採卵が完了したら妊娠判定の行える最終月経から約26日以降まで黄体ホルモンを補充していきます。

【最終生理から18日後】
採卵した卵子と精子を授精させ、体内に移植を行います。

上記は一例ですが、一般的に生理の3日目から治療を開始する場合が多く、生理から10日を過ぎたあたりが採卵日となります。

家族とじっくり話し合いをしてから選択しましょう

アンタゴニスト法は女性の体の負担が少なく、精神的な負担も少ない画期的な治療方法です。しかし、実績がなく新しい治療だけに、お医者さんとの話し合いがとても大切です。また、今までの治療と違い効果が高く妊娠に至る確率が高いとされていますが、その分経済的な負担は高く、費用が高額になることが多いです。

夫婦で今後のビジョンをしっかり話し合い、どのような治療をどれだけの期間をかけて進めていくのかをしっかり話し合い、お互いに納得できる治療を進めてください。

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2歳の女の子の育児に奮闘する26歳です。
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