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妊娠中の尿蛋白の原因は?プラス・マイナスとは?食事で改善できる?

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妊娠中には妊婦検診があり、その際には必ず尿検査も行われます。検査の結果での数値や±の記号など、よくわからないことも多いかと思います。妊娠中に尿蛋白が出てしまった場合その原因はなんなのでしょうか?どのような対処をすればよいのか、改善するための食事についてなど、今回は妊娠中の尿蛋白について見ていきましょう。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28177002157
目次 尿蛋白とは?どんな症状があるの?
妊婦の尿蛋白・陽性になりやすいその原因は?
尿蛋白のプラス・マイナスってどういう意味?
妊娠中に尿蛋白が出たらどう対応する?
尿蛋白は食事で予防・改善できるの?
定期的に妊婦検診を受けよう!
気になったら医師に相談を

尿蛋白とは?どんな症状があるの?

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尿蛋白(にょうたんぱく)とは、病名ではなく尿に含まれる蛋白(たんぱく)の事をいいます。

私達は生きていくために食事を取り、必要なものだけが身体に吸収され、終わった不必要なものは通常は、腎臓で濾過(ろか)されて尿として排泄されていきます。さまざまな栄養素の中でも、タンパク質は身体の筋肉、細胞、血液いたるところに欠かせない栄養素です。

なんらかの理由で腎機能が衰えると十分に濾過(ろか)機能が働かず、タンパク質まで尿として排泄してしまうと、尿中に蛋白が漏れだした状態になります。健康な人でも尿に蛋白(つまり尿蛋白)はある程度の量はでますが、尿蛋白が一定の値を越えると多量のたんぱくが尿に漏れてしまっている状態を蛋白尿とも呼びます。尿蛋白は、身体の異常を知らせてくれる非常に重要な指標となります。

尿蛋白の検査方法としては、尿を試験紙に垂らして検査する尿定性検査と、一日分の尿に換算してたんぱくを計る尿定量検査の2つがあります。妊婦検診のときには尿定性検査が行われ、もし異常が見られた場合には尿定量検査を実施するという流れが一般的です。

尿検査以外で、尿が泡立ちやすい、尿が濁っている、頻尿になった、身体がむくんでいるといった症状がある場合は、尿蛋白陽性の疑いが高いので、その場合は病院受診しましょう。

妊婦の尿蛋白・陽性になりやすいその原因は?

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妊婦さんは尿蛋白が陽性(たんぱく尿)になりやすく、妊娠後期になるほど尿蛋白陽性のリスクがあがります。なぜ、尿蛋白が陽性になりやすいのでしょうか?

妊娠中は子宮のなかで約10ヶ月間かけて赤ちゃんが育っていき、成長とともに血液量も増えていきます。その結果、母体は自分自身だけのみならず、赤ちゃんの分まで血液循環をするのに腎臓もそれだけ働きが必要となります。
妊娠6週頃から増え始め、妊娠24週でピークを迎える血液量は通常よりも1.5倍まで増えるとされており、その分だけ濾過(ろか)機能を働かさなくてはならず、腎臓の機能が衰えやすくなります。

その結果、尿からたんぱくがでやすくなってしまうのです。

それ以外にも、妊娠中は抵抗力が低下しているために尿路感染症にかかりやすく、尿路感染症によるたんぱく尿や、精神的ストレスによってもたんぱく尿がでやすいとされています。

また、たんぱく質や塩分の摂りすぎは、腎臓や肝臓に負担がかかってしまい腎機能を低下させる原因になることがいわれており、摂りすぎによっても尿蛋白が陽性になる引き金になるようです。

尿蛋白のプラス・マイナスってどういう意味?

尿蛋白はマイナス(陰性)・プラスマイナス(疑陽性)・プラス(陽性)の3つに分けられます。

“たんぱく質”は、本来なら尿中には一定量を超えて排泄されない物質ですから、尿蛋白マイナス(陰性)と表示された場合が“正常”という事です。マイナスからといって、蛋白が出ていないという事ではなく正常範囲内の尿中たんぱく含有を意味しています。

尿蛋白±(プラスマイナス)と表示される場合は疑陽性、つまり1+に近いという状態を表しています。こちらの場合は様子をみながら、何回検査しても±(プラスマイナス)になる場合、やはり腎機能に問題があると考えられるので、精密検査をすることになります。

尿蛋白プラスでも(1+),(2+),(3+),(4+)の4段階で評価され数字が大きいほど尿蛋白が多くでています。尿蛋白がプラスであっても、様子をみて大丈夫なタイプとそうでないタイプがあります。風邪を引いたあとや、運動後、たちっぱなしの後や入浴後でも尿蛋白がプラスになります。

しかし、そうでない病的な場合の尿蛋白プラスは、妊娠中毒症もしくは腎臓の疾患が疑われますので、精密検査を行います。

尿蛋白プラスにさせてる原因を調べ、必要に応じた治療をすることになります。

妊娠中に尿蛋白が出たらどう対応する?

妊娠中に蛋白が出てしまったらどうしたら良いのでしょうか。

■たんぱく質の取り過ぎに気をつける
たんぱく質をとりすぎると、腎臓への負担がかかることになってしまいます。
妊娠中は通常時よりもたんぱく質の必要量が増えますが、体重1kgにつき1,2~2gをめやすにし、たんぱく質も動物性、植物性をバランスよく摂取することが大切です。

■塩分のとりすぎに気をつける
塩分も、たんぱく質と同様にとりすぎると腎臓への負担がかかります。
妊娠中でなくても、一般女性の一日塩分摂取量が7g未満になっています(2015年4月厚生労働省推奨食塩摂取量の目標量)しかし、平均塩分摂取量が10gとまだまだ過剰摂取の傾向があるため、妊娠中も一日塩分に気を付け、過剰な塩分摂取を控えることで尿蛋白リスクを軽減させましょう。

■疲れをためないようにする
疲れがたまると、ホルモンバランスがみだれて腎臓の機能も低下しやすくなります。疲れがたまらないように無理しすぎずに身体をいたわることが大切です。

■運動不足に気をつける
運動不足からくる血液循環の悪さが腎臓への負担へかかる要因となります。
妊娠中、医師から安静の指示などがあった場合は別として、ウォーキングなどすることで血の巡りも改善され、気分もリフレッシュすることが大切です。

■体重のコントロール
体重が増えるとその分だけ腎臓の働きが必要になり負荷がかかるということです。
逆に、妊娠中も体型維持のためにダイエットをすると必要な栄養素が足りず胎児への悪影響が指摘されており、取り過ぎないのも問題です。上手に体重を調整していく必要があります。

尿蛋白は食事で予防・改善できるの?

尿蛋白の値を下げるには、腎臓に負担をかけすぎない食材選びが大切で、そのためには良質なたんぱく質を摂取し、量も控えめにすることが大切です。

良質なたんぱく質とは、必須アミノ酸をバランスよく含んだものを言いますが、極端にたんぱく質を控えてしまうとカロリーまで足りなくなり、身体の筋肉組織から補おうとする働きがあります。ですから、たんぱく質を控えながら、なおかつ必要カロリーを摂取できるものがいいでしょう。 

牛乳、卵、肉類(豚肉、牛肉、鶏肉)魚(アジ、鰹、)大豆製品などが良質なたんぱく質とされており、これらの食材がかたよらないようバランスが大切です。また、たんぱく質だけでなく、塩分のとりすぎも腎臓に負担がかかるため、塩分もとりすぎない事が大切です。加工食品(ハム、ソーセージなど)冷凍食品も塩分が多いため、避けた方がよいでしょう。

定期的に妊婦検診を受けよう!

妊娠中はさまざまな不調がでやすいので、お母さんとお腹にいる赤ちゃんが順調に経過しているかどうかを確認するには、妊婦検診が大切です。自覚症状がない状態で尿蛋白陽性が進み、放置していると妊娠中毒症へ移行し最悪の場合、死に至ることもあるのです。
ですから、定期的に妊婦検診を受けることで早い段階で異常を発見することが、赤ちゃんやお母さんを守る大きな手立てとなります。

妊娠中は心境にも変化しやすい時期です。自分一人で悩みや不安を抱え込まず、妊婦検診の際に医師・助産師などに相談するなど精神的な部分でも大切なことです。

気になったら医師に相談を

今回、妊婦さんと尿蛋白についてみていきました。妊娠期間中は、尿蛋白の陽性反応がでやすい時期であることから、妊婦検診を欠かさず受診し、異常を早めに発見し対処していくことは、お母さんやお腹の赤ちゃんが順調に出産を乗り切る上でとても大切な事だということがわかりました。

身体に異変を感じたら少しのことであっても医師に相談してみてくだい。
お母さんも赤ちゃんも身体に気をつけて、これからも快適なマタニティライフを送りたいですね。

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この記事を書いた人

かぼちゃん

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