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子宮筋腫を持つ方の妊娠~痛みは?流産・早産につながる?赤ちゃんへの影響は?

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自分の身体の中に宿るもう一つの命。大切な大切な命だからこそ、色々なことが心配になってしまいます。今回は子宮筋腫を持つ方の妊娠について丁寧に紐解いていきます。症状や痛みを伴うのか、そして赤ちゃんに悪影響を与えるのかどうか…正しく理解して安心できる妊娠期を過ごせるお手伝いになればと思います。

目次 妊娠できていれば安心?特別な管理は必要?
子宮筋腫の妊娠への影響は?①母体編
子宮筋腫の妊娠への影響は?②赤ちゃん編
子宮筋腫を持つ妊娠のリスクは?
子宮筋腫を持つ妊娠の出産方法
産後の経過は?筋腫に感染することがあるってどういうこと?
不安なことがあったらすぐ病院へ!
母は強し!

妊娠できていれば安心?特別な管理は必要?

子宮筋腫とは、子宮にできる良性の潰瘍のことをいいます。できる場所や大きさ、数により症状は人それぞれですが、筋腫に気が付かないまま妊娠し、妊娠検査の際に初めて気が付く方もいらっしゃいます。小さな筋腫の場合は、そのまま経過観察をしながら、通常の妊娠生活を送ることになりますが、筋腫のできている場所、大きさによっては、流産や早産のリスクが高くなるので、その症状に合わせて対応していく必要があります。

また、筋腫が成長する原因となっている女性ホルモンの分泌量が、妊娠時は通常よりも増えるので、筋腫が大きく育つ可能性もあり、通常の妊娠以上に経過観察が不可欠となります。経過観察は必要ですが、多くは無事に妊娠、出産を経験されていますので、必要以上に不安になったり、心配しなくても大丈夫です。正しい知識を持ち、自分自身の体にきちんと向き合えていれば、何かあってもその都度対応ができます。

まずは、お医者様から今の状況をしっかり聞いて把握し、これからの妊娠生活に備えましょう。

子宮筋腫の妊娠への影響は?①母体編

先の項にもありましたが、筋腫のある場所、数、大きさにより母体への影響は違ってきます。小さいもので症状のない場合は、気が付かないまま出産する場合もあります。また、診察をしてもそのまま経過観察となり、通常と変わらない妊娠生活をおることもできます。

ただ、妊娠前には症状がなかった方でも、妊娠中血液の巡りが悪くなり、筋腫に十分な血液が届かなくなると筋腫が痛みだしたり、少しの刺激でも子宮が収縮しやすくなるので注意が必要です。この時、鎮痛剤や子宮の収縮を抑える収縮抑制剤が必要となる場合もあります。

また、妊娠すると通常胎児を迎えるために子宮の壁が柔らかくなるのですが、筋腫がある個所は硬いままなので、胎児が育ちにくく流産につながる可能性があります。

しかし、ほとんどの場合が妊娠を継続し、妊娠中期以降には筋腫が柔らかくなり子宮の一部のようになっていくので、出産への影響の心配もほぼ、なくなります。妊娠継続が困難な状態になったときには、筋腫を取り除く手術が行われる場合もありますが、その場合もお医者様と納得いくまで話し、信頼できるお医者様のもとで治療を進めていくという形が良いと思います。

マイナスな気持ちを抱えていると、お腹の赤ちゃんにもママの身体にもよくないので、前向きにその都度一番良い方法を選んで進んでいきましょう!

子宮筋腫の妊娠への影響は?②赤ちゃん編

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子宮に大きな筋腫があったり数が多い場合は、妊娠すること自体を妨げている場合があります。実際、不妊検査の際に筋腫が見つかることもあり、妊娠自体を妨げている場合は筋腫核手術(筋腫のみを取り除く手術)を行い、良い状態の子宮にしてあげてからの妊娠となります。

妊娠してから筋腫に気が付く場合は、子宮筋腫の場所や大きさにより赤ちゃんの発育を妨げる場合もあり、その場合は筋腫核手術を行いますが、ほとんどの場合は妊娠中に筋腫切除の手術をするに至らず、無事出産されています。

また、妊娠中に筋腫が痛み、ママは辛い思いをすることがありますが、その痛みが赤ちゃんに伝わって赤ちゃんも辛い思いをしている・・ということはないので安心してください。ただ、その痛みが子宮収縮につながってしまうと大変なので、痛みがある場合は主治医に相談して、対応してもらいましょう。
筋腫自体が直接赤ちゃんの成長に影響するのではなく、筋腫のできている場所と大きさの問題なのです。主治医も診察のたびに気をつけて診てくれるので、先走って心配しなくても大丈夫です。

子宮筋腫を持つ妊娠のリスクは?

現在は初産の年齢が上がったこともあり、子宮筋腫の妊婦さんも珍しくなくなっています。ただ、妊娠のリスクを考えると、子宮筋腫ではない人よりはやはり何らかのリスクを抱えていることは否めません。
例えば・・

■流産・早産のリスクが高くなる
■妊娠中、筋腫が痛むことがある
■貧血になりやすい
■筋腫の位置や大きさにより逆子の原因になることがある
■出産時に筋腫の部分が収縮しないので部弱陣痛になる可能性がある
■出産後、子宮が十分に収縮せず大量出血してしまう危険性がある


などのリスクがあげられますが、リスクや可能性は様々ですのであれもこれも怖がる必要はありません。妊娠中は、子宮筋腫のことに限らず、どのような時でも自分と赤ちゃんの状態を把握しておくことはとても大切です。

子宮筋腫を持つ妊娠の出産方法

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いよいよ出産!
だいたいの筋腫は妊娠中期あたりになると、筋腫自体が柔らかく変化し、子宮の一部のようになるので、分娩に支障をきたすこともなく自然分娩での出産をされる方がほとんどです。しかし、筋腫の位置が子宮の出口近くであったり、大きくて出口をふさいでしまっている場合は帝王切開となります。帝王切開の場合、手術時の出血が多くなる危険性があります。
また、普通分娩の場合でも、分娩後の子宮収縮が十分にできず、胎盤が出た後、大量出血を起こす場合もあります。

ただ、これらの事態は、主治医ももちろん予測しているので、きちんと対応してもらえますし、主治医の方から出産に向けてこのような場合もある、というお話があるかもしれません。心配になってしまうときは率直にその気持ちを主治医に伝え、説明を受けると安心できると思います。

帝王切開か自然分娩かは、妊娠の経過や妊娠後期の筋腫の位置と大きさにより判断されます。その時の状況に一番よく、より安全な方法で出産をすることになります。

産後の経過は?筋腫に感染することがあるってどういうこと?

無事に出産した後は、もうひと踏ん張り、ママ自身の身体に十分気をつけてあげましょう。

というのも、産後は急激に子宮へ向かう血液の量が減ってしまうため、筋腫の変性が進むことがあります。
変性というのを簡単に説明すると、筋腫が通常の状態ではなくなる、ということです。変性にもいくつかの状態がありますが、筋腫が変性している状態の時、細菌に感染しやすくなります。

出産後の子宮内では胎盤がはがれた後の修復をしているので、その間、血の混じった分泌物=悪露が出てきます。

悪露の状態が
■急に量が増えた
■急に量が減った
■悪臭を伴うようになった


また、体の変化として、
■発熱
■腹痛


などの症状があれば、細菌感染が疑われるので、すぐに病院へ行って診察してもらってください。
抗生物質での治療が可能ですが、ごくまれに、抗生物質では熱が下がらず、子宮を摘出しなければいけない場合もあります。

不安なことがあったらすぐ病院へ!

妊娠中も産後も、不安なこと、気になることがあれば、遠慮はいりません!すぐにでも病院に行って診察してもらいましょう。何もなければそれでよし!何かあったら、早めの対応ができてよし!なのですから。

ついつい、忙しかったり億劫だったりして受診を先送りにしてしまいがちですが、自分の身体も赤ちゃんの身体も、守れるのはあなた自身なのです。痛みや不安で心がいっぱいになる前に、まずは受診し、お医者様からの説明を聞くことです。そこから、お医者様と信頼関係もできていきますし、もし、親身になってくれないお医者様なら病院をチェンジすることだって可能です。

母は強し!

赤ちゃんにとって一番必要なものはなんでしょう?
また、ママ自身にとっても一番必要なものはなんでしょう?

それは、ママ自身の ”健康な心” です。

健康な体も大切ですが、一番大切なのは、健康な心です。不安を抱えたままでは、健康な心は持てません。自分の身体をきちんと知ることで不安もなくなります。

確実な道で、確実に進んでいきましょうね!

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子宮筋腫 子宮の病気 妊娠中の病気・症状 妊娠

この記事を書いた人

みなみ

子供の背中にキュンっとなります。
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