1. >
  2. >
  3. >
  4. 【妊娠中】妊婦の風疹、抗体が低い・ないときには?予防接種はNG?

【妊娠中】妊婦の風疹、抗体が低い・ないときには?予防接種はNG?

【妊娠中】妊婦の風疹、抗体が低い・ないときには?予防接種はNG?のタイトル画像

風疹は子どもの病気と思っていませんか?妊娠中に風疹にかかると、赤ちゃんが「先天性風しん症候群 (CRS)」に感染してしまう可能性があり、注意が必要です。予防接種が有効ですが、妊婦さんは受けれるのでしょうか?妊婦さんの風疹についてまとめました。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11044012338
目次 風疹はどんな病気?原因と症状は?
胎児にはどんな影響がある?妊婦の風疹のリスク
まず自分に抗体があるかチェックしよう!
妊娠中に予防接種を受けてもいいの?
風疹を予防するには
妊娠中に風疹になったらすぐ病院に!
まとめ

風疹はどんな病気?原因と症状は?

風疹(ふうしん)とはウイルスが原因となる発疹症で、発熱や発疹、リンパ節が腫れるなどの症状があります。咳やくしゃみなどの飛まつで感染し、感染力はインフルエンザの2~4倍と言われています。子どもの病気と思われがちですが、成人の風疹は脳炎を併発するなど重症化する可能性もあるため、十分な注意が必要です。

妊娠初期に風疹に感染すると、赤ちゃんが「先天性風しん症候群 (CRS)」を引き起こすこともあります。CRSは先天性心疾患や難聴、白内障などの症状が見られます。他にも網膜症や低出生体重、発育遅滞など、CRSの症状は様々です。全ての症状をもつわけではなく、CRSと気づかれるまでに時間がかかることもあります。

また、風疹は一度かかるとその後は発症しないと言われていて、ワクチン接種によって同様の状態を作ることが可能とされています。現在ははしかと一緒に予防接種できる「麻しん風しん混合(MR)ワクチン」なども受けることができるようになりました。しかし、妊娠したらワクチン接種を受けることができないため、妊娠前に接種する必要があります。

参照:厚生労働省「風しん・先天性風しん症候群とは?」

胎児にはどんな影響がある?妊婦の風疹のリスク

妊婦が風疹に感染すると、胎児が「先天性風疹症候群 (CRS)」にかかる可能性があるとお伝えしました。では、具体的なCRSの発生頻度や、赤ちゃんの症状にはどのようなものがあるのでしょうか?

母親が顕性感染した妊娠月別のCRS の発生頻度は、妊娠1 カ月で50%以上、2カ月で35%、3カ月で18%、4カ月で8%程度である。成人でも15%程度不顕性感染があるので、母親が無症状であってもCRS は発生し得る。母親が顕性感染した妊娠月別のCRS の発生頻度は、妊娠1 カ月で50%以上、2カ月で35%、3カ月で18%、4カ月で8%程度である。成人でも15%程度不顕性感染があるので、母親が無症状であってもCRS は発生し得る。このようにCRSの発生頻度は妊娠月数とともに減少していきます。しかし、妊娠5ヶ月目以降でもCRSになる可能性はありますし、妊婦が無症状であることもあるため注意が必要です。

CRSの3大症状は心臓の「先天性心疾患」、耳の「難聴」、目の「白内障」と言われています。心疾患としては心臓や肺に負担がかかる「肺動脈狭窄」や「心房中隔欠損」などが挙げられ、黒目が白く濁る白内障は眼圧が高くなる「緑内障」となる場合もあります。尚、先天性心疾患と白内障は妊娠初期3ヶ月以内の感染で発症しますが、難聴は3ヶ月以降の感染でも発症し、高度の難聴であることが多いとされています。

妊娠2ヶ月までは3症状全てを発症することが多く、それ以降は難聴と網膜症のみ発症することが多くなるとされています。また、CRSに感染した赤ちゃんは生後6ヶ月頃までにウイルス遺伝子が検出されます。

母親が顕性感染した妊娠月別のCRS の発生頻度は、妊娠1 カ月で50%以上、2カ月で35%、3カ月で18%、4カ月で8%程度である。成人でも15%程度不顕性感染があるので、母親が無症状であってもCRS は発生し得る。

まず自分に抗体があるかチェックしよう!

近年、幼児のときに風疹の予防接種を受ける人が多く、接種率は比較的高くなっています。しかし、1979(昭和54)年4月2日~1987(昭和62)年10月1日生まれは個別で予防接種を受ける制度だったため、接種率が低い傾向にあります。

また、1962(昭和37)年4月2日~1979(昭和54)年4月1日以前は女性のみ対象の集団接種だったため、男性に免疫がない世代です。1962(昭和37)年以前については風疹に感染することで免疫があるとされていますが、免疫がない可能性もあります。

妊娠を希望する女性を対象に、各自治体では無料で抗体検査を行なっています。血液を採取後、1~3週間ほどで結果が出ますので、是非検査を受けてみてください。保健所によっては予約が必要な場合もありますので、自治体のホームページをチェックしましょう。また、風疹は感染力が高いため、女性だけでなく男性も予防接種を受けることが大切です。

妊娠中に予防接種を受けてもいいの?

妊娠中の女性は風疹の予防接種を受けることができません。ワクチン接種後の2ヶ月間は避妊が必要とも言われています。そのため、妊婦が風疹に感染しないよう予防策が必要となってきます(下記参照)。

また、ワクチン接種後に妊娠が判明したとしても、障がい児などが生まれたケースはありません。前例がないとは言え、赤ちゃんが先天性風疹症候群 (CRS)にならないとは言い切れません。妊娠初期であれば風疹ウイルスの検査などを受けることもできますので、病院などの専門機関に相談してみてください。

ただ、CRSの根本的な治療法はなく、心疾患であれば出産後に手術を受けるなどの治療が必要となります。出来るだけ妊娠前に抗体検査を受け、抗体がなければワクチン接種を受けることが大切です。

風疹を予防するには

妊娠中に風疹の抗体がないと分かったら、下記の予防策などで風疹にかからないよう注意が必要です。

■出来るだけ人混みを避ける
必要な外出以外は避け、感染している人に近寄る確率を下げることが大切です。

■家族に予防接種を受けてもらう
妊婦の予防接種はNGですが、家族は積極的にワクチン接種を行ないましょう。自然に風疹にかかるよりも毒性は低いですし、ワクチン接種で周りに感染しないことが判明しています。夫や子ども、同居中の家族など、妊婦に接する可能性がある人は予防接種を受けることを検討してください。

■かかりつけ医に相談を
もし風疹にかかった可能性があれば、早めにかかりつけ医に相談してください。家族や職場の人が感染した場合も同様です。

尚、手洗いやマスクは風疹の十分な予防策とは考えられていません。厚生労働省でも人混みを避けることや、家族の予防接種などがすすめられています。また、出産後は出来るだけ早めに予防接種を受けましょう。

妊娠中に風疹になったらすぐ病院に!

風疹は発熱など初期症状が風邪に似ています。安易に「風邪だから寝ておけば大丈夫だろう」と考えず、かかりつけの産婦人科医などに相談しましょう。その場合、他の妊婦さんに感染することを防ぐため、電話で連絡することが大切です。

最近はインターネットが普及し、色々なことを検索できるようになりました。簡単に情報を知ることが出来て便利ですが、どの情報が正しいか判断することも難しくなってきています。医師であれば専門家ですし、妊婦の状態を把握しているため、的確な指示を出すことが出来ます。風疹の可能性があった妊婦の中には、病院に行ったことで不安が解消された人もいますので、まずは病院を頼りましょう。

また、医師によって判断が違うこともあり、対処法に不安を感じた人の中には、セカンドオピニオンとして他の病院を受診する人もいます。途中で病院を変えることは不安かもしれませんが、相性もありますので家族と相談して検討しましょう。

まとめ

妊娠中の風疹は不安でいっぱいですよね。抗体がないと分かったら、さらに不安が増す人も多いかと思います。出来るだけ人混みを避けたり、家族に予防接種を受けてもらうことで風疹にかかる確率を低くすることは可能です。また、ストレスは赤ちゃんに悪い影響を及ぼしてしまいます。心配な方はかかりつけの病院に相談するなど、出来るだけストレスを抱えないよう心がけてみてください。

当社は、この記事の情報、及びこの情報を用いて行う利用者の行動や判断につきまして、正確性、完全性、有益性、適合性、その他一切について責任を負うものではありません。この記事の情報を用いて行うすべての行動やその他に関する判断・決定は、利用者ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。また、表示価格は、時期やサイトによって異なる場合があります。商品詳細は必ずリンク先のサイトにてご確認ください。

関連する記事

この記事を読んだ人にオススメの記事

この記事に関するキーワード

妊娠中の病気・症状 妊娠

この記事を書いた人

hikari

まだまだ未熟ですが、お役立ち情報を配信できればと思います♪...

もっと見る

  1. >
  2. >
  3. >
  4. 【妊娠中】妊婦の風疹、抗体が低い・ないときには?予防接種はNG?