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そのルール、子どもにとって本当に必要?

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子どもと過ごしていると、「ルール通り」にいかないことって毎日のようにあります。そんな時、私は思うことがあります。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11030027116

「ルール」と「みんな一緒」に縛られる大人

子育てをしていると、自分の中にある「当たり前」という物差しで物事を捉えてしまうこと、ありませんか?
我が家には2人子どもがいるのですが、私はつい、自分の物差しで考えてしまった、と感じることがあります。

例えば、上の子と下の子で成長の速度が違ったり、性格も異なると「同じパパママから生まれたのになんで!!」と思ったり…。

また我が子と他の子を見る時も同じで、他の子ができていることを我が子ができていないと不安になったり、
逆に”みんなと一緒”であることに安心を覚えたりしてしまう
のです。

大人の持っている「みんな一緒」だと安心、さらに「ルール」の枠から飛び出さないことに安心を感じ、
それを無意識に子どもに押し付けてしまっているのでは?と思うのです。

海外の保育園で実際にあった「ルール」の話

つい最近、こんな話を知りました。

外国のとある保育園での話です。

保育園に通っている5歳の男の子・ケイデンくんは、複数の食べ物アレルギーを持っていました。
その為、他の子どもたちと同じものが食べられないので、いつも自分専用のランチとおやつをお母さんが用意してくれていたそうです。

もちろん誕生会やクリスマス会などの、子どもたちにとって特別なイベントの時に用意される、ランチやケーキもケイデンくんは食べられず、ひとりだけ違うものを食べていました。

しかし、「今年のクリスマスのパーティーもそうなるでしょう」…と予想していたお母さん宛てに、驚くべきメールが担任の先生から届いたのです。

(以下、実際にお母さんが受け取ったメールを日本語訳したものです)

“私たちは、ケイデンくんにとって全てがフレンドリーなパーティーを開きたいと考えています。

なぜかと言うと、私たちは、ケイデンくんがアレルギーのことを心配することなく、他の子ども達と一緒に、何でも食べられる日を作ってあげたいと思っているからです。

そのため、私とMrs. Sheats は、Mott'sの100%りんごジュースと、 シリアル(ラッキーチャーム)、Armour Viennaのソーセージ、砂糖なしのジェロ・いちご味、classic Laysのポテトチップ(黄色の袋)を買いに出かける予定です。

お母さんがいつもケイデンくんに用意しているものを見てこのリストを作ったんだけど、もしダメなものがあったら教えてください!”

I wanted a party for Cayden where everything is Cayden friendly.
Mrs. Sheats and I are going to go out and buy Mott's 100% apple juice original, Lucky Charms, Armour Vienna Sausage original, sugar free jello strawberry cups, and classic Lays potato chips (yellow bag).
I would like for a day where Cayden won't have to worry about what other people have and where he can have everything.
If you see something that would not work please let me know!!
I tried to go by what you brought to class for him and what was on the list of approved foods.
You are more than welcome to pop by tomorrow or Friday or both to ensure that everything we have is approved!!

このメールを読んだ時ケイデンのお母さんは、この先生たちの柔軟な対応に感謝し、涙をこぼしたそうです。

ルールは守る、だけじゃなく「考える」ものでもある

ルールを守ることって、当たり前ですが大切だと思います。

しかし私は、この保育園の先生たちの行動を知って、ルールがある中でも、それを改めて考え直すことって大切なのではないかと思えるようになりました。
何のためのルールか?を考えることが必要であり、ルールを守ることが目的となっては、本末転倒なのだと思います。

子どもと一緒にいると、思い通りにいかないことや、想定外なことってよく起こりますよね。
大人の世界の中にある、「ルール」や「常識」と呼ばれるものが、全くあてはまらないことが、よくあると思うのです。

特に子どもが小さければ小さいほど、常識が当てはまりづらく、その子にあっているかどうかを基準に対応していかなくてはいけないことや考えなくてはいけないことが多いと思います。

「こういうルールだからダメ」と切り離したり、「○〇はこうあるべきだ」という自分の物差しで判断をするのではなく、
「本当にそうなの?」と疑ってみたり、できることがないかを考えたり、行動に移したり…
そういったことができるようになりたい、と強く思いました。

そして実は子どもたちって、「考えて行動する」ということを自然とやっているのですよね。
子どもたちからも学びを得ながら、固い頭を柔らかくしていきたいなと思います。

皆さんもぜひ、ご自身の行動を思い返してみてください。

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この記事に関するキーワード

子育て・育児 子どもの成長・発達

この記事を書いた人

Sachi

はじめまして、Sachiです!!
都内在住、2児の母親をしています。

海外の子育てを調べたり、子育てのアイディアをまとめたりするのが好きなので、
そん...

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