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陣痛促進剤の費用は?保険は適用される?

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陣痛が弱い時に子宮収縮を促進させる陣痛促進剤。出産予定日を大幅に過ぎてしまった時や、陣痛が弱くて進まない時に使用されることがあります。保険は適用されるのか、費用はどれくらいなのかについてまとめました。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11030031550
目次 陣痛促進剤はどんな薬?
陣痛促進剤の費用はどのくらいかかる?
保険が適用される場合
保険が適用されない場合
陣痛促進剤の痛みはどのくらい?注意点はある?
出産にかかる費用については、事前に医師と相談しておきましょう!
正しく使って安全に出産しよう

陣痛促進剤はどんな薬?

陣痛促進剤とは、陣痛が弱い時に子宮収縮を促進させる薬剤のことをいいます。一般的には、ホルモン剤のオキシトシンまたはプロスタグランジンF2aを5%糖液500mLに溶かし、点滴またはポンプを用いて静脈内投与します。

<具体的な使用ケース>
■出産予定日を大幅に過ぎたとき
出産予定日を大幅に過ぎてしまうと、胎盤の機能が低下し、赤ちゃんの心音が弱くなるなどの危険があります。そのため、妊娠41週を過ぎたころに、促進剤による分娩を検討します。

■陣痛が弱くてお産がすすまないときまたは、陣痛が途中で止まってしまったとき
母子の安全を第一に考え、陣痛促進剤を使用します。そしてもう一つに、「破水はしたが、子宮口が開かない、陣痛がこないとき」です。破水してしまうと、胎児は感染症の危険にさらされます。破水してから48時間以内に赤ちゃんを出さなければならないと言われています。

陣痛促進剤の費用はどのくらいかかる?

陣痛促進剤は基本的に保険適用になりません。病院や治療方針・方法、薬剤の種類によりますが一般的には1~5万円ほど請求されるケースが多いようです。陣痛促進剤が効かずに投与量が増えた場合には、さらに加算されます。

もちろん、保険適用になるケースもあります。母子の緊急時や一度始まったお産が止まってしまった際は保険適用となります。病院や産院などにもよりますが、東京のある個人病院のホームページには「陣痛促進剤を使用した場合には、初回1万円、2回目に以降は5千円が、入院費用総額以外に、別途加算されます。」と、書いてあります。

このように、個人病院などでは、出産に必要な金額について、詳細に知らせているところもありますので、一度ホームページで調べてみるのも、一つの方法です。また、メールで問い合わせると、具体的な金額を教えてくれます。

保険が適用される場合

<出産や入院中で保険が適用されるケース>
・切迫流産で出血があるときに止血のための点滴をするとき
 
・微弱陣痛で陣痛促進剤を使用したとき

・前期破水をして赤ちゃんに感染のリスクがあるときに陣痛促進剤を使用したとき

・出産のときお母さんが疲労して上手にいきめない、赤ちゃんの心拍数が下がるなどの危険の際に吸引分娩をしたとき

・帝王切開手術をしたとき

・心臓病や持病で普通分娩が難しいと思われるときの無痛分娩の麻酔

・赤ちゃんが新生児集中治療室に入ったとき

生命保険、医療保険については、ご加入の保険会社によって何か問題が起きた場合に保険金が支払われるかどうかの扱いが違います。実際にお産が始まる前にご加入の生命保険、医療保険がどのような場合に保険金を給付してくれるかを確認しておくと安心です。 

保険が適用されない場合

妊娠、出産は基本的に病気ではないので、健康保険が使えません。
そのため、妊娠や出産にはお金がかかります。異常が生じる前の胎児が正常な妊娠状態での健診・検査・診察費用などには健康保険が使えません。保険適用されないものについては、病院や産院にあらかじめ確認しておくと安心ですね。
 
・期健診
 1回の妊娠で出産までに平均14回ほどの定期健診があります。1回5千円から1万円ほどかかります。健康保 険は使えませんが、 健診費用の一部を補助する自治体が多いので、調べてみましょう。

・出生前診断
 超音波診断、トリプルマーカー検査、羊水検査、絨毛検査がありますが、いずれも健康保険は使えません。

・分娩を誘発させる目的で使用した陣痛促進剤

・無痛分娩の麻酔
 普通分娩の場合で、陣痛の痛みを取り除くために無痛分娩の麻酔を使用するときは、健康保険を使えません。

陣痛促進剤の痛みはどのくらい?注意点はある?

■陣痛促進剤の痛み
自然分娩と比べて、陣痛促進剤を使用した場合は痛みが強いと言われています。陣痛の間隔が急速に短くなるので、通常の陣痛の痛みが濃縮されるために痛みが増しているように感じられるそうです。

■陣痛促進剤の注意点
陣痛促進剤の副作用として、過強陣痛があります。陣痛が強くなりすぎて、胎児や母体にストレスを与えてしまうものです。過強陣痛により子宮破裂や胎児ジストレスといって胎児が仮死状態になることがあります。監視が十分に行われ、薬剤の投与をこまめに調節していれば、滅多なことで過強陣痛は起こりません。また、アメリカでは、陣痛促進剤を使うことが自閉症にも関係しているのではないかという研究が発表されています(JAMA Pediatr;2013 米国)。ですから、分娩進行の状態説明となぜ陣痛促進剤を使用するのか、どのような薬剤で、使用しないととうなるのか、陣痛促進剤のリスク等を医師から十分な説明を受けることが大切ですね。

産婦人科の基礎知識 - 陣痛促進剤

出産にかかる費用については、事前に医師と相談しておきましょう!

ご存知の通り、妊娠、出産は病気ではないので、正常分娩の場合、健康保険は適用されません。出産費用は全て自費負担が原則となっています。

・定期検診・・・10万円

・マタニティ用品・・・5万円・出産準備・・・・15万円

・出産(入院)費用・・・赤ちゃん一人あたり42万円の出産育児一時金が支給される。

少子化対策の一環で出産一時金として、子供を出産した場合に国から子供一人につき42万円の出産育児一時金が給付されます。本来、出産費用は個人で病院に支払い、その後、健康保険組合など公的保険機関から出産者に支給されるのが一般的でしたが、健康保険組合などが、出産費用を医療機関に直接支払うことで、手元に現金がなくても出産できるようになりました。

出産費用が42万円に満たない場合、病院に支払われた出産費用を差し引いた金額が出産者に戻ります。自然分娩の際には、選ばれた産院にもよりますが、出産費用の相場は35~40万円ほどです。

・異常分娩の際の費用・・・帝王切開、陣痛促進剤、バルーン、吸引分娩、点滴代などが加算される。
 
帝王切開など異常分娩になると出産費用は50~75万円と高額になります。医療保険で帝王切開など異常分娩の給付額は10万円ほどと言われています。

異常分娩になると、陣痛促進剤の使用の回数により増額されますし、無痛分娩を選択するとさらに10万円上乗せされた医療費が請求されます。ご加入の医療保険が帝王切開などの異常分娩の際に支給されるかどうかは出産前に確認する必要がありますね。

・その他・・・個室代、無痛分娩代など
 いずれにしても、出産費用とは別に、出産には50~100万円ほど別に準備しておく必要がありそうです。

保険の教科書 - 妊婦さん必読!知ってると出産費用が大幅に節約できる7つの公的制度

正しく使って安全に出産しよう

陣痛促進剤は、副作用やリスクが言われているものの、使用することで時間短縮になり、ママと赤ちゃんの両方の負担が少なくなります。陣痛促進剤を使わないことにこだわりすぎずに、無事に出産することを第一に考え、臨機応変に対応することが望ましいと思います。

陣痛促進剤を使用することで、微弱陣痛による難産を回避することも可能です。必要なときに必要な量を正しい使い方で使用すると、陣痛促進剤は非常に良いお薬です。陣痛促進剤はどのような薬で、どのような効果をもたらすか、リスクはないのかといった説明を医師から受け、納得がいく使い方ができることが最善の方法ではないでしょうか。

先に述べました通り、陣痛促進剤を選択した結果、陣痛促進剤を使ってもなかなか生まれず、促進剤を増量したり、帝王切開になったりなど予期せぬ事態も考えておくことが必要です。そういったリスクに対応できるよう、十分な出産費用の準備をおすすめします。

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この記事を書いた人

じょい

二人の男の子のママです。
正看護師と教員免許を持っています。
教員として10年働いていましたが、現在は、子育てに専念するべく、主婦しています。...

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