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帝王切開、痛みはいつまで続く?ピークは?手術の流れと術後の経過についてまとめ

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帝王切開をするとき、痛みについて不安になるかと思います。今回は、手術は痛いのか、いつまで続くのか、ピークは、などの疑問にお答えします。帝王切開手術の流れや、手術中に感じること、術後の痛みや傷の経過についてまとめました。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11030003378
目次 帝王切開とは
5人に1人は帝王切開で出産している?
帝王切開の流れ ~決定から術後まで~
帝王切開の痛み ~麻酔の痛みは一瞬~
帝王切開の痛み ~手術中に感じること~
帝王切開の痛み ~手術後の痛みは2種類~
帝王切開の傷はどれくらいで治るのか
帝王切開の不安は医師や夫・ママ友に相談しよう
無事に出産するために

帝王切開とは

帝王切開とは、お母さんか赤ちゃんに何らかの問題があり、通常の「経腟分娩」が難しいと判断された場合に、局所麻酔をして、手術により腹部と子宮を切開する出産方法のことです。

帝王切開には2種類あり、妊娠中に判断された時は「予定帝王切開」となりますが、分娩中、あるいは分娩直前に問題が生じた時は「緊急帝王切開」となります。

予定帝王切開は、医学的理由で選択される場合と、医師が経腟分娩可能と判断しても本人の希望により選択される場合があります。予定帝王切開は、医師と相談し出産予定日を決定します。およそ妊娠38週前後が赤ちゃんにとって早すぎず、また妊婦にとって遅すぎず最適な時期です。

ただし、予定日より早く陣痛が来てしまった時には、緊急帝王切開になります。

さらに緊急帝王切開は、まさに緊急事態ですぐに手術に入るケースと、少し待てる状況なら、体調や病院側の準備など総合的に考慮して手術日程を決めるケースがあります。

予定帝王切開の場合、陣痛が起こる前で赤ちゃんの成長が十分な37週~38週頃に手術日となることが多いようです。

5人に1人は帝王切開で出産している?

医療技術の進歩や晩婚化・少子化により高齢出産をする女性の割合が増え、それに伴って帝王切開をする傾向が増えてきました。マイナスイメージが強かった帝王切開ですが、一番のメリットは生まれてくる赤ちゃんに対するリスクが少ないということです。一般的に40歳以上の初産婦には、医師は予定帝王切開を勧めるようです。

メリットは他に、出産予定日がわかることにより、スケジュールを立てられることで、準備や心構えなどができて何より精神的に安心して出産に臨めます。

経腟分娩と比べてのリスクはないわけではないのですが、昔に比べ格段と減り、後遺症もありません。また、現在個人差はありますが、3回位までは帝王切開で出産できるため、経産婦が次の出産も帝王切開を、というケースが増えているのではないでしょうか。

帝王切開の流れ ~決定から術後まで~

1.手術日のスケジューリング
妊婦や赤ちゃんの状況によって決める時期は違いますが、医師と相談のうえ38週前後を手術日とします。病院によりますが、医師が提示したいくつかの日からこちらが希望日を選択できる場合もあります。
また、手術の麻酔方法を必ず確認します。一般的には局所麻酔で、出産後全身麻酔に切り替え腹部を閉じ、手術を終わらせます。

2.前日までの準備
血液・内臓検査や心拍数検査、超音波検査をして異常がないか調べます。胎児心拍数検査・超音波検査は、当日まで何度か受けることになります。

3.手術当日
術後、足の血液の流れが悪くなるのを予防するため、足を圧迫する弾性ストッキングを着用します。また浣腸で腸の中をきれいにし、点滴をします。

手術室で台に横になったら、麻酔薬を注入し、手術を開始します。麻酔が効いたら尿道に細い管を入れます。これは、膀胱を空にし、赤ちゃんを取り出しやすくするためです。

4.手術直後
集中治療室に一日入ります。直後は下半身の血圧低下により寒気を感じるので温かいベッドで安静にします。また悪露などの出血が多いのですが、まだ十分に体を動かせないため、その処置は病院側で行います。

5.術後1日目以降
尿管を抜き、子宮収縮剤・抗生剤を内服します。投与が終われば点滴をはずします。また内診にて傷口の具合を診てテープ交換をします。

6.術後6~7日後
異常がなければ抜糸をします。(抜糸が必要ない場合もあります)この間にテープを剥がすこともあります。

7.術後1ケ月
通院の内診にて傷口の具合を確認し、テープを剥がします。個人差はありますが、産褥用ウエストニッパーをしても傷口が痛まない程度になります。

帝王切開の痛み ~麻酔の痛みは一瞬~

手術室に入ったら、台の上にエビのように体を丸め横向きに寝て、脊椎麻酔をします。針を脊髄の腰部分に刺しますが、腕に注射するのと違って、寝た状態で後ろから刺されるので、ちょっと抵抗があると思います。一度でうまく入らない場合は、何度か刺すことがあります。

手術中はもちろん痛みはないのですが、手術前のこの麻酔薬注入だけは痛みを感じると思います。しかし、痛いというのは刺す瞬間で、注入されてからの痛みはほとんどありません。麻酔注入後、手術台までは当然自力では行けないので、ストレッチャーで運ばれます。そして、すぐに麻酔が下半身全体に回り、手術開始となります。

麻酔が効かなくて別の方法で対処するということはよほどでない限りありませんが、血圧が下がって吐き気を感じた場合は、血圧が上がる注射をしたりすることがあります。あと強いて言えば、やはり下半身の感覚が麻痺しているため少々の痺れは感じるかもしれませんが、痛みを感じるほどではないので安心して臨んでもいいと思います。

帝王切開の痛み ~手術中に感じること~

手術が始まると、赤ちゃんを取り出すまではあっという間です。母体の内臓や子宮にたどり着くまではおおよそ5分、さらにその後子宮を切開し赤ちゃんを取り出すまでに5分くらいのため、実際は出産までには手術開始から10分位といいます。

本当に麻酔が効くか不安かもしれませんが、先生に尋ねたら既に腹部を切開していた、という体験談もありますので、心配はよほどでない限り必要ないと思います。

注意することも、局所麻酔で意識はあるので、手術中に咳をしたりしてお腹を動かさないようにすることくらいです。仰向けに寝かされてアイマスクなどで視界は覆った状態で行うので、手術の様子は見えませんが、膀胱を動かす・胎盤を取り出すという行為が、腹部のあたりで何かが波を打っているかのような感覚を受けるかもしれません。

赤ちゃんを取り出した後は、腹部を縫合するため、ここで全身麻酔を行います。癒着の程度や出血の状況などにより、時間がかかる場合もありますが、手術時間はここからおおよそ30~60分位となり、その間は全身麻酔で意識がない状態となります。

帝王切開の痛み ~手術後の痛みは2種類~

手術直後は麻酔により体温が変化し全身に寒気を感じたりするので、温まったベッドで静養する必要があります。また術後は、麻酔が切れてくると足の感覚が戻り、少しずつ動かせるようになりますが、今まで感じなかった腹部の痛みを感じるようになります。腹部の痛みとは、手術により切開した傷口の痛みと、重い生理痛のような子宮からの痛みです。

生理痛のような痛みは後陣痛と言い、子宮が元の大きさに戻ろうとするために起こります。また、出血が多くなりますが、トイレに立つ・しゃがむなどの動作は慣れるまではきついかもしれません。出血とは胎盤が子宮壁からはがれてでた血液などで、悪露といいます。

初めのころは軽く寝返りをうったり、咳をするだけでも痛みを感じます。痛み止めの注射をすると軽減し、落ち着いて休んでいられるようにはなりますが、病院によっては術後の翌日より起き上がって歩くことを指導する所もあります。

帝王切開での出産は、経腟分娩よりも術後がきつい、と言いますが、今は医療技術も進み、個人差や各病院の処置の仕方で違いはありますが、痛みが絶えないのも術後2~3日です。術後の痛みよりも出産後の育児が忙しく、何より大変かと思います。

帝王切開の傷はどれくらいで治るのか

産後は、入院日数としてはおよそ8~14日くらいとなり、その間何度か傷口のテープ交換をします。傷自体は2~3日で閉じるため、テープはとっていても問題はありませんが、下着と直に触れると痛い場合があり、やはり何らかの保護をした方がいいと思います。そのため、産後の下着は、ゴム位置がお腹の上あたりまでくるものを着用した方がいいでしょう。

痛みは、退院後、重いものを持ってお腹に力を入れたりするとぶり返すこともありますが、持続的ではありません。日にちが経つにつれ徐々に和らいでいきます。退院しても1ケ月くらいは貼り替えながら様子を見て、医師の判断で完全にテープを剥がす日を決めます。

傷跡は当初は少し腫れたような凹凸を感じますが、少しずつ凹凸は目立たなくなり太さも細くなります。ただ、傷跡が完全に消えるわけではありません。

帝王切開の不安は医師や夫・ママ友に相談しよう

産後は帝王切開に関係なく、赤ちゃんに会えた喜びと同時に一挙に慣れない育児との闘いとなります。その上、出産に対しての複雑な思いやホルモンバランスの乱れにより、ときにはナーバスになったり、お母さんにとっては一番大変な時期と言えると思います。

とかく自分の状況を他人と比べがちになり、経腟分娩で産めなかったという思いや、緊急帝王切開の場合は想定外の大変な経験をしたということから、自責の念にとらわれることもあるかもしれません。

また、術後だけでなく手術前も様々な不安や、判断できかねることもあるかと思います。そのときは、ぜひ周りに甘えて頼り、相談できることは相談し、少しずつでも不安要素を取り払ってください。

残念ながら、医師や看護婦など専門職以外の人は、体験をしないと帝王切開の大変さというのはわからないようです。自分の状況を説明し、ここは手伝ってもらう、ここは遠慮してもらう、という意思をはっきり伝えて、自分にストレスがたまらないように努めてほしいと思います。

無事に出産するために

帝王切開に対して、否定的な考え方をしている人が少なくないそうです。しかし決して、経腟分娩が普通で帝王切開が異常出産というわけではありません。

何より大事なのはお母さんと赤ちゃんが無事に元気に出産を終えることではないでしょうか。帝王切開というのは、その一つの方法、選択肢だと思います。

帝王切開についての説明を聞く機会があまり一般的にはないようですが、迷信や誤った情報に振り回されないよう、帝王切開に限らずどんな場合の出産でも前向きな気持ちで臨んでほしいと思います

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この記事を書いた人

ちーかま

 二十丸高?アラウンド40新米ママです。...

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