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知的障害は遺伝するの?親、親戚の知的障害が子どもに遺伝する確率は?

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知的障害だけではなく、障害について知ることにはとても深い意味があると思います。障害について正しく理解することは自分自身が障害をどのように理解できるかにつながります。

ここでは、障害の中でも比較的耳にする機会の多い知的障害について考えていきたいと思います。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28174007637
目次 そもそも子どもが先天性の知的障害になる原因は?
親、もしくは親戚が知的障害を持っている場合、子どもが知的障害になる原因は?
知的障害の種類によって遺伝の確率が違う?
遺伝にあたる知的障害と発達障害の違いは?
子どもの知的障害の確率を低くすることは可能?
だれのきもち?

そもそも子どもが先天性の知的障害になる原因は?

まず先天性という言葉について説明すると、生まれる前に備わったもの、生まれつき、ということです。これに対して、後天性という言葉がありますが、こちらは逆の意味、生まれた後に備わったもの、となります。では、そもそも子どもが先天性の知的障害になる原因とはなんでしょう?

知的障害は、いわば脳の障害ですが、その大部分は原因不明なのです。はっきりと原因がわかっている知的障害の中に、先天的な染色体異常によるものや先天的な病気が原因となるもの、出産時のトラブルによる脳の損傷、成長過程での大病による脳症などの後天的な原因によるものがあります。

原因としてわかっている先天的なものでは、遺伝ではなくどの家庭にも生まれる可能性があるトリソミー型やモザイク型のダウン症候群もふくまれます。

現在は知的障害の大半が原因不明となっています。しかし、以前は知的障害は遺伝によるものが多いと考えられてきましたが、最近の研究で、両親にはみられないDNAの偶発的な変化や、突然異変によるものが大半だということがわかってきました。

つまり、遺伝によるものではないケースが多いということがわかってきたのです。原因解明への道は続いていますが少しずつ解明に近づいています。

親、もしくは親戚が知的障害を持っている場合、子どもが知的障害になる原因は?

先の項でもお話したように、知的障害の原因の多くは、遺伝ではなくDNAの突然変異によるものだということがわかってきました。ですが、まったく遺伝しないのではなく、発症しやすいDNAを持っているという意見もあります。実際に、親戚関係で、発達障害や、知的障害を持っている人が1人ではなく数人いる、という話も多く聞きます。

また、遺伝性の先天的な病気が原因で知的障害を伴う場合もあります。気になる場合は、最近では”遺伝外来”というものがあるので、受診することをおすすめします。

人は親からすべてを遺伝するわけではありません。DNAの1部が削除されたり複製されたりし、変異のDNAを持って生まれてきます。ときには、その過程で遺伝の機能を傷つけてしまう深刻な結果につながることもあり、それが結果として知的障害につながることもあります。

この世には同じ人がいないように、人の誕生の過程もみんな、それぞれ違います。遺伝の可能性がなくても知的障害を持って生まれてくる場合もあり、またそのほかの障害をもってうまれてくる可能性も出産するすべての人にあります。遺伝も含め、子どもを持つということに関しての気持ちの準備が必要かと思います。

知的障害の種類によって遺伝の確率が違う?

知的障害という障害を言葉で表すと、知的能力に障害があり、何らかの支援を必要としている状態…となります。軽度、中度、重度、最重度にわけられますが、知的障害自体に種類はありません。

ただ、知的障害の中でもほかの障害と重複している場合があり、その場合、重複している障害によって、遺伝しやすい、しにくいという違いはあるかもしれません。まず、後天性の知的障害の場合は遺伝しません。先天的な障害に伴った知的障害の場合でも、遺伝性のないダウン症などの場合は遺伝しません。

知的障害を伴う場合がある障害として考えられるものはたくさんありますが、最近、その診断数が増えている発達障害もその一つで、知的障害の程度により、多動性疾患、学習障害など、発達障害の名称で診断されるか、知的障害と診断されるかがかわってきます。

遺伝の確率でいえば、実は、発達障害に関しても現在は、原因特定には至らずいろいろな意見があります。遺伝性の要因が強いという意見もありますが、そうではないという意見もあり、原因が特定されていないがため、治療法もないという状況です。

また、先天性の障害の中には医学的に遺伝する可能性が高いということが解明されているものもありますので、その障害が知的障害を伴う可能性があるかなどはやはり、専門的に診てもらう必要があるでしょう。これらを踏まえてもやはり、確率という点においてもすべての知的障害を一緒に考えることは難しいでしょう。

遺伝にあたる知的障害と発達障害の違いは?

知的障害は原因がはっきりしない場合が多く知的能力が低いという症状ですが、発達障害は、脳の機能障害が原因ということがわかっています。脳の機能障害であるため、知的障害を伴うケースも少なくありませんが、なぜ脳に機能障害がおこるのかについてはまだ解明されていません。

また、発達障害の中には、色々なケース、症状があります。複数の症状を伴うもの、一つの症状だけのもの、知的障害が重いため知的障害の分類に入るもの、また知的障害を伴わないものなどがあります。

これまでの項でわかったように、遺伝にあたる、という概念は、発達障害においても、知的障害においても解明されておらず、現在も難しい問題です。ただ、発達障害の中でも広汎性発達障害、多動性疾患などは、男子の発症率が高く、遺伝的な要素が含まれているという意見が、多いようです。

遺伝という観点からみると発達障害に伴う知的障害のほうが遺伝しやすいということになるのかもしれませんが、かもしれないという段階だということも覚えておいてくださいね。

子どもの知的障害の確率を低くすることは可能?

知的障害だけをピンポイントに考えると、原因が解明されていない状況では、難しいですが、障害を持って生まれる確率を下げることは可能だと思います。

まず、妊娠前からの生活にもかかわってきます。妊婦さんに良いとされる葉酸などは妊娠前から摂取することをおすすめします。また、喫煙や、飲酒などは、赤ちゃんに影響することがわかっていますので、妊娠を希望する時点で、やめましょう。

そのほかにも、妊娠中にかかると赤ちゃんに影響する風疹を避けるため、妊娠前に抗体の検査をうけておく、また、妊娠中は、トキソプラズマにかからないように生肉を食べない、など、ご自身でできることから取り組みましょう。

ただ、これをすれば必ず障害を持たずに生まれてくる…、という気持ちは危険です。どのような状況でも、赤ちゃんは懸命に命を輝かせて、育っています。障害を持って生まれてくることもあるかもしれませんが、この世界に生まれてくること自体が奇跡のような出来事なのです。

そして、何億人もの中の、あなただけのもとへやってくることも奇跡のような出来事なのです。

だれのきもち?

障害を持って生まれてきたら・・これからの人生、健常児さんと同じように幸せになってくれるかな?周りは喜んでくれるかな?私は大丈夫かな?はてなで埋め尽くされてしまって、想像もできないことなのかもしれません。

知的障害に関しての遺伝の面では、まだまだ解明されていないことも多く、わからない、ということ自体、気持ちがしんどくなってしまいますよね。

でも、確かなことは、障害を持って生まれてくること=不幸ではなく障害を持たずに生まれてくること=幸福でもないのです。幸せかどうかの物差しはそこにあるのではないのです。

はてなで埋め尽くされたあなたの気持ちは一つ、一つはてなを消していけばよいのです。ゆっくり、ゆっくりでいいのです。障害があってもなくても、赤ちゃんを受け入れる気持ちでいれるのかどうか、ママとパパになるふたりでじっくり考えればよいのです。一生懸命考えたその結論に間違いはないと信じてください。

命を授けるのは、パパとママ。その命を守るのもパパとママ。そして、わが子の一番の幸せを望むのもパパとママなのですから。

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この記事を書いた人

みなみ

子供の背中にキュンっとなります。
寝てる時のひよこ口にププッとなります。
朝日より夕日がすきです。

子育ての引き出し・・ちょっぴり、もっています。
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