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麻疹(はしか)の症状・感染経路・原因について。赤ちゃん・子どもの予防や治療は?

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昔は初恋について「はしかにかかったようなもの」などと言われているので、軽い誰でもかかる病気と勘違いしがちですが、感染してしまうと命の危険が及ぶ大変な病気です。その症状とは一体どのようなものでしょうか。また、はしかには根本的な治療方法がないとされています。はしかにかからないために予防接種を受けることをおすすめします。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11021006922
目次 麻疹(はしか)はどんな病気?
麻疹の主な症状
麻疹の原因・感染経路は?
麻疹の治療はどんなもの?
家で看病するときの注意点
麻疹の予防接種はいつどこで受けるの?
予防接種を受けましょう!

麻疹(はしか)はどんな病気?

麻疹(以下「はしか」とします)は年齢にかかわらず重症化することの多い感染力の強い病気です。はしかにかかった人の3割が合併症を起こしやすく、その内の約半数が肺炎を発症したり、また、割合としては少ないですが脳炎を起こすこともあります。そして悪くすると、肺炎や脳炎で命を落としてしまう人もいます。
またSSPE(亜急性硬化性全脳炎)といってはしかにかかってから7年から10年経過した後に突然発症し、知能の障害や命に危険が及ぶこともある難病にかかってしまう恐れもあります。はしかはこれだけ危険な伝染病であるといえます。

参照:国立感染症研究所 麻しん Q&A

麻疹の主な症状

でははしかの主な症状はどのようなものなのでしょうか。感染から終息にいたるまでの流れで説明していきます。

■10日の潜伏期間
はしかに感染してから発病するまで約10日の潜伏期間があるとされています。

■発病
はしかが発病すると熱、鼻水、咳など風邪と似た症状が出ます。熱は高熱になります。なお、インフルエンザなど伝染病などには感染しても症状が軽くかかった本人が気がつかないまま治ってしまうこともある病気もありますが、はしかの場合はほとんど発病します。

■発疹
発熱から3日から4日くらいで身体に赤い発疹が出て全身に広がっていきます。

■口の中にブツブツ
しばらくすると口の中のほおの内側あたりに白いブツブツが出てきます。このブツブツをコプリック班といいます。

■高熱が続く
高熱は7日から10日ほど続きます。

■熱が下がる
熱が下がってもウィルスは生きており他人に感染させるおそれがありますので、熱が下がってから3日経過するまで登校などできません。

このような経過をたどってようやく回復するのですが、重症化し合併症を引き起こす場合があります。

麻疹の原因・感染経路は?

■はしかの原因
はしかの原因は麻疹ウィルスです。このウィルスが身体の中に入り感染します。感染力がとても強いウィルスで、感染者が1人いればその周囲の12人から14人はうつってしまうとされています。

■はしかの感染経路
はしかの麻疹ウィルスは空気感染、飛沫感染、接触感染により感染します。マスクでは感染を予防できないとされています。

空気感染はウィルスが空気上にある場合風などにより流れていきます。ですから、教室などで1人感染した人がいた場合に教室は狭い空間に多人数長時間過ごす空間ですから、空気によりウィルスが運ばれてしまうということです。

飛沫感染は、感染者がくしゃみや咳をしたときにウィルスが鼻水やつばを介して飛んでいき、他人にその飛沫がついてしまうことにより感染するものです。

接触感染は手をつないだり、おでこに手を当てたり、感染者に接触することによってウィルスがうつってしまうものです。こちらは家族が感染した場合に看病した母親がうつってしまうことなどがあります。

参照:国立感染症研究所 麻しん Q&A

麻疹の治療はどんなもの?

はしかの根本的な治療はありません。そのため、はしかにかかった場合は重症化に注意しながら経過を観察したり、対症療法をしたりする方法がないそうです。場合によっては入院をしていくことになります。もっとも入院についても他人に感染しないような配慮がされた入院になります。

このようにはしかには根本的な治療がなく、しかもかかった場合に重症化する危険がありますので、予防接種を受けておくことが最良の方法といえます。

家で看病するときの注意点

家で看病するときの注意点は以下のものがあります。

■観察する
高熱の経過や子どもの様子などを観察します。重症化した場合は入院して治療しないと大変なことになるおそれがありますので、様子が変だなと感じたときに病院へ連絡して指示を仰げるようにします。

■こまめな水分補給
高熱があるときは水分が失われがちで脱水症状になってしまう危険があります。この脱水症状にならないためにこまめに水分補給をさせるようにします。患者本人はつらくて水分を要求する元気もないため、水分補給を忘れないように看病する人が気をつけなければなりません。

■解熱剤を使用しない
高熱が出ると解熱剤を使用して熱を下げたくなってしまうのが心情ですが、これはしてはいけないそうです。高熱が出るのはウィルスと身体の免疫機能が戦っていることが原因ですから、熱を薬によって下げてしまうとウィルスに勝てなくなってしまう危険があるからです。もっともあまりに高熱の場合やこれ以上熱を上げないために医師から解熱剤が処方される場合もありますが、この場合はもちろん使用しても問題ありません。

■安静を心がける
安静にして少しでも回復に努めた方が、症状が軽くなるまでの時間が短くなることもありますし、あまり動かなければ他人にうつるリスクも減ってきます。

■部屋の環境を整える
部屋の環境を整え、少しでも回復が早められるようにします。部屋が暑すぎたり寒すぎたりすると余計に体調が悪化するおそれがあります。

■汗をかいた場合などは着替えを
通常の風邪の場合と同様、高熱が出ると汗をかきます。そのままにしておくと身体が冷えてしまい余計に体調が悪化するおそれがありますので、着替えをさせましょう。

参照:はしかに罹ったら~家庭でのケアのポイント~

麻疹の予防接種はいつどこで受けるの?

予防方法の一つとして予防接種があります。

ワクチンによる免疫獲得率は95%以上と報告されており、有効性は明らかである。

はしかの予防接種はいつ、どこで受ければよいのでしょうか。

■はしかのワクチンは?
はしかの予防接種は、現在MR(麻疹・風疹)ワクチンという混合ワクチンによるものです。こちらは定期接種として指定されていますので、対象年齢の子どもは小児科などで無料で接種できます。

■対象年齢や回数は?
2回接種です。1回目は1歳の誕生日から2歳の誕生日までの赤ちゃんが対象です。2回目は小学校入学前1年間の子どもが対象です。お住まいの自治体によって異なりますが、自治体指定の小児科などに行き接種します。

■特例措置も
平成20年より以前は1回の対象だった子どもに特例で2回目の予防接種をうけることができる措置がなされています。こちらも無料です。対象年齢は中学1年生の1年間と高校3年生の1年間です。対象になったら一度受けることができます。

■自費でも接種することができます
大人でも免疫が十分でない場合は予防接種を受けることができます。この場合は自費になりますが、1万円程度となります。

参照:KNOW!VPD 麻しん(はしか)

予防接種を受けましょう!

いかがだったでしょうか?はしかは感染してしまうと、重症化し命の危険およぼしかねないこわい病気です。予防接種ができる前は赤ちゃんが3歳まで生きられるかどうかはこのはしかに左右されていたそうです。しかし予防接種を受ければかなりの確率で予防することができます。予防接種を積極的に受けていけば安心ですね。

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この記事を書いた人

marin

はじめまして。2歳の娘を持つ母親業をしております。学生の頃は学習塾の講師として小中学生に勉強の楽しさを伝える毎日を過ごしておりました。社会人になってからは旅行が...

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