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産後クライシスとは?いつまで続くの?離婚を避ける克服法まとめ

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あなたは「産後クライシス」という言葉を聞いたことがありますか?読者様は妊娠中あるいは出産後、この言葉を気になって目を向けてくれたのかもしれません。もしかしたら産後、夫婦の仲を引き裂くかもしれない産後クライシスの原因、克服法を始めぜひ読んで欲しい全てをご紹介していきます。

目次 産後クライシスって何?
産後クライシスの原因は?
産後クライシスはいつまで続くの?
産後クライシスが離婚につながってしまうことも?
産後クライシスを夫婦2人で克服していく方法
産後クライシスを克服するためにおすすめの本3選
産後クライシスはあるのが当然。夫婦2人で乗り越えていきましょう。
まとめ

産後クライシスって何?

「産後クライシス」とは出産後に夫婦間の愛情が急速に冷え込む現象を指します。クライシスとは「危機」「崩壊」という意味であり、文字通り産後に訪れる夫婦関係の悪化を表したものです。産後クライシスはNHK総合テレビで特集されて以来、注目を浴びましたが近年流行りだした現象ではありません。気づかれてはいませんでしたが昔から起こっていた現象なのです。

産後クライシスの原因は?

出産後に夫婦間の愛情が急激に冷え込むのには大きく4つの理由があります。

1.産後のホルモンバランスの変化
出産を終えると妊娠中に赤ちゃんを育てるために変化した体を妊娠前の状態へと戻そうとホルモンのバランスが急に乱れます。中でもセロトニンという脳内神経物質を形成するホルモンの減少が原因。セロトニンが減少すると自律神経が乱れ感情のコントロールがうまくいかなくなり、常にイライラしたり、涙もろくなったりと感情が不安定な状態が多くなってしまうのです。

2.精神的なストレス
出産には想像を絶する痛みを伴いストレスが溜まります。退院後は自宅に帰ってからは慣れない育児、子どもを育ていく責任感、育児への不安など様々なストレスで精神的にギリギリの状態で過ごしています。

不安や責任感を通常時の何倍も感じ心がボロボロになっていきます。夫に言われた些細な物事への精神的なダメージを感じやすくなってしまうのです。

3.肉体的な疲労
産後は絶え間なく赤ちゃんのお世話が待っています。夜中の授乳、寝かしつけと夜も十分に眠れず睡眠不足。授乳や抱っこによる無理な姿勢。家事と育児で一日中動きっぱなしなど肉体的な疲労が起こります。その疲労が原因でイライラしたり、夫とのコミュニケーションを避けるようになる場合もあるのです。

4.夫への不満
日本では育児は母親がするもの認識している男性が多い傾向にあり、全く育児に参加せず妻にまかせきりな態度をとる夫は少なくありません。加えて近年ブームになったイクメンの影響もあり「夫がもっと手伝ってくれると思っていたのに・・・」と理想と現実のギャップに苦しんでしまうケースも起こるのです。

また、妻が育児をする時間が増えるにつれて育児慣れの温度差が出てくるのも問題。たとえば里帰り出産や育児を妻にまかせきりという状況により育児への温度差も生じます。

産後クライシスはいつまで続くの?

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産後クライシスは一度なってしまうと長く続いてしまう可能性が高くなります。産後クライシスは産後の危機と言うだけあって産後期間のみで終了するのではと考える方も多いかもしれません。しかし、産後クライシスは病気ではなく精神的な変化なので治療という形での解決は難しいのです。

それが数カ月なのかあるいは何年なのか分かってはいません。「産後の恨みは一生」という言葉もあるように簡単に忘れられるわけではないようです。また、一度冷え切ってしまった愛情が再び元に戻るのは難しいといわれています。そのためにも産後クライシスを回避するのはとても重要なことなのです。

産後クライシスが離婚につながってしまうことも?

産後クライシスが原因で離婚した夫婦は少なくはありません。今は3組に1組が離婚をしている時代。離婚の理由は様々としても産後クライシスが発端になっている可能性は大いにあります。

先ほどのベネッセ次世代育成研究所の調査では子どもが2歳になったときには、夫の半数は妻に愛情を感じていると答えたものの、夫に愛情を感じていると答えた女性はなんと3割程度という結果が出ました。子どもが2歳になれば、ほとんどの夫婦の愛情が薄れている結果となりました。さらに、厚生労働省の調査では子どもの年齢が0から2歳までに母子家庭になった割合が最も多いことが分かりました。

昔は夫への愛情の薄れを感じても我慢して生活を続けていました。しかし、現在では女性の社会進出が一般的となり離婚をためらう理由が少なくなったのかもしれません。産後クライシスを経験しても離婚まで至らなくても、夫婦間に亀裂が生じている可能性が全くないとはいいきれないでしょう。

厚生労働省 「ひとり親世帯になった時の親及び末子の年齢」

産後クライシスを夫婦2人で克服していく方法

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産後クライシスは放っておくと悪化する一方。最悪の場合は離婚にまで至る可能性さえあります。
そうならないためにも、2人で産後クライシスを克服していきましょう。

【妻が心がけたいこと】
■辛い現状を伝える
辛いアピールをしたり、険悪な雰囲気を出しても男性はなかなか察せません。態度で表しても状況は悪化するばかりです。ならば辛い現象を言葉にしていきましょう。「昨日は夜泣きがひどくて眠れなかった」など些細なことでOK。言葉にすればあなたの辛さを理解してくれます。

■素直に手伝ってほしいと伝える
忙しそうにしていても手伝ってくれない夫に腹が立った経験はありませんか?忙しそうにしていても察せないのが男性。そこで優しい口調で「○○を手伝ってほしいな」と素直に伝えてみましょう。手伝ってもらったら感謝の気持ちと褒めることを忘れずにしてくださいね。

■子どもを預けてみる
気持ちを分かってほしいならまず、体験してもらうのもひとつの手です。休みの日は思い切って夫に育児をまかせてみましょう。

■完璧を目指さない
夫が家事、育児をしているとき出来ない物事ばかりに目を向けるのはやめましょう。育児の経験時間が足りないのは仕事をしているから当たり前。出来ない部分は目をつむって感謝の気持ちだけを伝えます。

■実家に帰ってみる
ストレスがたまりすぎると夫婦仲も良くなりません。一度実家に帰って体も心もリフレッシュしましょう。夫との思い出を思いだすなど気持ちの切り替えを測るのも大切です。

【夫が心がけたいこと】
■育児に参加する
育児は母親の役割ではありません。夫婦は夫が外で働いている、妻が家事をするという平等のラインに立っているのです。育児は2人で協力しなくてはならないこと。自宅にいるときは率先して育児に参加しましょう。

■家事を意識的に手伝う
育児に忙しそうな妻を見たら家事を手伝いましょう。「何か手伝おうか?」という無責任な言葉ではなく「これやっておくね!」と自分から進んで手伝いましょう

■妻との時間をつくる
仕事で帰って疲れているのは妻も分かっています。しかし、夫婦の時間も大切です。ちょっとした時間でもいいので2人で今日あった出来事などを話す時間をつくりましょう。

■感謝の気持ちを伝える
妻は育児をして当然だと思ってはいませんか?おおげさに伝えなくても「いつもありがとう」とたった一言、感謝の気持ちを伝えるだけでいいのです。毎日、感謝の気持ちを言葉にしていきましょう。

■育休をとる
近年、育児をするために育休制度を導入している会社が多くなっています。育児はほんの一瞬の出来事です。夫婦で協力し合う大切な時間です。妻の気持ちを理解するためにも思い切って育休をとってみるといいでしょう。

産後クライシスを克服するためにおすすめの本3選

産後クライシスを乗り越えるために一番大切なのは産後クライシスを理解することです。相手を思いやる気持ちと同じくらい、現状の理解は大切ですよ。そこで、産後クライシスを克服するためにおすすめの本をご紹介します。

1.内田明香、坪井健人(2013) 産後クライシス  ポプラ社

NHK総合テレビにて特集を組んだ2人が書籍化。産後クライシスの全てが分かります。

2.岡野あつこ(2013) 産後クライシス なぜ、出産後に夫婦の危機が訪れるのか 角川フォレスタ

夫婦の実例をもとにその対処法と原因を解説。気づかない夫婦間のすれ違いなどが書かれています。

3.渡辺大地(2014)産後が始まった! 夫による、産後のリアル妻レポート KADOKAWA/メディアファクトリー

「イクメン」と思い込んでいた自分が実際に体験した産後の壁を紹介。妻とのリアルな関係もあり分かりやすく書かれています。

産後クライシスはあるのが当然。夫婦2人で乗り越えていきましょう。

産後クライシスを理解すれば、どうしたら回避できるのか考える方も少なくはないでしょう。しかし、産後クライシスは産後の夫婦であれば誰にでも起こりうる現象。回避するのは難しいかもしれません。

ならば産後クライシスを2人で乗り越えていくのが重要になります。そのためには、片方の理解だけではどうにもなりません。2人で一緒に解決していきましょうね。

まとめ

産後クライシスという現象は「出産=幸せ」とイメージしている方には衝撃的な事実かもしれません。昔から起こっていた現象だったとは驚きですよね。実は、私も産後クライシスを経験しました。私の場合、夫婦間での知識の共用がなく気づいたころには修復不可能となり離婚という結末を迎えました。

まだ経験していない読者様には、ぜひパートナーとの知識の共用をしてほしいと願っています。事前の知識の共用こそが最善の克服法なのかもしれません。

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この記事を書いた人

いちまる

1歳になる娘を育てるシングルマザーのいちまると申します。
妊娠、出産、育児を経験し様々な喜びと苦しみを味わいました。
初めての育児は誰もが初心者。だから、わ...

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